7/22〜7/28

7/22 1993 Yarra Yering Pinot Noir Australia 珍しくオーストラリアワイン。昨日飲みに来た友人のお土産。カシス・少ししてかなり強く木イチゴ。ピノも南、というか気候が違うとこんなに暴れん坊に、元気になるんだな〜。かなり疲れ果てていたので、後半の印象が薄くなっている。
7/23 1995 Ch Lumiere 山梨 前回の印象が衝撃的だっただけに・・・。確かに国産のレベルを脱している。チョコがすこし。考えていたより深みがなかったが、やはり相当美味しいことには変わりない。
7/24 いつものロスバスコス。保存方法を変えたのが功を奏し、安定した重さと味わいの落ち着きを取り戻した。幾ら安くても手を掛けるというか、ちゃんとした状況を作ると豹変して美味しさを取り戻す。当たり前だけど・・・。
7/25 1998 Chambolle Musigny Domaine L'echeneaut Philippe & Vincent ニュイサン・ロマネ村と立て続けにヒットのドメ。流石にコレも相当美味しい。爽やかなワイン。土の感じが良く出ていて、軽やかに飲んでしまった。
7/26 1998 Puligny Montrachet Domaine Leflaive モンラッシェ系は久しぶり。樽香が香ばしい。バターのような、独特の感覚。とろみもまあまあ。若い割にとげとげしくなく、すんなり飲める。ほんの少し軽いかな。
7/27 1997 Ch.Haut-Grignon Medoc ムートンの醸造責任者が個人的に作っているワインだったような?気がする、確か。しっかりとした骨格と、バランスを持っている。ムートン系列と言うには、“あの”ムートンらしさはあまり感じないが、これはこれで考えて良いほど完成度は高い。5年ぐらいしてから飲みたい堅さはある。
7/28 1996 Ch.Macquin St-Georges エミリオンの近郊だから当たり前なのかもしれないが、サンジョルジュ地区のワインは大好きだ。エミリオンより総じて軽めのモノが多い気がするが。ココのシャトーは30ha位の畑を持っているはず。定番的によく飲むが、ビンテージ的なのか少し押さえた酸味、メルロー種独特のとろみ、すこしエミリオンにしてはカベルネが濃いようなバランス。最近よく飲むトスカーナだとかと比べると確かに“暗さを持った明るさ”。トスカーナは“明けっぴろげ”ですから・・・。

どろぼうさんが、下の階の事務所に入ってしまった・・。扉が並んで階段に付いているのでぞっとした。ワインを飲まれてしまう・・・(ないか!)。外人さんの組織的犯行だそうで、確かに最近ここら辺の地域で多発している。ツライので精神衛生上“セコム”することにした。

あ!ラトゥールの1982が手に入りましたので、近々ストックワインをリニューアル更新します。


7/15〜7/21

7/15 1999 Merlot フランスのヴァンドペイ。安いのに結構いける。メルローの独特な甘みと果樹味を味わえる。ただ流石に価格的にも無理なんだけど、深みとかは求めるべくもない。気軽に飲めて気に入った。種独特の後味の嫌みまでもっている。大量購入決定か?まずはセラー確保が先か。
7/16 1998 Nuits St Georges Domaine Le'Cheneaut Philippe & Vincent 先日のA.Fグロのロマネが気になっていてニュイサンを飲んでみた。先に云うとやはりニュイサンらしさがA.Fグロにはあるように思う。もちろん何とも言えない含みを持った味わいは畑の違いだろうが。今日のニュイサンは本当にニュイサンらしい味わいで、爽やかでそれでいて奥深い。香り・華やかな酸味etcどれをとってもニュイサンの特徴をそのまま出している。若いビンテージなのに味にばらつく感じが無く、軽めの中にバランスの取れた若さを感じる。暑い日には本当に美味しく飲める。アフターも爽やかそのもの。入れる場所が有れば買い足すのだが・・・。
7/17 1997 Oded'Aydie Madiran マディランのワイン。マディランの代表格の一本。30hから20万本ぐらいが作られる。あ!なんか専門的!このワインは近くの酒屋さんからお中元で頂いた。最近好きな南仏系。しかしトスカーナにも似た爽やかさがある。非常に美味しい。立つ香りは弱めだが口に入れたときに広がる芳醇な香りはたいした物。酸味も爽やかで心地よい。余談だけど以前サンチャゴ巡礼路をフランス側から巡ったことがあって、その順路にマディランはあり、なんか懐かしさを覚えた。最もこの巡礼路はキリスト教3大巡礼路だけあって、そこら中に何らかの関わりのある場所があったりする。とにかく本当に爽やかな、乳酸菌をも思わせる爽やかなワイン。
7/18 1996 Marginale Saumur Champigny 非常に華やか。比較的軽めに仕上がっている。南仏系の軽やかさが良い。暑い日にはもってこい。
7/19 1998 Los Vascos 久しぶりの定番。温度管理をちゃんとしておいたので前回のような酷いことにはなっていなかった。カベルネのふくよかさと、土地の健康さを充分に堪能できる。 
7/20 1994 Prieure de St-Jean de Bebian Coteaux du Languedoc 先週1993を飲んで非常に印象が良かったので94と96を追加購入してみた。94は93よりも落ち着いた感じで1年若い割に、華やかさよりもしっかりとした熟成感がある。濃厚でランドックのワインの特徴を良く出していると思う。93の時に感じた時間と共に現れる渋みはなかった。

