その2.自転車に乗って(安曇野編)

 くま家の人々は、8月1日(土)・8月2日(日)と1泊2日で安曇野&白馬へ旅してきました。朝6時半に家をでて”しなの1号”で松本へ。大糸線に乗り換えて最初の目的地穂高に。長野はまだ梅雨明け前だったけれど、今日はとってもいい天気。駅前で自転車を借り、美術館めぐりに出発しました。
 最初の目的地は駅から5分ぐらいの「
碌山美術館」。穂高に生まれ、日本近代彫刻の先駆者として活躍した萩原碌山の作品が展示してあります。さわやかな木立に囲まれ、蔦のからまる教会風の建物が印象的でした。

 つぎの目的地は4km先の「安曇野絵本館」。坂道で途中何度も歩いたり、休憩しながら4kmの道のりを自転車で走りました。林の中に建つ「安曇野絵本館」は大人のためにつくられた絵本館。絵本の展示・販売と、この時期はジャン・ジオン作「木を植えた男」の原画企画展が行われていました。とても暖かな雰囲気の素敵なスペースでした。


 行きにきつかった坂道も帰り道には自転車をほとんどこぐこともなく、途中昼食をとり、穂高ののどかな風と景色を楽しみながら駅に戻ってきました。
 ふたたび大糸線で”信濃松川”へ。またまた駅前で自転車を借り、7分ぐらい先の「
安曇野ちひろ美術館」へ。昨年オープンした絵本画家いわさきちひろの美術館です。ちひろの作品と世界の絵本画家の作品が展示してあります。ちひろの両親は安曇野で生まれ育ち、開拓農民として暮らしました。ちひろは生涯を通しこの地を愛し、折にふれこの地を訪れスケッチしたそうです。
 美術館の周囲に広がる公園は、川が流れたり、花畑があり、石のオブジェがあり芝生でのんびりしたくなるのどかなところでした。

 今日の宿泊は白馬。大糸線で”神城”へむかったのでした。
その3.峰絵詩へふたたびへ(工事中)