勝手にシチュエーション劇場  テープ起こし第1弾
このテキストは、Benさんが書いて下さった物を修正した物です。
さあ、どれだけ元のシナリオと違うか比べてみよう(笑)



第11回放送 勝手にシチュエーション劇場

「社会派編?」僕のお父さん

シナリオライター:付き添いのおじさん

出演者
 ナレーション&剛:池澤 春菜
 お父さん    :菊池 志穂
 お母さん    :ドンマッコウ          
 

(しーん・・・・・)
(いきなり春菜さんが吹き出す。その後マッコウさんも続く(笑)
菊池:この間はいったい(笑)
池澤:あれ?あれ?
菊池:ふごふごふがふがふがふが!(何回言ったか判別出来ず)
池澤:あうあうあうあうあう!
SE:カンカンカンカンカン・・・・・・(階段の音)

ドン魔子?:あぅ!

池澤:えっと?ちょっと待って!
池澤&菊池:(笑)

池澤:あれ?あれ?あれ?
菊池:今ここだったね!
池澤:飛んだね
菊池:飛んだね

池澤:ナレーション行くよー

剛(ナレ):僕の名前は豪、今小学2年生。どこかのミニ四駆の大好きな子とよく名前や
     声が似ているって言われるけど、別人だからそこんとこよろしくね。
     今日はね、僕のお父さんの話をしたいと思ってます。
     僕のお父さんは、いつも仕事で遠くに行っているので、たまにしか会えません。
     今日は1ヶ月ぶりに帰って来るで、仕事のは(噛む)事とか沢山お父さんに
     聞くんだぁ。

SE:カンカンカンカンカン・・・・・(階段の音)

池澤:どんな家や(笑)

お母さん:剛!お父さんが帰って来たわよ。

剛   :うん!今行くよ。

お父さん:オーマイハニー!今、だだいまか会いたかったよう

(池澤:どんな家や)

お母さん:いゃーねぇ!お父さんったら、早速そんな、こんな所で止めて欲しいわ。
     そんなこと言って、また・・・

(池澤:どんな家族や)

お父さん:こんなことかい!こんなとこかい!

お母さん:そ・そ・そこそこ、夜電話しても居なかったりしたじゃない、不倫してたのね。

お父さん:いーや!そうだよ。うわっははははは

剛   :うーわ、壊れてる。

お父さん:まったく、母さんったら僕が仕事で忙しいからって、そんなこと言って、お父
     さんは悲しいよぉう・ぉうぉうぉう

お母さん:まったく、本当にどうなってたんでしょうね。まあ、その話は後でゆっくりベ
     ットで聞くとして。
     剛!剛!早く降りてらっしゃい!

剛   :いやだ!こ、こんな家族いやだ。あっ!

お父さん:お〜う、ご〜う、ただーいま元気だったぁ。

剛   :怪しいアメリカ人だ!

お父さん:豪くん、It's a 中国だよ、お父さんじゃないか。

剛   :ザッツ、ケーリング。ザッツ、ケーリング。
    (綴り不明、英語が苦手なもので。すみません)

お父さん:お父さんだよ、パ〜パだよ、剛まさか、忘れてないよねぇ、お父さんの顔。

剛   :あっはははは。うそうそ、冗談だって。お帰りお父さん。

お父さん:う〜ん。剛、おまえも・・おまえも、そうゆう事が上手くなったなぁ。
      をぉ〜〜わははは

剛   :うわ〜。やめろよ父さん。このやろう、ガン!

お父さん:ぐふぅ!

剛   :だ、大丈夫、父さん?ごめんね(笑)

お父さん:おお、鼻血が・・・

剛   :思わず本気だしちゃったよ。

池澤  :あうあうあう!

剛   :あっ!そうだ、父さん、おみ・お土産は?僕まえ・・

お父さん:ん?もみあげ?

剛   :まえ・・もみあげ?・・・もみあげ?おみあげ??もみあげは?なんか前の
     お父さんの・・・(爆笑)

お母さん:そういえば、そんな・・・そんなアドリブばっかしの家族だと先にぜんぜん
      進みやしないとお母さんは思うわけよ、そうよこの間のお土産は最悪だった
      わね。

剛   :そうそう、お母さんなんてキャーキャー言いながら、もう泣いちゃってさ
     「ゲロゲロ」って吐いてたもんね

お母さん:ゲロゲロゲロ

お父さん:そうだったなぁ、カイコのさなぎは母さんには、ちょっぴり刺激が強かった
      かなぁ。結構買うのにも勇気がいるんだったんだけどねぇ。
      今日は、剛が欲しがってた、こいつを買ってきたぜ!

剛   :うわぁ、やったぁこのミニ四駆サイクロンマンダム欲しかったんだ!
     それも、長野オリンピックのロゴ入りじゃん。すっげー、ぱちもんっぽい。
     お父さん、ありがとう。あっ!これコブラって書いてある。はっはっは・・
     行っけ〜〜マグナ〜〜ム!なんてね。

お母さん:良かったわね、「ぎょう」・・・ぎょう・・・(この後の言葉は判別出来ず)
     今日は久しぶりにお父さんと一緒に、お風呂に入ったら?

