2001年1月に飲んだ分


1/27〜2/2

1/27 関連するアーティストのオープニングパーティにどか雪の中出かけた。ワインやら日本酒やらで結構飲んだ。
1/28 外食でイタ物の白をカラフェで。戻ってから1999Los Vascos 久しぶりに飲んだ。旨いよね!この値段にしてはダントツお勧め。しかし、疲れが溜まって半分で寝てしまった。
1/29 昨日の残りのロスバスコス。チョコやカシスなどの良い感じの味わい。一日たっても全然元気です。ワインは・・・。1999 Bolla イタリア物らしい軽さ。ひやして飲む類の物。花などの香り。ただ軽すぎ!
1/30 エネルギー賞展の打ち上げ。ものすごく飲んだ・・・。疲れ果てていて後半の記憶が・・・。
1/31 1996 Robert Mondavi Winery Napa Valley Merlot 言わずと知れたロバ−トモンダミが安かったので買ってみた。流石にしっかり感があり、安心感がある。濃厚に凝縮された果実味、でもカルフォルニアらしい底のなさを若干感じた。
2/1 1990 Ch-Saint-Saturnin Medoc ブルジョア級のワイン。90なのにもう古酒の域にさしかかってきている枯れた感じがした。色もほんの少し琥珀がきている。多分元々が軽いのだろう、若い部分もあるけど力無く擦り込まれている。今飲むには最適のこなれ感。
2/2 1997 Ch-Lalande Medoc 奥さんの実家の近くの安い酒屋で買ってきていて、正直期待していなかったんだけど、ものすごくあたり。安いけどこんなにしっかりとして、チョコや果実を感じられる・・・。少し買い込むか!

疲れた・・・。飲み疲れという話もあるけど。エネ賞が終わるとようやくホットする。ようやく正月が来たような感じですか。でも仕事の山との格闘が待っている・・・。


1/20〜1/26

1/20 1995 Castellaccio IGT Fattoria Uccelliera Toscana 非常にトスカーナらしい特徴を持っていて美味しい。ほんの少し軽めに感じたが気になるほどのことではない。ラベル通りの華やかなワイン。
1/21 1995 Ch-Cabrieres Ch-Neuf-du-Pape すごい円やかなヌパブ。購入したお店によると「このワインの畑は、ブドウの木の樹齢が120年を越しており「プレステージ」ワインは1ヘクタールあたり の収量は7ヘクトリットルです。徹底した畑管理が必要となりますが、生産量の少なさを犠牲にし てもあまりあるくら いの素晴らしいワインが出来ます。 参考までにかの有名な「ロマネ・コンティー」の畑からは1ヘクタールあたり24ヘクトリットル のワインが生産されます。これはこの地区の平均の2/3の量です。多くの生産者が、その生産ワインの一部に「プレステージ」といわれる特別なワインをもち、このワ インの品質が、その生産者の価値を判断する材料になっております。そのワインの品質の評判が上がれば、通常のワインも良く売れるようになり、経済的に潤う結果となります。」濃厚感といい、円熟度といい申し分無しでした。
1/22  1998 Mezzan Pinot Nero Erste Neue イタリア物。上品でエレガント。力強さよりも女性的。薄そうでいてしっかりしている。香りも非常によいし、ビンテージの割にこなれていた。
1/23 エネ賞の会場に午後ず〜と詰めていた。帰りがけに焼鳥屋で日本酒。帰ってからはバーボン。今日はあまり飲まなかった。
1/24 1985 Ch-Rigaud Puisseguin St-Emillion 非常に柔らかくて熟成して円味を帯びたメルロー。色も琥珀が少しかかり、丁度飲み頃か。たまにはあたりワインを飲むと気分がいい。ただ何か少しアルコール臭があるように思えてならなかったのが残念でした。
1/25 1997 Ch-Lilian Ladouys St-Estephe 明るい華やかなボルドー。流石に若いので少し暴れるけどしっかりした厚みがある。紫がかった色も濃く、パワフル。
1/26 1998 Chateauneuf-du-Pape Comte Louis de Clermont-Tonnere 非常に腰のある、それでいてこっちの土地にしては珍しい部類の優しいワイン。スパイシーさも程良く優しく、強くは強調してこない。しかししっかりしたスパイスを隠し持っている。滑らかなんだけど、力を隠しているような、そんなパワーを感じた。

