大平森林公園
ひょっとしたら冬は白鳥の湖?

新潟県見附市大平(おおひら)の大平森林公園。
真中には農業用灌漑のための堤(池)がある。
冬になると森林公園に行く道は雪で閉ざされてしまう。
春になるまで除雪しないから冬の間ここに行くには深い雪の中を歩いて行かなければならない。
カンジキやスノーシューやスキーでも履かなければ近づけないのである。
オンシーズンのみのレクリエーション施設だから冬の間はクローズド。
誰も近づかないから普通はそれでOKなのだ。

ところが、暇人&へそ曲がりな僕は、雪でとうせんぼされた道の真中でふと思ったのだ。
「誰も人間が近づかないということは、野鳥や動物たちの天国ではないのか?
もしかしたら、池では優雅に白鳥が羽を休めているのではないのか?」
そうなら、是非行ってみてみたい。
ただ、何も装備なしではどうしたって無理というもの。
その場は諦めたのであった。

今年ももうすぐ冬になる。
大平森林公園も雪で閉ざされる。
隣村の小さな金物屋などでは冬になると未だに店先でカンジキが売られている。
そいつを手に入れて、今年こそは野鳥の楽園(?)を見てみたいものだと思っている。

野鳥たちはどうしたものか人間たちの猟期について驚くほどよく知っている。
猟期猟区には一羽も野鳥たちはいなくなる。
大平森林公園が猟区になっているのかどうか僕は知らないけれども、
本当に行くつもりならこのことをぜひとも調べておく必要がある。
僕の空想も、このことで絵空事に終わるかもしれないけど。

写真は散策道を上って開けたところから見た森林公園の堤である。
木々に囲まれた美しいところであるが、どうしてこんなところに人工的に池など作ったのだろうか?
人間のやることはわからないよ。