メールサーバ構築メモ(FreeBSD 4.3 STABLE)

1.SMTP-AUTH対応にしよう(作成中)


まずは通常なっとくの行く、sendmail.cf を sendmail.mc で作成
非SMTP-AUTH環境で問題がない事を確認。

sasl no install
sendmail make

参考までに、私のmc
cd /etc/mail
make sendmail.cf

受け取りたいドメインを記述したファイル
local-host-name を作成

make maps
newaliases

make start

参考物件:
FreeBSD Press No.3




2.ウィルススキャン機能も付けよう(ドラフト)
 2002/03/6 (訂正、問い合わせて問題発覚)

このコンテンツを作成したのが、2001/08頃でした、あまりに定義ファイルの更新が多いので、ほっといてました。
現状はプログラムのバージョンも上がっていて、この情報は古いです。
CSE(販売代理店)もダウンロードサービスを止めていて、権利関係が心配だったので問い合わせました。
CSE(先方名乗らず、当方も名乗らず)さんは、スタンスは現在も変わっていないので、フリーで使えます。
ソフォス(先方○○○氏)、以前は誤解がありました。昔も今も個人法人を問わないで、一ヶ月間の評価利用が可能
CSEからダウンロードしたプログラム条件で定義ファイルの利用は可能か問い合わせると、当社の製品ですので
利用条件を守ってくれと、しまいには私を犯罪者扱い。連絡先を聞かれたので素直に教えました。
ソフォスは自分のミスで利用条件を間違っていたのに
証拠は これ(これを見て、有料だと思いますか?) 去年10月まで販売代理店が示していた利用条件です。

扱っている商品が、間違いが許される商品ではありません。長い間ライセンス条件(販売代理店の行動等)の管理
も出来ない会社の商品が信用できるか・・・
私は評価後、会社のサーバに使うつもりでしたが、考えなおさないといけないなぁ
更に悪く取れば、フリーだと個人に使わせておいて、後でフリーじゃないから金払え(おぉGIFか?(笑))商売とも
感じてしまいます。

ライセンス条件に不透明な部分がある場合はしっかり調べて使いましょう。

以下旧コンテンツ(一部訂正)

Sophos Anti-Virus は日本ではhttp://www.cseltd.co.jp/
のサイトで販売されています。

FreeBSD版とlinux版は個人使用が無料となっています、ありがたく使わせて頂きます。
会社などで50個程度のメールアドレスで足りるのであれば年間9万円有償で利用できます。

Sophos Anti-Virus for FreeBSD (ELFフォーマット)を
http://www.cseltd.co.jp/security/sav/downloads/eval/eval.htm
からダウンロードしましょう。

freebsd.elf.tarを入手したら、展開してインストール
tar -xvpf freebsd.elf.tar
cd sav-install
./install.sh

インストールが失敗します。
sweepと言うグループとユーザを作成しろと言うので作成します。

./install

今度は成功します。

sweep -v

で情報が見れます。
※ここでlibc.so.3が無いと言われたら、compat3xを入れましょう。

データファイルが少し前までのウィルスしか対応していないので
最新データの差分をインストールします。
xxxx.ide を /usr/locao/savにコピーするだけです。

sweep -v

でTotal viruses (with IDEs) が増えていれば無事最新状態です。
常に最新状態に保つ必要があり、怠るぐらいなら導入しないことです。
メールで知らせるサービスを行っているようです。

さてどう使うかですが
実はこのソフトはファイルが感染しているかどうかのチェックしかしてくれません。
つまり、メールはエンコードされたファイルや圧縮されたファイルで到達しますので
このままでは、宝のもちぐされです。
受け取ったメールを一時的にデコード及び解凍しで、チェックソフトに渡す
プログラムを作成しないといけません。



amavis と言うソフトが存在します。このソフトはデコード及び解凍を行い
ウィルスチェックプログラムを呼び出し、その答えを使って配送を行う
perlのプログラムです。
sendmailにもSophosにも対応しています。なんとありがたい

FreeBSD の ports に amavis は収録されています。
そのままでは、評価版vscanを使用するように設定されています。
MIME,BASE64等のエンコードや、zip/lhaなどの解凍ソフトをインストール
する必要があるので
portsには必要な作業の手助けをしてもらい、最終設定は手動で行います。


・前準備として現在のsendmail.cf を退避

cd /etc/mail
cp sendmail.cf sendmail-no-amavis.cf

・ports を使って前準備の作成をします。

cd /usr/ports/security/amavis-perl
make

make が終わりました。
デコードソフトや解凍ソフトがインストールされます。

・作成(make)が終わったら、一旦インストールします。そしてすぐアンインストール(注意:すばやく)

make install
cp /etc/mail/sendmail.cf /etc/mail/sendmail-amavis.cf
make deinstall

・使わない、必要ないものを消す

cd /usr/ports/security/vscan
make deinstall
cd /usr/ports/security/uvscan-dat
make deinstall

・新たに作成とインストール

cd /usr/local/src
tar -zxvpf /usr/ports/distfiles/amavis-perl-10.tar.gz
cd amavis-perl-10

./configure --with-sophos-ide=/usr/local/sav --prefix=/usr/local \
--disable-qmail --disable-postfix --disable-exim \
--with-virusdir=/var/spool/quarantine --enable-relay \
--with-origconf=/etc/mail/sendmail-no-amavis.cf

make
make install

エラーが出ます。
virusalert: root を作成しますが、newaliasesはしてくれないみたい
・手動で行い再度インストール

newaliases
make install

・バックアップした定義ファイルを戻し、sendmail を再起動します。

cd /etc/mail
cp sendmail-amavis.cf sendmail.cf

make stop
make start

で完了、後はテストメールを送って確認しましょう

※何故か/var/spool/mqamavis が無いと怒られました。(前にやった時は平気だったのですが)
・手動で作成

mkdir /var/spool/mqamavis
chmod root.daemon /var/spool/mqamavis

おまけ、後の事を考え
sendmail.mc を sendmail-no-anavis.mc に変更
patch を作成
cd /etc/mail
mkdir ../mail.noamavis
cp sendmail-no-amavis.cf ../mail.noamavis/sendmail.cf
cd ..
diff -crN mail.noamavis/sendmail.cf mail/sendmail.cf >mail/amavis.patch
rm -rf make.noamavis

以降sendmail-no-amavis.mc を編集したら
make sendmail-no-amavis.cf
cp sendmail-no-amavis.cf sendmail.cf
(cd .. ; patch -p <mail/amavis.path)
rm sendmail.cf.orig
make restart

で修正可能となります。(なんかスマートじゃない・・・)

参考物件
FreeBSD Press No.3
http://home.jp.FreeBSD.ORG/cgi-bin/showmail/FreeBSD-users-jp/63437