2001年3月に飲んだワイン


3/31〜4/6

3/31 鍋。故に日本酒。今一調子悪く・・・。しかし何故桜満開にして雪が降る・・・。
4/1 1998 Serego Alighieri ダンテ(詩人)の子孫が1353年以来所有し作っているそうだ。もの凄い干しプラムのような果実と酸味。濃厚なほうではないにしろこれほどにフルーツが強いのは初めての経験。これはこれですごいことだ!青空の下出来れば真夏の空の下飲んでみたい。本日訳も分からないけど高熱が出てすぐ寝た。
4/2 1999 Lacryma Christi ラクリマクリスティ。以前飲んだとっても美味しかったラクリマにはまだお目にかかれないけど、これもこれで美味しい。少し軽めだけど・・・。
4/3 1999 Los Vascos いつもの、でも久しぶり。少し軽く感じるけど、花粉症で味覚が麻痺しているので充分美味しかった。早く良くなって美味しいのを堪能したい今日この頃。
4/4 1998 cabernet de L'Arjolle Vin De Paysなんだけどローヌのあたり。かなり綺麗なワイン。とってもフルーティーで、カシスやプラム。酸味も程良く利いて春の陽気に良く合う。
4/5 1993 Tauberrettersheimer Konigin Kerner Spatlese フランケン。ビンテージのせいか(結構経っているから)とろみがあり、甘くこなれてしまっている。その分フランケンらしいフルーティーな部分や、爽快感が薄れているのがちょっと残念か。でもしっかりしている分ちゃんと作られた証のように楽しめた。
4/6 1999 Buzet アペラシオンはBuzetになっているけどあまり情報量がない。ボルドーの近くらしいけど(確認していない)割りと軽めでカオールなどを連想させられる。ま〜安めの軽いボルにはありがちと言えばありがちの・・・。時間が経つと雑味が増す。

今週は何だか調子をつかめずに一週間が過ぎてしまった。タイミングが何か狂う??花粉症のせいか、はたまた春のよう気のせいか?調子を崩すと言えば車が入退院を繰り返すざまで・・・。


3/24〜3/30

3/24 外食先で紹興酒をけっこういただいてしまったので、ワインはお休み。家では日本酒を少し飲んだ。
3/25 1999 Muller Thugau フランケン。珍しくフランケンが2本も出ていたので買ってきた。やはり普通にはなかなか売っていないのが残念だ。これは、フランケンらしさは薄いけど、青林檎のような爽やかな酸味、日本食には何故か良く合う。
3/26 2000 Tacama Peru ペルーのワイン。記憶が確かなら初めて飲んだ。あまり良い意味ではなく土臭いというか、粗野な感じ。濃いには濃いけど旨味が濃いのではなく・・・。藤森さんは好きなんだろうか?久しぶりに外した。
3/27 夕方というか夜買い物ついでに新宿でイタ飯。ハウスワインの白。割とサッパリしていて料理の邪魔をしない、特長のないものだった。明日早いので日本酒を飲んで寝た。
3/28 1998 Cotes du Rhone E.Guigal いつもより若干軽く感じた。もう少し荒っぽいんだけどな〜。花粉症デビューしてしまって、鼻が死んでいるので、あまりよく分からないのかも知れない。
3/29 1998 Vosne Romanee Aux Reas A.F.Groe グロファミリーで1,2を争うぐらい好きなアンリ・グロ。前回飲んだときより華やかさが薄かったのは花粉症のせいでしょう。とても綺麗な女性を彷彿とさせるワイン。でも逞しい!
3/30 1998 Ch-Mansenoble Corbieres  ランドック系。だけど、渋みといい相当良い出来。チリ系のワインにメドックあたりのタンニンを足したようなワイン。要するに相当旨い。但し渋いのがダメならダメかも。ものすごい澱が出ていることからも出来の良さが伺えた。

今週ついにコース(ゴルフ)に行けました!練習量は半端じゃないので後はコースで実践有るのみ!来月も行けると良いけど・・。
あと、今週ついに花粉症デビューを果たしてしまった。


