1996年6月、3年ぶりにフランスへ行って来ました。前年にもほんの少し滞在したのですが、腰を据えての滞在は久しぶりで、フランス一国だけの旅行は初めてでした。今回の目的はずばりワイン。シャルルドゴールから乗り継いでとりあえずボルドーまで空路にて向かいました。
私の旅行のスタイルはかなりいい加減で、あまり事前に下調べをせず。空港でレンタカーを借りてさてどこへ行こうか的な旅行しかしませんので当然出たとこ勝負です。ボルドー市内に有名なワインショップがあることは知っていたのでとりあえずそこへ向かい、途中のインフォメイションで地図やら、関係しそうなパンフを手に入れてボルドー市街の中心部のショップへ難なく到着しました。しかしそれ程心にくる物(値段?)には出会えずそこを後にして、国道をメドック地区へ走らせました。途中のスーパーマーケットでエビアンとやすいワインを購入、隣接していた日本で言う海鮮市場みたいなところでかきを山のように食べました。やはりとりあえずChablisでしょう、冷えすぎてましたがとてもおいしかったです。
名だたるシャトーを左右に見ながら国道を進みCH.Beychevelleの駐車場に車を進めると、たまたま観光にきていたと思われるフランス人一家と一緒になり、彼らが申し込んでいた見学コースを一緒に案内してもらえることとなりました。しかも私がフランス語が出来ないと知ると片言の英語が話せる人を連れてきて案内してくれました。とてもいい人でした。でも、とてもとても期待していたティスティングはありませんでした。それだけを期待していたのですが、やはり飛び込みの悲しさでしょうか。しかしめげることなくLatour、Montrroseなど、なじみ深いシャトーをいくつか観ることが出来ました。

Latour

CH.Latourの中庭

CH.Pihon-Longueville-Comtesse-de-Lalande

CH.Beychevelle見学中!

メドックなどを見て回った後あまりいい街がないということになり、じゃSt.Emilionまで行こうということになり、かなりの距離があったんですが、そこはいい加減旅行のいいところで急遽移動しました。
その晩は、高台にあるいいホテルに泊まることができおいしい食事も、もちろんおいしいワインもいただきました。

St.Emilionの中心部にあるカフェ。ここでもおいしいワインをいただきました。

St.Emilionの町中にはワイン関係のお店がたくさんあり個人的はフランスで一番好きな街の一つになりました。また町中にシャトーの販売店?があって日本ではそのころ見かけたことがなかったワインを試飲して一発で気に入って買い込みました。最近ではエノテカが輸入しているみたいですが、各ビンテージまではいっていないようです。

すごく気に入ってしまった・・・。80F

そんなことをしながら、突然じゃあブルゴーニュへ行こうとここまで来たらロマコンみてかなきゃということで、ボルドーを後にしました。(結構はしょりすぎですが・・・)


ロマコン畑で働く人

   
ロマネ村

街の地図

ワインショップ?

町の中心部にあるワインショップのようなところで有料で試飲をさせてくれるところがあり、未だかつてないほどおいしいワインをいただきました。日本で同じものを見つけたのですがその時ほどの感動はなかったです。残念!

途中で立ち寄ったボーヌという村はあまりにも有名ですがいってみると恐ろしいほどのワインの物量がみれます、えげつないぐらいに・・・。1964のロマネコンティが暖かい店内に埃にまみれて生意気な値段を付けていたりします。


2週間強のフランス旅行でしたので書きたいこともいろいろあるのですが重くなりすぎそうなので最後にパリのワインショップのディスプレーの写真と向こうで飲んで結構気に入ったワインのエチケットを公開します。

 

パリでよく行ったワインバーのカード



65Fでした


20Fこれもスーパーで買いました