ナイロンやポリエステルのものが多ジップアップジャケットは,洗濯機をうまく使って,1度に2枚ずつ洗えます。 やさしく洗ってきれいに仕上げる。アウタ−洗いの基本をマスタ−しましょう。 |
:洗えるかどうかのチェックに合格したら、さっそくスタ−ト! やさしく洗いながらきれいに汚れを落とすには、下準備が大切です。衿のあかやシミ,ポケットまわりなどの汚れを見逃さないようにしましょう。 |
化学繊維の生地は洗剤を吸い込みにくいので、スポンジに洗剤を少量含ませて汚れの目立つところをたたいておきます。弱アルカリ洗剤が使えるものには,部分用洗剤が便利です。 | |
ポケットを裏返して中の縫い目のところに、糸くずやほこりがたまりやすいので,ぬらす前に歯ブラシでかき出して取っておきます。 | |
シミ,食べこぼし 胸もとにつきがちな食べこぼしのシミ。油分には濃縮洗剤,色がしみついていたら酸素系漂白剤を。 ポケットまわり 意外と手あかがつきやすく,気づきにくい部分。黒ずんでいたら洗剤をつけて。こすり洗いは禁止です。 衿 体から出る脂があかになってこびりつきやすい。化学繊維では奥にしみこまない分,表面に固まってテカリになります。 袖 外からの汚れだけではなく,手あかもついて知らないうちに黒ずんでしまいます。内側も確認して |
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衿や袖のあか汚れの洗剤 濃縮された洗剤分が効果的に汚れを分解。 |
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食べこぼしなどのシミに 酸素系で,色柄ものにも,中性洗剤といっしょに使えます。 |
:洗濯機での手洗いコ−スは、水量が中水位に設定されています。たくさん入れると生地が傷むことになります。シャケットなら2着ぐらいです。クリ−ニングコ−スでも同様です。 |
ジッパ−は全部しめておきましょう。ジッパ−があいたままだと,金具の歯で生地をこすって傷つけてしまいます。全部閉めて,ベルトがついている場合は外すこと。ベルトを洗う場合はバックルを内側に巻いておいてください。 | |
大きめのネットに1枚ずつ入れる。おなかと袖のところを折ってネットに合わせてたたみます。ネットが小さいと折り重なる部分が多く、中にうまく水や洗剤が通らない。できればジャケットの身ごろが二つ折りで入るくらいのネットを用意すること。 | |
必ず仕上げ剤を加えましょう。先に水を出した中に洗剤を溶かしたら、柔軟剤をいれます。ふっくらとなめらかな手触りに仕上げるうえ,化学繊維に起こりやすい静電気でほこりがつくのも防止します。 |
洗濯コ−スが終わったら、ぬれている状態ですぐに形を整えるのがコツ。化学繊維は水切れがよく,最後の脱水は15から30秒の短い時間で十分です。途中でも取り出してください。 |
縮みやすいジッパ−をよくのばす。全体が化学繊維でも,ジッパ−の部分には綿が使ってあるもの。水に濡れるとそこだけ縮んでしまっているから,よくのばしておきます。ジッパ−を閉めたまま10秒くらいひっぱります。 | |
脱水を短くする分,水がたれるならタオルでさっと水気をふきとる。 通常の手洗いコ−スは脱水が30秒から1分程度。化学繊維は絞りすぎると繊維が折れてしまい,シワになります。早めに取り出してその分干す前にタオルドライをプラスしましょう。 |
ぬれた状態で太陽の紫外線に当たると,色あせしやすいことがあります。大切なアウタ−は陰干しが基本。化学繊維なら室内でも十分乾きます。 |
ハンガ−ラックなどに掛け、下にタオルなどを敷いておく。必ず肩に厚みのあるハンガ−に掛けて乾かします。直接日が当たらないベランダなら外に干してもよいでしょう。室内干しのほうが安全。紫外線は、衣類の色あせ,傷みの原因になります。 |
汚れも落ちてさっぱりと乾いたあとは,さらにキレイをキ−プするひと手間を。布用のはっ水スプレ−は、もちろん化学繊維にも使えます。 |
雨や汚れからきれいを守るスプレ−をプラスします。雨の日に慌てて使うはっ水スプレ−は、汚れを落とした状態で先に全体にスプレ−しておけば、雨だけでなく食べこぼしなどの汚れもつきにくく、落としやすくなります。 |