剛   :うん!ぎょう。お父さん(笑)一緒にお風呂入ろう。

お父さん:お〜う剛、マグナムをお風呂に持って行くなよ〜。父さんの給料の3ヶ月分
      だからなぁ・・・

剛   :そうなんだよな。本当はマグナムとかって海にはいると、絶対にショート
     するのにアニメだからしょ・・・。
     あっ!うん、は〜〜い。

    シーンが変わってお風呂の中

お父さん:剛、よ〜く湯船に浸かって、頭の下まで浸かっちゃうんだぞ〜。

剛   :うん!ぶくぶくぶく・・・お父さん息できない(笑)
     そう言えば、お父さんの仕事ってどんな事しているの?
     ここからは、ちょっと真面目に行こうね。

お父さん:そうだぁな・・・。剛にはちゃんと教えた事無かったよなぁ。
      お父さんの仕事はなぁ、長野・・・

剛   :隅で寝ている人なんだよ(笑)

お父さん:長野オリンピックに向けて各地からの輸送がスムーズに行くように、高速道
      路を作ってるんだ。でも実際に作っているのは機械なんだけどねぇ(笑)

剛   :なるほど!

お父さん:今やっていることも、そうすぐできあがるんだけど、だいたい2年位かかるか
      なぁ

剛   :へぇ〜そうなんだ。だからなかなか帰って来ないんだね。外に女の人も居るしね!

お父さん:そうだねぇ〜、そうなんだよ。いやいやいや。
      剛には可愛そうなんだがなぁ・・・この仕事は、お金も沢山掛かっているんだ。
      お父さんの、やっていることは全体の工事の何分の何分の何分の1でしかないん
      だけども。それでも、60億円位掛かるんだ。

剛   :うわぁ、60億円かぁ。なんだか、僕らの税金で何だろうって気になってくるね。
 

お母さん:そうだわね。これも、みんなが払って・・・お母さんも突然お風呂に入っているの?

剛   :なんで、おかあさんが。お、お母さん、これは家族風呂?

お母さん:これはなに?家族風呂なの?じゃ、ちょっと前から洗ってくれる?
      ほら!・・・ほらほら

剛   :いや!父さん僕気持ち悪い!

お母さん:後ろも、ほら!ほらほら

剛   :僕気持ち悪い!

お母さん:あら?剛も立派になったわねぇ。うんうん

剛   :げろげろげろげろげろ

お母さん:非常に大事なお仕事なんだよ。なんか話分かる?(笑)

剛   :でも、たまにしか帰って来れないし、危険できつい仕事なのに、どうしてお父さんは
     この仕事選んだの?そんなに給料良かったっけ?

お父さん:そうだねぇ。ミニ四駆1つしか買えないし・・・(笑)

剛   :それで3ヶ月分って言ったら。父さんの給料、月200円だよ。

お父さん:そうなんだよ!いや、そんなことは無いんだけども・・・
      いや、確かに仕事は辛いことも多いけど、下水道作ったり、ダムを作ったりして
      みんなの生活の支えになる物を作っている事に、非常に誇りを持っているよ。
      それにね、作った後も何十年も形として残るし。
      お父さんの作った物が地図に残るなんて、スゲー事だと思わないかい!

剛   :なんだか、お父さんが格好良く見えるよ。よ〜し、学校に行って自慢しよっと。
     僕のお父さんは、犯罪史に残る仕事をやっているんだって!

お父さん:そうなんだよ、このもみあげがね(笑)
      剛、お父さんを見直したかい!

剛   :うん!凄っく格好いい!

お父さん:分かれば、よろしい。さあ、そろそろ上がるか!
      とりあえず剛、後100数えなさい。
      お母さんが晩御飯の用意して待っているからな

剛   :いち・・にい・・さん・・・・・・・・・・
 
 

お母さん:お父さん、ぎょう(笑)二人とも、ぎょはんが出来てるわよ(笑)
      それから、お父さん(自主規制)建設から電話が入ってるから早く出てきた方がいいわよ

お父さん:それは、裏の仕事だからダメだよ言っちゃ

お母さん:ぎょう(笑)この話長くなるから早く出てきなさい(笑)

剛   :は〜い

お父さん:ほ〜い
 

剛(ナレ):今日はお父さんの仕事の話を聞けて良かったです。
      今までは、スケベで不潔で甲斐性なしで・・・もう、まあいいや
      凄い変なお父さんだと思ったんだけど、世の中の為になる、お仕事をやっている
      んだって聞いたら。なんだか、お父さんが余計変に見えて来ました。
      これからも、元気でお仕事頑張ってね!

SE  :ダメ・・・・・ダメ人間・・・