日本人初、ネパール語で歌う大衆歌謡歌手として
NHK BS-1「地球アゴラ」にも出演したスンダリミカの2ndアルバム。
ヒマラヤンブルーの澄んだ歌声に癒されるひとときをあなたに。



スンダリミカは、カトマンズを拠点に活動するネパール大衆歌謡歌手。1年の大半をネパールで暮らし、2004年には現地での音楽活動が認められ当時のネパール国王からゴルカダクシンバフ勲4等を受章した経歴を持っています。

彼女の音楽のベースは伝統的なネパールの民謡です。その特徴である竹笛と打楽器のコンビネーションは日本お祭り音楽を連想させるとともに、どこか沖縄民謡に通ずるアトモスフェアも感じさせます。

ネパール音楽というとインド音楽と混同されがちですが、素朴な風合いのネパール民謡をベースにしたスンダリミカの世界は、たとえていうなら「本格マサラ風味のカレー」ではなく、「幼いころに食べたお母さんのカレー」だとでも言えるでしょう。わたしたちがネパールポップスを聞くときに感じるある種の懐かしさは、日本人のDNAがネパーリーバイブレーションと共鳴するからかも知れません。歌うことを基本に置くネパール音楽のメロディーラインは、日本人にもキャッチーで親しみやすく、いちど聞いたら忘れられない魅力に富んでいます。

ネパールでは、伝統的な音楽を様々なアレンジで演奏し、新たなポピュラーミュージックを作り出すことが歓迎されています。このアルバムでも、トラディショナルな楽器を使いつつ、古くから歌い継がれてきたメロディーが、現代的なアレンジによって見事にリメイクされています。学生時代、谷山浩子、遊佐未森といったJーPOPのカバーから音楽に入っていったというスンダリミカ。このアルバムでは、そうしたバックボーンとネパール民謡との融合からつむぎ出されてきた彼女ならではの「ロークポップ(民謡ポップス)」ワールドが存分に展開されています。有名な『レッサムフィリリ』を5つの民族それぞれの民謡にのせてメドレーで歌い継ぐという斬新な試みも注目です。演奏には、人気上昇中の若手トラディショナルバンド「クトゥンバ」が参加。かれらのはつらつとした演奏も聞き逃せません。