主に電気機関車の 鉄道写真

 これから増えていく予定です


国鉄がJRになって以降に造られた電気機関車(EL - Electric Locomotive)は、
その筋 (^_^;)ではハイテクロコとも呼ばれています。
国鉄時代のELのモータは大部分が直流電動機でした。
ハイテクロコはモータが交流用の誘導電動機で、架線電源を(電源が交流の場合は直流に変換して)
VVVF(Variable Voltage Variable Frequency)と呼ばれるコントローラで
電圧・周波数を可変した三相交流にして、それでモータを回します。

最近の電車では殆どVVVFインバータを使用していて、モータが回り出す時(発車する時)、
ギューンキューンという独特の音を出します。
この音はメーカによって異なり、この音を楽しむ鉄道ファンもいて、
この音を集めているホームページもあります。


         
雪の中を走るEH500
武蔵野貨物線 府中本町駅付近
2008年2月3日
私の一番好きなEL EF200
武蔵野線 東所沢 - 新秋津 間
2008年2月9日
EF81が引く北斗星4号
東十条駅付近
2007年9月22日
EH500は交直流両用のELで、
北海道から東京まで機関車交換を
せずに貨物列車を運転できます。
EHの"H"は動輪が8軸あることで、
電気機関車を二両繋げたような
外観をしています。
愛称は金太郎で、車体の横に
金太郎が描かれています。
主に東北地方で使われています。
EF200はとても強力な力があるの
ですが、地上の変圧設備の電気容量
が足りず、その力をフルに発揮できず、
宝の持ち腐れ状態の可哀相なELです
主に関西地方で使われています。

この場所は列車の運用上EF65との
重連になっています。
新座貨物ターミナルから鶴見操作場
までの短区間ですが、珍しい編成です
これはハイテクロコではありませんが、
国鉄時代の交直流両用のELで、
北海道から東京まで直通運転をします。






         
EH200
武蔵野線 東所沢 - 新秋津 間
2008年2月21日
EF210
武蔵野線 東所沢 - 新秋津 間
2008年2月21日
EF510が引くカシオペア
東十条駅付近
2011年2月20日
EH200は直流用のELです。
EHの"H"は動輪が8軸あることで、電気機関車を
二両繋げたような外観をしています。
愛称はブルーサンダーで、青い車体の横に
黄色い稲妻が描かれています。
EF210は国鉄時代のEF65の置き換えになるELです。
EF65はすでに40年以上経っています。
EF65の引退を惜しむ声もありますが、
40年以上経っていることを考えると
仕方ないことです。
愛称は桃太郎で、青/灰色の車体の横に
桃太郎と書かれています。
JR東日本になって初めて造った(発注)EF510は国鉄
時代のEF81の置き換えになるELです。
銀色のEF510は二両あってカシオペアの車体色
となっています。
カシオペアは大部分は銀塗色のELが引くものと思って
いましたが、2011年に入ってからは大部分が青塗色の
EF510でした。
久々に銀塗色が引くので撮影に行きました。
久々ということで多くの同業者がいました。


         
ENR1000
大糸線 信濃森上 - 白馬大池 間
2012年1月02日
EF510が引く常磐線特急車両E657系の輸送
府中本町駅付近
2012年9月04日
ああ 被られる (カブリ)
京浜東北線 上中里駅
2017年7月22日
投排雪保守車
厳密には、法規上は"機械"扱いで"鉄道車両"ではありません。
そのため運転者の動力車操縦者運転免許は不要ですが、
線路閉鎖が必要となります。
列車や機関車を貨物列車扱いで営業輸送するのを
甲種輸送と言います。
この輸送されている電車は、常磐線の新型特急車両E657系。
先頭車両の薄緑色のシートは汚れ防止用の養生です。
最近行われるようになりました。
単線でない限り、鉄道写真を撮っていると避けられない出来事。
あー とため息が出て、1時間ほど落ち込んでしまいます。


         
EF200
東海道線 川崎新町付近
2017年7月25日
好きな電気機関車ですが、製造から25年ほど経っていて、
製造会社の日立製作所が機関車製造事業から撤退したため、
保守部品の新規調達が事実上不可能になって、
廃車が進んでいます。
関東方面への定期運用は無くなって
しまいましたが、代走で時々顔を見せるので、
機会があれば撮影するようにしています。





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