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町営の宿泊施設“長峰荘”は僕らが最も愛用している温泉だ。それは、仕事が終わった後でも気軽に行ける場所にあるからだ。時間的にも、料金的にも手軽で、なんだか落ち着く
雰囲気のあるところだ。 内湯と、露天は別々にある(男湯のみ)。洗い場は内湯にしかないため内湯で体を洗い露天に行くには服を着なおして廊下を渡らなければならない。なぜこんな面倒な作りになったのか。それは、露天を後から付け足したためらしい。しかも、露天の脱衣所は、昔は客室として使われていたと思われる普通の部屋である。部屋の窓をあけると、そこに、露天があるのだ。 お湯は、沸かし湯で、露天は、時々"プールの香り"というか塩素らしき匂いがする。それでも、われわれがここに通う理由は、その手軽さが大きいのだが、その他に、夏休みなど世間が休みのと き以外は空いていて露天が貸切状態になるということ。長峰山の山腹に位置するため安曇野の夜景(たいしたことないと言う人もいる)が綺麗だということ、露天が比較的広く、ゆったり入れるからだ。これが空気の澄み切った昼間なら北アルプスが一望できるところだ。 夜入るなら脱衣所や風呂の電気を消して入ると風情が出ていい感じになる。 |
僕が知る限り、北アルプスが一番よく見える露天風呂 | |
1999年7月 |