2001年2月に飲んだワイン


2/24〜3/2

2/24 風邪気味だったので日本酒。以前にもらった多磨自慢の1996年純米吟醸を独特の寝かせ方をしたもの。非常にとろみが利いていて濃くし上がっている。元々の酒を飲んだことが?だからよくは分からないが、この寝かせ方は成功だと思う。
2/25 1998 Cotes du Rhone E.Guigal 風邪・・・絶不調!ギガルのこのクラスは少し軽い事を除けば文句の付けようがない。何しろ安い!南のスパイスの利いた良いワインでした。
2/26 風邪が一段と酷くなってきた。ホットウイスキーで我慢した。
2/27 医者に行って来た。インフルエンザ?等と脅かされてしまった。日本酒を少し飲んだだけ。味覚が無くなってきている。ツライ。
2/28 1997 Nuits Saint Georges Michel Gros 味が分からない・・・!鼻と喉が壊滅的な打撃を受けているのでまともに味が分からない。始めは少し刺激があったがしばらくするとこなれてグロの独特のとろみのようなものが味わえた。
3/1 風邪がおなか(胃)にきてとてもワインを飲む気分ではないので、日本酒(だったら飲むなって突っ込まれつつ)。
3/2 1998 Ch-Neuf-du-Pape Domane de Lavieille,Julienne 胃には来ているけどかなり楽になってきた。昨日行ったコンペディションで頭の中が“ヌパブ”状態だったのでこれにした。少しおとなしめのヌパブだけど逆に綺麗に仕上がっていて美味しかった。

しかしこんなに飲めなかったのも久しぶりというか、初めてかも知れない。(しかもギガルのボトルはどっかいってしまうし・・・)風邪がこれほどツライのも久しく経験してなかった。なにしろ去年から二日と明けることなくゴルフの練習に行っていたのに、この風邪で5日も練習に行けなかった。ワインの話題といえば、3/1に高輪プリンスでAlain Corcia Collection Wines for Tasting てなものがあって、風邪を押して行って来ました。ものすごく良いワインが(Grand Cruぞろぞろ)しかもちょっと珍しいものも多く、最近のお気に入りのローヌ系が大半を占める願ってもないコンペでした。(しかも全て無料)最近大好きなCh-Cabrieresのオーナーが来ていたり、娘さんもワインを作っていて隣のブースにいたりでとってもアットホームでよかったです。来ている人も思ったより少なく会場もそれ程広いとは言えないスペースなのでかえって、良かったと思います。ただし!!本当に心残りなのは風邪で何せ味が・香りが・・・。今回の風邪で体調の重要性をイヤと言うほど思い知らされました。

PS:朝(3/3)シャトー・レオヴィル・ポワフェレのオーナー来日記念試飲会のお知らせが届いた。3/5日18:00〜だけどどうしようかな〜。


2/17〜2/23

2/17 昨日の残りを飲んでから、1998 Corvo シチリア。これは旨い!凝縮した果実とそれでいて明るく爽やかな軽快感を両立している。イタ物にありがちの軽さはなく、非常にバランス良く出来上がっている。安いので又買います。
2/18 1996 いつものリオハ。久しぶりに買ってみた。この独特な凝縮感とリオハならではの味わいが爽やかに味わえる。美味しい!
2/19 1998 Danzante Sangiovese フレスコバルディとロバートモンダヴィがマルケ地方で作ったもの。イタリアものはモンダヴィでもこんなものかってかんじ。サンジョペーゼのせいかもしれないけど、モンダヴィっぽくはない。知らずに飲んだら美味しいイタリアものにしては腰のあるワインだと思うかも知れない。美味しいには美味しい。年をもう少し重ねた方がいいのかも。
2/20 2000 Sunrise いつもはメルローなんだけど今日はカベルネ。思ったより柔らかく、こなれている。健康的な果実のギュッと詰まった感じに好感を持つ。安くてこんなに良い物が作れるのは、土のせいだろう。
2/21 1988 Savigny les Beaune Ampeau ブルはものずごく久しぶりの気がする。アンポウは結構良いビンテージにならないと出してこないのでそれなりの安心感がある。酸味が強いがとろみもある。色は琥珀が少し入っている。複雑さを持ちながらさらっと流すところなんか流石アンポウ。
2/22 1999 サンライズメルロー かび臭い!最後までかび臭かった。カベルネの方が数段旨かったことに気が付いて愕然。今まで無意識にメルローを選んでいた・・・。
2/23 1999 Chablis Joseph Drouhin 和食だったのでフランケンを買いに行ったのだけどなくてシャブリ・・・。スッキリしていて、ちゃんとバターやとろみも持っている。樽香も程良くあり、この若さにして良くこなれているし、若さもある。良くできている。