3/17〜3/23

3/17 本日は日頃お世話になっている方の、とある就任式及びパーティーに出席してました。かなり世間から隔絶された世界を垣間見ることが出来たのは幸運だったのかも知れない。詳しく書くことが適当かどうか疑問が残るためこれ以上は記述しません。パーティは米軍関連施設で行われ、“アメリカ!”って感じの料理を頂いた。ワインは白も赤も飲んだけどラベルチェックできなかった。赤は軽くて今一でしたが、白は樽香が利いていて、ま〜カルフォルニアなんだろうけど、結構良かった。しかしかなりの有名人も各国から来ていてびっくりした。
3/18 1995 Mishel Lynch あ!久しぶりに飲んだ。やっぱり美味しい!安いし定番です。
3/19 1996 Cabardes Alain Ducasse なんでもミシュランの3つ星のレストランを2つも持つオーナーがそのレストラン用にセレクトしたワインだそうな。これとグラーブがあったんだけどとりあえず安い方を買ってみた。非常に軽いんだけど、奥深くにチョコやバニラのフレーバーを感じる。料理の邪魔にならないタイプ。そのままか!ランチなんかに併せやすいかも。軽いけど侮れない複雑さを持っている。
3/20 子どもを寝かしつけて、近所にある個人的には一番美味しい焼鳥屋を超越した焼鳥屋に久しぶりに行った。日本酒、越の蔵大名というのを飲んだ。何しろ鳥が旨い旨い!特に鴨のレバー刺が絶品!後同じく鴨の砂肝の刺身!これはサービスで頂いた。
3/21 1998 Ch-Pesquie Cotes deVentoux ローヌ系のワイン。非常に噛みごたえのあるしっかりしていてそれでいて綺麗。ノンフィルターならではでしょう。ローヌ・ヌ・パブ系は安くてもちゃんと作られたワインが多い。
3/22 1998 Ch-Mourgues du Gres Cotes de Nimes 昨日と同じくローヌ系のワイン。少し訳の分からない(?)産地を続けてみている。昨日よりももう少し洗練された感じで女性的。スパイス感は抑えめだけど旨味が多いのが特長か。
3/23 昨日お客さんが来て、お土産に“十四代”というお酒を頂いたので、飲んでみた。生酒だけあってとろみに似た腰があって、それでいて香りがなんともフルーティで爽やか。一見サッパリとしていながら、濃厚な深みを持つ。しかし日本酒に弱い私は半分(一升の)で今日はお終いです。

いや〜今週は何だか色々有りすぎて・・・。極端に忙しかったり、ポット時間がとれたりで、それはそれで非常に疲労の溜まる一週間でした。金曜日についに“花粉症”の血液検査を受けに、近くに開業した小学生以来の幼なじみの内科医へ初めて行って来た。6年ぶりに再会して出る言葉は「お互い年取ったね〜」しかありませんでした・・・。ずっと地方を転々としていてなかなか逢えずじまいだったヤツなので、近所に戻ってきたことを実感すると何かとても嬉しい日でした。しかし・・・たばこも酒もやらないとは・・・しかも帰り際に禁煙のお勧め本を渡されてしまった!相も変わらず真面目を絵に描いたような、私と正反対なヤツでした。


