その2 法の字



妙の字ができてから400年ほど後、法の字を添えて
「妙法」にされたのは、日良上人という方です。
この時、妙の字の左側にはもう山が無かったので、
やむを得ず右側の山に「法」の字が書かれました。

流れるような字体の「妙」とは対照的に、「法」の字は
直線に近い字体で書かれています。

昔なのに「妙法」が左から右へ書かれているのは
このようなわけです。

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