週中から怒濤の仕事量になってきた・・・。あまりの物量にサボれない(さぼるな!って)制作が重なるので1週間は忙しいゾ。


2/10〜2/16

2/10 1998 Cotes Du Rhone EGuigal ギガルのこれはお気に入りの一本。安いけどかなりしっかり出来ているし、ローヌの独特感をちゃんと感じることが出来る。今回のはほんの少し大人しめ。でもスパイスの利いたパンチのあるワインでした。
2/11 1999 コンチャイトロメルロー 外食先で日本酒を結構飲んでいたので残しても良い安物で。けど流石に美味しいわ!コストパフォーマンスが高い高い!結局飲みきった。
2/12 1997 Herencia Remondo Crianza Rioja リオハにしては酸味の利いたワイン。干したプラムや、ベリー系。それに合う食事ならかなり良くできているため、良いかも知れない。久しぶりに円やかな酸味を味わった。
2/13 エネ賞企画展の撤収日。年末から続いたエネ賞がらみの展示もついに終了です。打ち上げでソアベクラシコ。冷やしすぎだけど冷やさなければ多分飲めた物じゃないかも・・・。120のカベルネ。こっちは少し軽すぎだけどチリらしい健康的なワインでした。
2/14 1997 Wurzburger Stein Kabinett すごく久しぶりにフランケン。しかも今までで一番良いフランケンワイン。のはず・・・。始めは弱炭。しばらくすると丸くなる。「ハンベルグの騎士」をモチーフにした絵がついた記念ボトル(限定品)故に高かったのか・・・。期待したフランケンの味は若干薄く、ただまろみやとろみは確かに感じたので、良くできた物はこうなるのかも知れない。ただ、安くてもあの爽やかさと、若草のフランケンがすきだ。
2/15 1999 G.Moulinier St-Chinian ランドックグループに属するサン・シニヤンのワイン。ランドックそのもののスパイス。爽やかさはこちらの方が上か。ランドック好きにはたまらない美味しさ。久しぶりに安くて上手いワインに出会った気がする。少し買い込む予定。
2/16 1999フォーリングスターのメルロー&マルベック 外食先でハウスワインの白・カラフェを飲んで来たので残しても後悔しないものを飲んだ。しかし安くても美味しい物はある物だ。(半分残して寝た)

やっと・やっとこ通常の仕事のパターンに戻った。しかし重いのがいくつかあって忙しいには変わりがない・・・。事故の補償問題(僕は純然たる被害者)も、ようやくけりが付きそうだ。もう少し早い対応を求めたかったけど、ま〜しょうがないか。


2/3〜2/9

2/3 1994 Solane Valpolicella Classico Santti イタリアが飲みたくて買ってきた。もう少ししっかりした物だった気がしたが、思っていたより軽かった。それでも花の香りや、軽い中にも凝縮感があった。
2/4 1999 Cono Cur Nerlot コノスルは久しぶり。メルローのこれでもかという凝縮感を感じる。チリらしい、明るいワイン。複雑さや土の香りを求めるべくもないが、この濃さはものすごい。こんなに新しいのにものすごい澱が物語る。
2/5 1998 Querciabella Chianti Classico 美味しい!久しぶりに当たった!トスカーナの華やかさは薄いけど、かなりしっかりとした仕上がりとブーケ。爽やかでいて奥が深い。でもとっても安い!目白の酒屋で見つけた。又行ったら買い込もう。
2/6 1998 Ch-Tour de Calens Graves 少しかび臭い。時間が解決してくれる程度。グラーブの優しさが出ている。もう数年したらきっと良い感じになると思うパワーは秘めている。時間と共に甘み・旨味が増してくるが、何故か酸味も増してくる。
2/7 1999 Los Vascos 安定して美味しい。連ちゃんで飲んだんで特に感想なし。
2/8 荻窪で飲み会。日本酒は本当に弱くなった・・・。飲んでいる間に眠くなってしまった。が、10分ぐらいで復活できた。最近寝不足で飲むととたんに眠くなる。
2/9 1996 Ch-Grand Moueys Premieres Cotes De Bordeaux ロスバスコスに一回フィルターを通したような感じ。綺麗に仕上がっているけど迫力はない。でもその分爽やかさはある。口当たりは軽め。

仕事も何となく一段落して身体が楽だ。でもやらなければならないことは山のように・・・。考えないように3連休を取ろっと!