その3 百人衆

  

千二百年前、京に都を移されたとき、 奈良より 農事に堪能なる者
百人を選ばれて 連れて来られました。
ここ都の東北、水清き場所に住まわされ、清き米を作って
朝廷へ納めさせられました。
一家に 田一町、山一枚を与え、安住させました。
 御所へ参内し 田植えと 早乙女の田植え踊りを
天覧に供したことがあります。
これを 松ヶ崎百人衆といい、今でも その内
八十軒ほどが 残って松ヶ崎立正会を作っています。

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