結婚 寿・御祝 金銀・紅白・金赤二本結び切り 賀寿 寿 紅白一本で蝶結び 出産 御出産祝・御祝 入学 御入学・御祝 その他の祝事 御祝 仏教 御仏前・御香典 黒白・銀白・白一本で結び切り 神道 御玉串料・御神前 キリスト教 御花料・御弥撒料 共通 御霊前 病気見舞い 御見舞 水引はかけないのが普通 災害見舞い 結婚 内祝 金銀・紅白・金赤二本結び切り その他の祝事 内祝 紅白一本で蝶結び 病気見舞い 快気祝い 弔事 志（共通）・忌明（仏教） 黒白・銀白・銀一本で結び切り 僧侶 御布施・御経料・御戒名料 塔婆料 黒白・銀白・銀一本で結び切り 黄白は一周忌以後 神職 御饌料・御玉串料 共通 御礼・志 中元 御中元・暑中御見舞 紅白一本で蝶結び 歳暮 御歳暮 新年 御年賀・お年玉 その他の贈答 進呈・粗品・松の葉・みどり お礼 御礼 紅白一本で蝶結び 謝礼 薄謝・寸志・御車代・御酒料 出張・転勤・送別 御餞別 香典とは仏式の言葉で、故人にたむけるお香の代わりに、金銭を包むことをいいます。喪家側の出費をおもいやる意味もあり、弔問に訪れたときに持参します。不祝儀袋には色々ありますが、「御霊前」と表書されたものが一般的。故人の宗教がわからないときは、「御霊前」で 不祝儀袋は包む金額に会わせて 選びます。高級和紙に銀の水引が かかったものは３万円程度を包むときに 奉書紙に水引が印刷されたものは ３，０００円〜５，０００円程度のとき どの宗教にも共用して使えます。 「御仏前」と表書きされたものは、四十九 日以降に使われます。亡くなってすぐ仏 になると考える浄土真宗では「御仏前」も 使います。 キリスト教式の葬儀では、「お花料 と表書きされたものを。水引は 使いません。 不祝儀袋の表書きは、「あなたが亡くなったことが悲しくて、涙で文字がにじんでしまいました」という意味を込めて、薄墨で書くものとされていますが、毛筆であれば、薄墨でなくてもかまいません。筆ペンでもOKです。ボ−ルペンやサインペンは使わないようにしましょう。 一人で包む場合は、中央に筆で自分の 名前を書きます。 会社の同僚などが連名で包む場合は 右から地位の高い人，目上の人を書 いていきます。 ４名以上の場合は代表者の名前の左に 「外○名」と書き、全員の名前を書いた紙 を中袋に入れます。 香典に新札を入れるのは、亡くなるのを 予期して準備していたようで失礼になる といわれます。けれど、それはきれいなお札 が手に入りにくい昔のこと。銀行で新札に替える必要はありません。 祝儀袋にはさまざまな種類が ありますが、結婚祝いは、中に 入れる金額に合ったもので、 結びきりの水引がかかった袋を選びます。 お祝い金はふつうのに袋だけ豪 華にしたり蝶結びの水引が かかった祝儀袋にするのは失礼です。 最近では色つきの祝儀袋もありますが、 披露宴に持参するなら白地が無難です。 豪華な水引は高額なお祝い金を 入れる場合に。２〜３万円ではこの 水引では失礼になります。 奉書に金銀または紅白の水引がかかっている祝儀袋は２〜３万円までを包むときに 蝶結びの水引は、繰り返しほどいたり、結んだりできることから、出産祝い、進学祝いなど、何度あってもよいお祝いのときに使います。結婚のお祝いには、一度結んだらほどけない結びきりの水引がかかったものを。 もともと祝儀袋は、真っ白な奉書紙にお金を包んで贈ったことから始まっています。真っ白な紙は「あなたのために用意した」という気持ちを表したものです。披露宴など正式な場では色つきの祝儀袋より白がおすすめです。

祝儀袋，不祝儀袋の使い方にはル−ルがあります。 おさえておきたいポイントをまとめてみました。 相手の方に失礼にならないエチケットを心得ておきましょう。 「結び切り」は二度と繰り返さないことを意味します。結婚と弔事はすべて水引を結び切りにします。そのほかの慶事は、蝶結びにします。 慶事では下を上にかぶせて折り、弔事では逆に上を下にかぶせて折ります。 中包みには金額を書きます。なければ、半紙で包みます。 予めわかっている慶事では、新札を用意したいもの。弔事でもできればきれいな札を包みたいものです。しわのある札は、湿らせた布の間に札をはさんでアイロンをかけると、ピンとします。 お祝いや香典はふくさに包んで届けることが多い物ですが、慶事と弔事ではたたみ方が異なります。慶事では左から、弔事では右側からたたたみ、いずれも上下の角に小さな三角形ができるようにします。差し出すときは、ふくさをはずしてお盆にのせるか、１８０度回転させて相手に正面を向けて渡します。