リターンマッチ(10月12日)

 すでに書いたように昨日の釣りでバスに敗退しているため、今日はリターンマッチです。とは言っても昨日の今日だから同じ場所でバスが食ってくる可能性は低くく駄目で元々という気分の挑戦です。単にじっとしていられなかったんですけどね(^^;

 今日は昨日の反省から、硬目の竿(説明)を使います。他にも風対策としてスキー用のパーカー(他に適当なのを持っていない)、悪い足場に対応すべくトレッキングシューズ、水中を見るための偏光グラス、と万全?の装備で望みます。

 で、問題の倒木まで直行、ではなくて、途中で所々釣りながらウォームアップをします。この間に釣れたのは2匹。一匹は39cmだけど意外に引きが強くちょっと驚き。昨日のもそれほどデカくなかったのでしょうか?夏バテから回復したバスは元気なのでしょうか?

 なんて考えながら問題の倒木に到着です。1投目はアタリなし、やはり駄目かと思いつつ、2投目をするもやはりアタリなし。半分諦めつつの3投目、こんなん出ました(^^;ということで何はともあれリターンマチッは終了。めでたしめでたし、と言いたいところですが、まだ続きがあるのです。

 次は昨日40cmが釣れた倒木へ向かいます。しかし、アタリはあったもののアワセそこねてそれっきりアタリなし。で、これにて今日はおしまい、かというと、更に続きがあるのです。

 この近くに新たな沈木を発見してしまったのです。これは5m位沖にあって枝がちょっとだけ水面に出ています。木の全体像は全く見えないのですが、あれだけ沖で枝が出ているということは小さな木ではなさそうです。今までの倒木と違って沖にあるので大物の期待も高まります。でもあんな所でかかった魚を本当に引き抜けるかという不安はあったのですが、まぁともかく釣ってみます。

 場所を少しずつずらしながら枝の周りに投げた3投げ目。アタリがあり合わせるとガッツーンという強烈な引きです。さっきの43cmよりずっと強烈な引き。木に逃げ込まれないように必死にリールを巻きますがドラッグ(リールに付いている糸切れ防止装置)が滑ってしまい糸は巻かれるどころか出る一方。結局、魚に横に走られてしまいます。そして木に巻き付かれて一巻の終り。糸は切られなかったけど魚には逃げられてしまいました。しかし、さっきの43cmでは滑らなかったドラッグを簡単に滑らせてしまう奴、いったい何cmだったんだ?やわな竿だったら間違いなく折れていたでしょう。しばらくは茫然自失状態でありました。

 一休みして、気を取り直してもう一度探ると33cmのバスが釣れました。この後ももう一度アタリがあったのですが、なんと糸の結び目がほどけて針が外れてしまいました。さっき逃がした大物で結び目がずれていたのでしょう、糸の傷は点検したけど結び目までは気がまわらなかったのでした。経験不足ですね。まぁあまり大きそうではなかったからいいけど。それにしてもこれだけ魚がいるということはここはA級のポイントのようです。これで次回もカレロが再び決まってしまいました(^^;

 結局、今日の釣果は43,39,33,32,小x1の5匹でした。

 しかし、倒木の中に居るバスを釣るというのは今までやってきた釣りとは全く別世界です。今までは針にかかった直後は少し遊ばせて体力が切れるのを待つという釣りでしたが、一気に引き抜くとなるとバスの瞬発力の強烈なことといったら・・・・・凄くエキサイティングな週末でありました。なんかいけない世界を見てしまったような気がする(^^; そして今日は右腕が筋肉痛(;_;)


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