7/21 自宅で飲み会!先ずは1989 Veuve Clicquot Ponsardin 次ぎに 1980 Ch-Montrose St-Estephe 〆に 1998 Vosone Romanee Domaine LeCheneaut Philippe &Vincent ブーブクレコは89のビンテージのロゼ。ビールの代わりにしては少し贅沢だけど、ほとんどそのノリ。あ!梅酒ソーダ??が正直な最初の印象。時間と共にこなれて、非常に深い味わいに変わった。たぶん少し冷やしすぎていたのだろう。2本目のモンローズは80という小さいビンテージだけどいい具合に枯れていて良かった。この枯れた感じの味わいは久しぶりに味わう気がする。トップシャトー力で時間と共に醸し出すこの枯れた、それこそ枯葉のような感じはたまらない。色はまだまだ生けそうな感じだが・・・。もう飲んでしまって良い感じか。もしくはもう一山ある?。最後はロマネ村。かなり遅い時間になってさっぱりとした感じでセレクト。非常に香りが良い!ピノ単独の爽やかさと、登り立つ芳醇な香り。とっても美味しい。確かにボルドーから飲み変えると軽い気はするが、決して薄いところはなくしっかりしている。個人的に本日中で一番美味しかった気がする。しかし2人だけにしてはよく飲んだもんだ。


7/8〜7/14

7/8 新宿で飲み会。居酒屋でしこたまビールを飲んだあとでAntates というチリのメルロー種のワイン。チリらしい健康的なワインだった。どうでもいいけど“白”を頼んだんだけど・・・赤が来た。居酒屋で焼き鳥なら白でしょう!?。

 

7/9 1997 Faill harvest Marlborough ニュージーランドのワイン。ソービニオン・ブラン100%、樽熟。それだけしただけの深さはある。しかし少し刺激が強い。樽でも、もう少しマイルドにならなかったかな〜。寝かす種類のものでないのだから、早くから飲めるように、わざわざ樽仕込みなんだし・・・。しかし、悪くはない。
7/10 1997 Domaine Guy Mousset  Cotes du Rhone 最近この辺りのワインが気になっている。これは、とてもまったりと舌にからみつく。アルコール臭が強い。ただ、時間と共にこなれてくる。比較的軽めに仕上がっている。
7/11 外食。帰りが遅かったのでバーボンだけ。
7/12 1996 Gagliole キャンティ?イタ物。濃厚なとろみに隠れた強い酸味。時間と共に少しこなれて酸味は少なくなる。めずらしく合わないワインだった。5/22に飲んだときは非常に評価が高かったんだけど何故か今回は・・・。前回感じなかった酸味をこれほど前面に感じるというのは珍しい事件。個体によって味が微妙に違うなんて事は良くあることで、しかし今回は・・・。
7/13 1993 Prieure de St-Jean de Bebian Coteaux du Languedoc 非常に華やかな、深いルビー色の中に花のような香り。若干の樽香が深みを増す。甘く軽やかでいて濃厚。しかし時間と共に渋みがきつくなる。もう少し整ったバランスで有ればとてつもなく良い物になる。同一の94・96があるので楽しみ。
7/14 1997 Vosne Romanee Aux Reas Domaine A.F.Gros アンヌ・フランソワーズ・グロ。パラン家に嫁いだアンヌさんとこのワイン。実は初めて飲んだ(たぶん)。爽やかに香り立つ。ふくやかで、まろやか。ロマネ村ってこんな味だっけ?上のクラスと間違えそうになる。上と行っても地理的なニュイサンと言うわけではないが、確かにニュイサンっぽくもある。グロ系列の中でトップクラスに好きになった。村名になるといきなり大したことの無くなるグロもあることだし・・。今は4つしかないからあまり迷わないで済みそうだ。

