2001年4月に飲んだワイン


4/21〜4/27

4/21 1998 Borgo di Sena  negroamaro サレントのIGT。イタリアの南の方。ネグロアマーロという葡萄。知らないという先入観があったにしろ、期待以上の美味しさだった。イタリアのワインには根底に流れるアロマというかソウルというか、明るくフルーティーでいてシンのある・・・。トスカーナなんかによく見かける“なんか”何だけど、良い出来のものに必ず見え隠れしている。土地というかイタリアのプライドか?
4/22 1995 Sh-Latour martillac Pessac Leognan まだかなり若々しい。カシスや干しプラム。少しチョコ。でも柑橘系の方が勝っていて、若々しい印象が強い。グラーブらしい軽さだけどしっかりした濃縮感は感じられる。
4/23 1997 Falling Star なんと!299円!!安いワインだけどこんな値段では初めてみた!8本も買ってしまった。だって美味しいし何の問題もない!少し軽いけど、充分美味しい!!
4/24 1998 Ch cotes du Fayan Puissequin St-Emilion とっても安く売っていたエミリオン。しかし!美味しい!ほんの少しアルコール臭がするのが気にはなるけど、時間が解決するだろうし、軽めとは云えなかなかしっかりした作り。とろみが何とも言えずエミリオン。極端に早飲みタイプ。置いておいたらスカスカになりそうだ。

本日僕の恩人であり、親友であり、良き理解者であり、良き先輩であり、15年以上前だけど一時期我が家に転がり込んできてもいたくらい、親しかった“I”氏が他界しました。3つしか違わない年齢に、また最近までとても元気でしたし健康には人一倍気を遣う人だったので、実際まだ実感がわきません。突然の心筋梗塞だそうです。4年前に同級生を同じ名前の病魔に持って逝かれて、又かって感じです。
写真のイの字も知らなかった僕や仲間に色々教えてくださり、実際誰かに写真を教えてもらったのは彼だけだったかもしれないし・・・。心よりご冥福をお祈りいたします。
主の御力により、残されたものの往く末と、彼に主の平安をお与えください。

4/25 午前中大忙しでクライアントを廻り、打ち合わせをこなしてからそのまま車で羽田へ。久しぶりの北海道へ。旭川空港から50km位離れた滝川市へ。お通夜が終わってから出居酒屋に友人と、日本酒など。時間も早いので旭川へ戻りホテルへ。“i”氏とよく行った居酒屋で少し飲む。当時のお店はほとんど無くなっていたのが寂しい、いちばんよく行って私の一時期手伝っていたバーも今年店を畳んだし・・・。その後は繁華街をぶらぶらと疲れているにもかかわらず、目がさえて仕方がない。相当飲んだけど酔えず、コンビニでワインを買ってホテルで飲んだ。あまり美味しいものじゃなかった。
4/26 葬式が終わってから少し道内を撮影しながら帰路に就く。ANAのワインを機上で飲む。カベルネらしいけどそれ程のものではない。夜11時ぐらいに帰宅。バーボンだけ煽って寝た。