エネ賞も佳境を迎えようとしている。なかなか時間の折り合いが取れずに疲労だけが溜まる・・・。来月はマイペースを見いださないと。


1/13〜1/19

1/13 1995 Ch Roubine Cuvee de Bargemon Cotes de Provende 非常に柔らかくて優しい。カシスや少しチョコ。イタリア物とフランス物の良い所取りで半分にしたような感じ。フランスにもまだこんなに個性的な土地があったのかと驚いた。
1/14 1998 Ch-Duhart-Milon Pauillac 堅い!ビンテージ的に当たり前だけど堅い。久しぶりにボルの堅さを味わった。数時間後少しは角が取れてきたけれどまだまだ無理があった。ということは相当良くできているって事?5年くらいしないと何とも言えないけど期待できるでしょう。
1/15 1998 Clos Fremur Anjon Roige 一度飲んだことがあるのに印象が薄い・・・。もっとスパイシーだった気がするんだけど・・・。非常普通のワイン。若干スパイスが利いているぐらいの特長。
1/16 多摩美の展示の撤収。打ち上げは25人ぐらいの人数!相変わらず120のメルローぐらいしかワインは飲まなかった。AM2:30まで延々と・・・。
1/17 エネ賞の施工日。寝不足とほんの少し二日酔いでした。終わってから打ち上げ。今日は15人ぐらいでした。チリのコンチャイトロメルローを飲んでいた。流石に寝不足と疲れでタクシーで寝てしまった。
1/18 1997 Starke Cabernet Sauvignon South Africa 若い!作りから何から何まで若い!って感じ。良くも悪くもカベルネの特長が強く出ている。南アフリカのワインも久しぶりに飲んだ。作り手は確かものすごくメジャーな方だったような気がするが、忘れた。
1/19 1997 VignAalta Baoia oi Morrona 旨い!スパイシーでありながらフルーティー!トスカーナにランドックを少し混ぜたような感じ。非常に良くできている。弱炭なのはビンテージのせいだろう。

今週はよくよく飲んだ。かなりハードな仕事の合間を縫って・・・。


1/6〜1/12

1/6 昨日の残りのフランケンと、中途半端に残ってしまったお酒をチャンポンで飲んだ。
1/7 1994 Solane Valpolicella Classico Santt 前飲んだときに良い印象だった気がしたんだけど・・・。酸味が強く時間で少しは解決したけどあまり感心しない。
1/8 1996 Ch-La Raz Caman Premieres Cotes De Blaye あまり期待していないときに突然のヒット(決してホームランではないが)を打たれたような、衝撃があった。チョコ、深く濃厚な地力を持つ。この価格でものすごいコストパフォーマンスだ。格付けシャトー並、もしくは非常に良くできたカルフォルニアのような・・・。
1/9 1973 Ch-Fort de Vauban Haut-Medoc 変だ!確かに枯れた感じやエッジに枯葉の色が来てはいるんだけど・・・。弱炭を感じてしまう。澱もすごいし、ビンテージ的にそれ程大きい年でもないのに。いや、いくら良い出来でも27年して弱炭なんて考えられない。リコルクの後は有るような無いような。コルクが異常に新しい。しかしビンテージはあっている。絶対リコルクしてあると、しかもつい最近。と確信した。値段も安かったけど、その割にしっかりしていてとっても美味しいし、面白い。深みには少し欠けるけど熟成した枯れた感じは大好き。3〜4時間したらかなりこなれてとろみもました。
1/10 多摩美の施工が銀座館で朝も早くからあって夜も遅くまで働いていた。銀座で飲んだ。120メルロー。買うと安いのに3倍物値段を取られる・・・。でもま〜美味しい。疲れ果てていた。
1/11 1997 Ch-de Lussac けっこうよく飲む割に久しぶり。少し堅い。エミリオンの優しい感じはあまりなく、時間を必要としているようだ。出来が良いということか?そうでもなさそうだけど・・・。
1/12 1996 Cellole Chianti Classico キャンティ嫌いなので飲むのが後回しになっていた。しかしトスカーナ好きのキャンティ嫌いというのは矛盾していそうだけど・・・。イギリスにはよく行くけどロンドンにはあまり立ち寄らないので、きっとそういう性格なんです。だいたい今まで飲んできた(出回っていた?)キャンティといわれる物などは何処で作ってるんだか分からないぐらい、土の味はしないはクラシコと付けば少しはまともといわれても、信じるだけのワインには、なかなかお目にかかることなどなかった。で、本題。このキャンティは大好きなトスカーナの味!当たり前だけどキャンティがトスカーナだと言うことを再確認できた。爽やかで健康的で言うこと無しの美味しさでした。ほんの少し軽いかな?

年が明けたとたんにキチガイ沙汰に忙しい・・・。体が持つか精神的に持つか・・・。あと2週間が山!。週末から最大の山場に突入!落ち着いてワインが飲めるのはいつになるのだろう・・・。あわただしくもよく飲んではいるが・・。