カトマンズ大学 音楽学部
聴講生ノート

2001年10月3日〜20日

10月20日
注文していたディメをバクタプルまで取りに行った。タカギ君用に総重量を軽く作ってもらったのだが、これが思わぬ仇に。どうも軽すぎても、よくないらしい。ボディーが軽いと、叩いたときにボディーが震えて「ビビビン」という音が鳴ってしまう。今さらどうしようもないが、まあ、練習用のディメとしてなら十分だから、これからはこいつと一緒に練習にいそしもう。持ち運びに不便なので、ダサインの休みが開けたら、ダッカ工房のマイナさんにディメ携帯用バックを作ってもらおうかな。もちろん国内運搬用。日本に持ち帰るときには木箱を作らないといけないらしい。機内に持ち込めないサイズだが、チェックインのときに預ければ下手すると皮に穴が空いてしまうかもしれないと脅された。カトマンズ行きのバス停でスプライトをのみながら一息ついていたら、お店のひとが「それはアナタのディメか」と聞くので、「そうだよ。今日出来たばかりなの」というと「ひとつ叩いてみてくれよ」というのでさっそう披露した。みんなに注目されながら初演奏。……いつか今やっている「マ」のソロ演奏もカッコ良くできる日が来るのだろうか。次の登校日は11月4日。


10月13日
ダサイン前の授業は今日で最後だった。来週の水曜日から2週間休みになるそうだ。しかしとなると、10月の授業は4回だけか。今月は高くついたなあ。。。。(通常は8回なのだけど)もらった楽譜を一応終わらせた形になったが、体得できたわけではないので、休みの間は自主練習、ということになる。


10月10日
新しい楽譜をもらった。まだ手持ちの楽譜を全部制覇したわけではないが、新しい楽譜をもらうのは嬉しいことです。No.8まである楽譜のうちのNo.5までをもらったので、あと2枚でこの曲も終わるんだなあ、と思うとなんかうれし。クラスが終わったあと、注文していたディメの経過を見に行く。メタルボディーの方はすでに作り終わっていた。「スンダリMICA」とネパール語で名前を刻印してもらう。実際には14日に出来上がる予定なのだが、出来上がった日付を10月16日にしてもらった。だってこの日はタカギ君の誕生日。記念すべき日だものね。このあと太鼓屋さんに持って行って皮をはってもらう交渉をする。受け取りは今度の日曜日。タカギ君のディメはどんな音がするんだろうなあ。


10月7日
日曜日に授業日が変わってからというものすこぶる機嫌がいいタカギ君。やっぱりマンツーマンはいいねえ。ついに手持ちの楽譜の最後のページの最後のラインまで(一応)やったことになった。しかし、これまでのところを完璧には覚えていないからなあ。ダサイン中は復習の日々になりそう。ところで、私の先生であるラジュー氏は、先週に引き続きなんか機嫌が悪い。なんかワタシ悪いことしましたか?授業が終わってもしばらく教室で練習。自分の知っているポップスやロークギートにディメのリズムが合うかどうか試してみる。……合いそうなんだけど、まだ力不足で曲に乗らない。ブッダラル氏(もう一人の先生。タカギ君の友達)いわく、「マ(今やっているドラムソロのタイトル)は曲に合わせるのは難しいよ。セッションするならニャーかターがいいよ。そのうち教えてあげるから。」といわれる。ちなみにニャーもターもディメのリズムのパターンのことです。タカギ君のディメは来週の日曜日に出来上がる予定。10月13日ですね。


10月3日
今日からまたマンツーマンの個人レッスンになった。交渉した甲斐があったなあ。先生は仕事が増えてちょっと不機嫌そうでしたが、、、、。(見て見ぬフリ)タカギ君はめきめき楽譜を制覇していき、ダサイン前までには新しいパートの楽譜をもらえそうだ。ともかく膨大な量の楽譜を暗記できるかどうかが今後の鍵だ。しかし、この楽譜暗記するのって難しいのよ。メロディーじゃないからなかなか記憶に焼きつけるのが困難で。。。。学校の帰りにMYディメを注文した真鍮屋に立ち寄る。出来上がったディメに日付を刻印してもらおうと思い立ったので、その旨を伝えにいったのでした。受け取りは10月10日頃の予定だが、2001年10月16日に出来上がったことにしてもらう。この日はタカギ君の誕生日。記念すべきMYディメはタカギ君からスンダリMICAへのプレゼントだ。

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