4/27 299円のフォーリングスター。結局もの凄い数量を買い込んでしまった。

は〜・・・。疲れました。連休でペースを少し戻さないと心も体もボロボロです。


4/14〜4/20

4/14 1999 Est!Est!!Est!!! あった!あった!!あった!!!と、驚くほどでもないけど・・・。イタ物の軽くて爽やかなワイン。がぶ飲みに良い。少し甘さが強いか。冷やしたせいかもしれないけど。
4/15 1996 Vallformosa Penedes スペイン。あまり期待していなかったんだけど、とっても良い感じ。トスカーナを思わせるフルーティーとリオハの濃厚感が両立していて、気に入った。テンプラとカベルネの絶妙な熟成感とブレンド。安いので少し買い込もうか・・・。
4/16 1998 Vosone Romanee Pierre Andre 慈善のワイン。少々かび臭いが、時間が解決するだろう。根底にあるとろみ感はかなり良いニュイを彷彿とさせる。香りももの凄く、アフターテイストとして拡がりをもつ。
4/17 1996 Ch-Bellevue St-Emilion 久しくエミリオンを飲んでいなかった。特に理由はないんだけど・・。ラベルの美しさについ購入。しかし、作りは・・・?エミリオンらしさがあまりなく、粗っぽい作り。ただ軽めに仕上がっている分、ある意味バランスをとっている。色などは濃いので期待させられる要素は多かった。ビンテージ的な問題なのかも知れないし、判断に困る。エミリオンのメルローを堪能したいのなら×。ポムロル系の堅さが好きなら、ま〜なんとか。
4/18 1996 リオハ。安定して美味しい。程良い酸味と果実味。なんかホットする味わいです。
4/19 1995 Sterling Vineyards カベルネソービニオン。ヤードという言葉に敏感な今日・・・。ノンフィルターのようにざらつきがある。しっかりとした凝縮感と爽やかな酸味。カベルネの堅さを軽やかに仕上げている。でも濃厚感は充分すぎるほどある。良くできている。
4/20 1999 Piave Merlot ヴェネト州のワイン。メルローなのかどうか分からないほど、爽やかに軽やかに仕上がっている。変なエミリオンの外したときに比べればあたりだけど、メルロー??ね〜。作り方によって確かに軽くなるけど、ここまでメルロー臭くなく作れるのもイタリアならではなのかも。普通に飲むなら、少し軽めの本当に良くできた美味しいワインなんだけど。メルローって書いてあるからな〜・・・。

筋肉痛が・・・。最近ほんの少しだけど腹の辺りがしまってきた。運動を始めた成果が徐々に出てきたようだけど、なぜか体重が増えている・・・。おかしい??ダイエット計画が・・・。といって酒、辞める気は毛頭ないし・・・。食事は元々そんなに大食らいでもない方だし・・・間食しない人だし・・・酒・・・ですかね〜???。


4/7〜4/13

4/7 1997 Chianti Classico Zonin 甘め。キャンティにしてはしっかりしている(偏見?)ボディに厚みがあり割といける。しかし甘さが目立つのがやはり気になった。トスカーナものとは一線を画す。もう少しフルーティなほうが・・・。値段が値段なだけに贅沢か!
4/8 1997 Michel Lynch 相変わらず川井のバントのように渋く品質の安定感を感じる。定番的だけどやはり美味しい。今回は店頭での品質劣化をしていなかったようなので安心した。
4/9 1998 dei Sassi Cavi イタ物 このイタ物も少し甘さが目立つ。もう少しシャープなものを期待したんだけど・・・。後味にほんの少しスパイスが利いていて、そこそこに評価できる。ちょっと変わったイタ物って感じ。
4/10 1988 Ch-Ducru-Beaucaillou St-Julien ポムリーのブリュットロワイヤルを一杯アペに飲んでから。少しかび臭く感じたが、ジュリアン独特の土臭さと相まっていやな感じはしなかった。とろみも少々出てきているがまだまだパワフル。抜栓後相当時間をかければ程良くこなれそうな気がした。昔よく行ったワインハウスにて。やはり美味しいものは美味しい!
4/11 1997 Nuits Saint Georges Clos Des Corvees Domaine Prieure Roch 正直間違えて開けてしまった・・・。もう少し取っておくつもりのワインだったんだけど、間違えた。複雑味といい、他のニュイとは一線を画している。何とも言えないとろみ。香りはまだ沈んでいるけど、プラムなどの爽やかな酸味が何とも言えず良い感じ。やはりもったいなかった。
4/12 1999 Cotes Du Rhone henri Duremont ローヌにしてはパンチがない。しかし爽やかな酸味といい、かなり気に入った。奥底に独特のローヌのスパイスを感じることが出来るが、華やかな印象の方が強く残った。
4/13 1997 Carruades de Lafite Pauillac ラフィトのセカンド。想像以上に軽い。トスカーナっぽいところがある。鼻に抜ける(花粉症で抜けは悪いが・・・)香りにポイヤックを感じれる。少しアルコール臭。

しかし、ここに来て仕事が固まって襲ってきた!ついにめげて数本人に投げてしまった。それでもやりきれるものだろうか疑問が・・・。少し働かないとワインも飲めなくなりそうだし、頑張りますか!