暑い!最近は飲み会が続くな〜。好きなんだけど・・。週末は2大ワインバーゲン(個人的には)があるので、1つには顔を出そうかと思っている。


7/1〜7/7

7/1 日本酒:白鷹・大吟醸 息子の誕生日会を少し早いのだけど親や兄弟と共に。本日は奥方が日本食をダイナミックに作ったので、日本酒にした。この酒はもう十年以上前になるけどお伊勢参りに行ったときに、宮前の酒屋で飲んで虜になった物。そこでは御神酒に使う物を二合だけ飲ませてくれるのだけど、コレが絶品!たぶん未だに自分なりの日本酒ランキング1位です。それ以降この酒を買ってみては見るものの・・・。しかし今日の酒は少し甘めだけど、さっぱりとして吟薫も着香したようないやな感じもなく控えめで、とても料理と併せやすかった。ちなみに二日酔いもいつもより少ないような・・・。

本日のお酒

お伊勢さまの白鷹の
お店の暖簾。

いつでも何処でも飲んでいる私。向かいはお店の人。


7/2 1998 Los Vascos 定番。しかしちょっと久しぶり。最近見かけなくなっていたので、寂しかった。デパートの一角で見つけて数本購入。しかし今、我が家はワインセラーに入りきれない状態で(ロスバスコスは入れないか?)、最近まではラトゥールのセカンドぐらいのランクは室温状態(年間通して日の当たらない、比較的安定して涼しい部屋なので・・・ようやく改造冷蔵庫に入れることが出来るようになったけど)。当然ロスバスコスは室温!ぬるい・・・(;。;)コメントは避けたくなるんだけど、この状態でもちゃんとしたパフォーマンスを見せるところが地力のあるワインなんだな〜等と思いながら、フォルスターのカタログを探してしまった。現在この悲惨な状況下にあるのは幸いロスバスコスがあと2本だけ、本日は。
7/3 1996 Paleo イタ物。旨い!!アサヒ屋さんの勧めるワインは毎回目を覚まされる思いで飲んでしまう、トスカーナにはめられてからとういものイタ物に周到しているけどコレは又新たなる発見!とてもフルーティーで果樹味があふれ出しそう。とは言ってもものすごく濃厚に凝縮している。カベルネSauvignonを85%も使っているのに独特の嫌みというか、渋さはない。余談だけどすごくボトルがしっかりしている。
7/4 1997 Viga Il Corto Fattoria Di Basciano こういつもすごいイタリアを飲むとこの程度では驚かなくなってしまっているのが少し怖い。非常に良くできた熟成感と果実味。ただ今までのトスカーナに比べると華やかさというか弾け出るようなモノが薄い、ま〜それだけ几帳面というかある意味バランスの取れた良いワイン。
7/5 1996 Chianti Classico う〜ん、酸味が強くばらついた、しかもそれ程深くなく・・・今一。で、少し残してしまった。一日して飲んだらびっくり!程良いバランスがとれ角が無くなり酸味も影を潜めて非常に上品なキャンティーに変身していた。要するに3〜5年してから飲めば相当美味しいのだろう。ディキャンタレベルでどうなるかは不安。
7/6 1997 Chateau Neuf du Pape Clos Saint Michel 焦がしたようなチョコの香りが良い。ほんの少し軽めに感じたが充分に凝縮している。最近はなぜかヌパブやローヌ・ロティ系がフランスではお気に入りになってきた。
7/7 1996 Ch-Monbousquet St-Emilion 最近エミリオンを飲んでないな〜と思いつつ。エミリオンの中でもコレはかなり気に入っているので、何本かまとめて買ってあった。相変わらず濃縮したメルローの良い感じ。ただ、少し冷えすぎていたせいで(セラー満員のため改造冷蔵庫に入っていた)今ひとつ本領が発揮できていなかったのが残念。自分のミスだけど・・。

今週もよく飲んだ。少しずつ日本酒を飲む傾向が出てきていることに気がつく、嫌いじゃないから良いけど。
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