3/10〜3/16

3/10 1997 Beaumes de Venise Cotes du Rhone Villages 優しく柔らかいけどものすごくしっかりしている。ちょっと地酒をイメージさせるワイン。洗練されたそれは無いけど、魅力的。至って真面目に作られている。ローヌにしてはスパイスは抑えめ。若さは多く感じるが澱はすごい!
3/11 2000 サンライズ・カベルネ特にコメント無し。定番ですし・・・。しかしもう2000年のワインが普通にあるとドキッとしてしまう。
3/12 1998 Cono Sur チリのワイン。以前目白の駅前にある良く行く酒屋で買って美味しかった物が近くのスーパーで売っていたので買ってみた。保存状態は余り良くなかったけど、値段も安いしこんなものかな〜。
3/13 1999 La Chasse du Pape Cotes du Rhone スパイシーさは少なく、イタリアのワインのようだ。明るくサッパリとしていて悪くはないけどこの土地のワインを期待すると全然違う。多少はスパイスの感じで分からなくはないけど・・・。
3/14 1997 Trapiche Oak Csk マルベック 少し堅い。同じ銘柄のカベルネと飲み比べしてみるつもりで購入。マルベックの甘さというか濃厚さというか、そこら辺が少し薄い気がした。けして濃厚でないわけではなく、素晴らしく濃いんだけど・・・。どうでもいいけど体調不良でぶっ倒れてしまったので、残した。
3/15 1997 Trapiche Oak Csk カベルネソービニオン 相当しんどい状態だけど、飲む。昼に八王子にある“うかい亭”という高級店で食事をする機会があり(もちろんクライアントの奢りで。自費ではよう行かん!)アペリティブのシャンパンにはじまり、たぶん“エルミタージュ”か、なにかを堪能した。もちろん料理はとんでもなく美味しい。ワインに関しては少し軽めのクセのない、爽やかなワインでしたが分け有りゲストなものでラベルを確認するチャンスを逸し、私のカンです。どうでもいいけど夕方3時から1時間半かけて昼飯にしたら夕飯食べれません!現在7:30分もたれています・・・。で、昨日の残りを飲んでからカベルネを開けてみた。こちらは非常に良い感じで、柔らかくも濃厚で果樹味に樽のパワーが加わり、非常にバランス良く仕上がっている。昨日の予想だとカベルネはかなりきついと思ったんだけど、とっても良い意味で期待を外した。飲むなら断然こっち。
3/16 1999 LeBombarde Cannonau di Sardegna サルデニア島のワイン。他のイタリアとは完全に違う独特の旨味をもっている。若いのに堅くなく、甘み・旨味の非常に詰まった、それでいて爽やかである。結構褒めちぎり状態です。

今週は忙しいんだけど体調が悪くて、克てて加えて時間に束縛される変な・精神的にツライ一週間でした。落ち着いて飲めるようになるまで安ワインが続く予定です。(経済的にも・・・)あ!今週から新しいデジカメで撮っています!(分かりづらいけど・・・)


3/3〜3/9

3/3 1998 Prelude a Grand Puy Ducasse Pauillac 安い割にちゃんとポイヤックしていて嬉しかった。若くて暴力的な物ではなく、若さは当然としてもエレガントに濃い。メダル物にしては柔らかい。
3/4 1996 Trrione Toscana トスカーナにしては少し暗め。その分凝縮しているのかも知れないが華やかさは影を潜めている。然し独特の香りといいトスカーナの力は凄い。
3/5 1999 Delphine de Margon Chardonnay Vin de Pays des Cotes de Thongue 長い・・・。しかし!旨い!シャルドネのフルーティな感じをたっぷり残しながらも樽香がアクセントになり、濃く深い味わいを醸し出している。色は何故かかなり琥珀がかっている、若いのに。かなりコストパフォマンスの高い白ワインです。
3/6 1995 Templiers du Grand Moueys Premieres Cotes de Bordeaux 非常に柔らかくてそして濃い。カベルネとメルローだろうけど、メルロー率が高いと思う。しかしすこしカベルネが出来すぎで後味にアンバランスを感じる。多分時間が解決するでしょう。
3/7 1996 palacio De La Vega Merlot Navarra スペインのワイン。メルローの優しさが強い太陽の下、力強さを与えられたようだ。新大陸と言うには語弊があるけど、フランス圏外の南アフリカ・チリ・なんかに良く感じる太陽の恵みいっぱいの明るく健康的なワインでした。
3/8 1996 Cote Ratie Robert et Patrick Jasmin 酸っぱい!期待したスパイシーさも酸味にかき消されている。力はありそうだけど、何せ酸味が・・・。時間をおいたらかなり柔らかくなった。全体的に軽め。
3/9 1998 Ch-Tour de Calens Graves グラーブらしい綺麗な立ち上がりのワイン。綺麗で軽いけど奥行きはしっかりしている。そういう意味でもグラーブらしい。美味しかった。

仕事がテンパッて籠もって仕事の山と格闘する日々です。来週になれば・・・。先週までちょくちょく飲んでいた日本酒の写真をアップするのを忘れていたので、唐突に