1999年12月に飲んだワイン


12/25〜12/31

12/25 1982 Puligny Montrachet Combettes Robert Ampeeau et Fils クリスマスです。とっても美味しい白。だいぶ前にゲットしたとっておきのキャビアと一緒に。83のコンベットはキチガイ沙汰に美味しくて期待半分で飲んだ。83に比べると軽めの仕上がり、ただこちらの方がちゃんとした特徴を残している気がする。83は出来過ぎ。
12/26 1998 Burgstadter Centgrafenberg Q.b.A Franken とても珍しいフランケンの赤。珍しいだけ。大して旨くない。
12/27 1964 Ch-Cosd Estournel St-Estephe 誕生日ということで、バースデービンテージ。思ったより若い気がした。ただ凝縮感が少ないというか、う〜ん。84位の物を飲んでいるような錯覚が起きる。ただそんなに悪ければ35年も保つわけもなく、う〜ん。
12/28 1998 Los Vascos いつものロスバスコス。安心感がある。
12/29 1997 Domaine de l Ariolle Paradoxe Cotes de Thongue 父にこの年になって誕生日のプレゼントでもらってしまった。父はワインなんて縁遠いのだけど、酒屋とさんざん話し合って僕が飲んだことが絶対にない物を、と、探してきてくれた。全然期待もしていなかったし、産地もドメも聞いたことがないし・・・。ところが開けてみるととてつもなく旨い!大発見!マルベックだと思う主体は、で産地は調べても分からなかったが、たぶんトゥルロー辺りかな〜?単純に感なんだけど。
12/30 1995 Ch-Lilian Ladouys St-Estephe 今年二本目。前回の記憶がないけど、なかなか良かった。どうもコンクールでメダルを取るワインというのは、決まって同じ様な特徴を持つと思う。旨い不味いではなくて、それを旨く表現できないのがもどかしいけど、きちっとそんな特徴を持ったワインでした。要は10年ぐらいおいとかないとと旨いんだか不味いんだかわからん。
12/31 1996 LaTache 大晦日。今年はこれでしめました。若すぎて酸味が全面に出過ぎ。失敗しました。分かってはいたんだけど、もう少し優しいかな〜と、甘えていたんですが流石に大きな年のこのクラスは、だめですね、ちゃんと待ってやらないと。10年したら気色悪いぐらい美味しくなると思います。安く見つけたら買っておきます。

今年もよく飲んだ・・・。


12/18〜12/24

12/18 1994 Ch.Leoville Poyferre St-Julien 値段の割に安定したワイン。ただ、これはサンジュリアンらしさが少し欠けて感じられた。でもちゃんとした物はちゃんと上手い。
12/19 1998 Eau en Rouge 北海道ワイン株式会社 お歳暮の詰め合わせに入ってきた・・・。キャンベルアーリという品種で作っているらしいがなんとキャンベリー(食べる方の)のブドウの味が強く残っている。あまりあり得ないような気がするが、本当。ワインを飲んだことが無くて、でも、キャンベリーを食べたことがあれば、品種をすぐ当てられる。ようするにブドウジュース。軽くてスルスルとなんだかんだ言いながら飲んでしまった。余談だけど、産地である朝里川温泉(小樽の近くです)にはよく行ったんだけど、十何年か前に町営の温泉浴場が無くなり、かなり衰退の一途を辿っていたのだけど、こんな事を始めていたんですね。
12/20 1993 Randersackerer Sonnenstuhl / Auslese Franken アウスレーゼの辛口?この間はリースリングの辛口に打ちのめされたのにこんどはアウスレーゼの辛口・・・。たしかに所謂あの甘いドイツワインのアウスレーゼとは別物。ちゃんと説明を受けて納得したんだけど、世界は広いと実感させられた。いつも飲んでいる物に比べると華やかさより濃厚感が強く出ていた。
12/21 いつものマルベック。軽いのが続いたので、気持ちのいい濃厚感を楽しんだ。
12/22 ちょっと久しぶりに、お気に入りのリオハを買ってきた。2日続きの変化球。
12/23 1995 Vosone Romanee J.Confuron-Cotetidot 安いロマネ村。なんか久しぶりにロマネ村を飲んだ気がする。特徴は良く出ているようだ。でも値段なり。
12/24 1992 Ch.Margux クリスマスイブ。いつもなら教会に籠もっているんだけど、今年はニョウボ子供が風邪でダウンして、お家でクリスマスイブ。折角だから少し良い物をあけた。
正直、マルゴーには相性が悪い。いつも期待を裏切られる。というので敬遠しつついつかは驚かせてくれるだろうと期待はしているんだけど、未だにない。これはビンテージ的にみても良いわけは無いんだけど、飲み頃といえば飲み頃のはずで、他の4本の1級は期待に応えてくれているので多少の期待はしていたのだけど・・・。繊細にして複雑ではあった。相当評価が難しいが、やはり相性が悪いのかもしれない。旨いことは抜群に旨いんだけど、求めている物とのギャップが不満を募らせる。
余談だけど、翌日までチョコのようなワインの香りが体に残っていた。過去こんな体験はロマネコンティ以来だ。ただロマコンのような華やかな残り香ではない。

