LBA(生きた血液の分析)で健康管理

LBAって何?

みなさんは、LBAということばを聞いたことがありますか? TV番組「おもいっきりテレビ」、「ジパングあさ6」、雑誌「La Vie」、「さわやか元気」などで紹介されたのでご存じかも知れません。LBAとは"Live Blood Analysis"の頭文字をとったもので、文字通り「生きた血液を分析」するものです。

では、病院などで行なわれるいわゆる血液検査とはどこが違うのでしょうか? それはLBAが「生きた」血液を分析対象にしているところが違うのです。通常の血液検査では、採血の後検査機関に送られ、検査結果のデータだけを受け取ることになります。採血された血液はその直後から死に始め、検査機関では「死んだ」血液の成分を分析することになります。

それに対してLBAでは、採血した血液をその場でチェックするのです。顕微鏡で拡大した画像で、赤血球の形や動き、尿酸結晶やバクテリアまで、リアルタイムで観察しながら説明を受けることができます。

これによって、自分の健康状態を把握する助けになるだけでなく、どんな栄養素が不足しているのかといった現在の生活習慣の問題についても考え直すきっかけが生まれます。これが単なる検査データを見るのとは大きく異なる点です。

LBAはどこで受けられるの?

LBAを主催している団体や個人は日本各地に存在しています。日本健智研究会や健康教育センターといった団体がメジャーなところでしょうか。

注意事項

残念なことですが、LBAを行なっている団体や個人の中には、物を売りつけることを目的としていて、「血がどろどろ」だと脅して「さらさら血」になるための栄養補助食品(健康食品)を強く勧めるところがあるようです。

「さらさら血」至上主義には特に注意してください。あまりに粘りけのない血は、一旦出血すると止まりにくいので、完全なさらさらというのは求めても危険なだけです。また、「どろどろ血」の原因は水分不足であることも多いのですが、もし、そういった説明がないようでしたら、日常生活において充分な水分摂取を意識的に行なった上で、別の主催者のところで再度LBAを受けてみてください。

また、LBAのオペレータやアドバイザは診断や処方を行なうことはありません。あくまで本人が自分の健康状態を管理するのを手助けするだけです。そのなかで、必要があればサプリメントの摂取を勧めることもあるでしょうが、決して強制するものではありません。

健康不安を煽るような話し方や特定の商品を執拗に勧めるといった場合は、本来のオペレータやアドバイザの役目を果たしてはいませんから、構わず速やかに帰りましょう。


LBAの開催を希望される方は、LBA@nifty.comまでご連絡いただければ、お力になれるかもしれません。ただし、このメールアドレスのチェック頻度は低いです。また、オペレータから直接連絡が行くことになると思いますので、その点をご承知ください。