やっぱりラトゥールが好きだな、5本の内で、8大シャトーになると少し悩むけど・・。


12/11〜12/17

12/11 つらい二日酔い・・・バーボンだけにしておいた。
12/12 1993 Burgerspial Zum Hl.Gelst Franken 近くの酒屋で定番的に手に入るフランケン。軽すぎてフランケンの持つ華やかさが感じられない。でもフランケンはフランケン。
12/13 八王子でお客さんと飲み会!日本酒を浴びるように飲んだ。思っていたより美味しい銘柄の有あったけど、後半は何だか分からないぐらい飲んだ。良く家まで帰ってこれたものだ。トホホ
12/14 懲りずに、仲間内の打ち合わせ兼、ジンギスカン&飲み会。早めに切り上げるつもりが・・・、とっくに終電はないし・・。お得意のマルベック、コンチャイトロのメルローなどと日本酒。
12/15 1997 Montes Alpha Chile 夜になると飲むんだよね、のんべ〜は。チリにしては繊細なモンテアルパ、コストパフォマンスの高いワイン。ビンテージによる違いが無い(私が知らないだけか?)のも気に入っている。
12/16 1996 Ch.Belleevvue Figeac St-Emilion これもコストパフォマンスが高い。あまり寝かせて置く物ではなく、早飲み専用だと、個人的には思っている。
12/17 1996 Ch.Haut Fonrazade St-Emilion これも基本的には上の物と同じ意見。ただ少し古典的な味わいが追加される。

朝が辛い・・・。フランケンを少し買い込んだのでまたまたフランケンを飲む機会が増えるようです。


12/4〜12/10

12/4 1996 R.Schmitt Muller-Thurgau Spatlese trocken Franken ついに最後の一本。フランケンシドロームも落ち着いてきた。しかし近々又、ストックしようと思っている。このフランケンはそれ程特徴が出ていなかった気がする。
12/5 1997 Gevrey Chambertin Albert Bichot スーパーで購入。正直美味しくはない。値段なりで安かったからまあいいか。
12/6 いつものでも久しぶりにマルベック。相変わらずいい味だしてる。
12/7 1997 Chablis Premier Cru La Foret Domaine Vocoret &Fils 久しぶりのシャブリ。シャブリらしさに欠けていた。最近特徴があまり感じられる物を飲んでいない。あ!安いからネ。でもシャブリぐらいならもう少し何とかなるように思うけど・・・。
12/8 1995 Michel Lynch Bordeaux 特にコメントはない。1200円だもの・・。それにしては良いかもしれないが、とうぶんいらない。
12/9 1994 Ch Trotanoy Pomerol バイトが来てエクセルを一日中打ち込みしてもらっていたので、帰りがけに開けて飲ませた。このバイトは相当のワイン好き&のんべ〜で私と同じくサンテエミリオン好き。このワインは若いのにあっさりとしていた。もう少し荒々しいかと思ったけど、軽めに仕上がっていて、少し期待はずれ。しかし最近ポムロムを飲むとオーパスワンを思い出す、そっくりなんだよな〜、良いのか悪いのかはわからんが。
12/10 Moet Chandon Brut Imperial 1988 Hermitage ジャン・ルイ・グリッパ 1978 Ch Palmer 飲み会in銀座。ローヌ系は全然わからん!しかし、後一息でモンラッシェになれそうな蜂蜜のような、良い感じの白だった。78のパルメは・・・、思ったよりは元気が無く少しがっかり。でも良い物は良い。

来週は二連ちゃんで飲み会だ!体がもつかな〜?