★30歳から 社会人学生やってました 社会人学生についてちょくちょくご質問をいただくので 体験記を書いてみました^^ 社会人が大学に入って学問をしたい思ったときにネックになるのは入試。 高校生のように朝から晩まで受験勉強なんてできないし。 そういう人を対象に、一部大学で「社会人入試」という制度を設けています。 授業は、センター試験などを経て入ってきた人たちと一緒に、全く同じ授業を受けます。 ただし、社会人は昼間働いてるものとみなされてるので、ほとんどの場合、 入学できるのは夜間部・夜間主になります。 (夜間主とは、夜間部が主だけど昼間部の授業も受けられるというものです) 当ページはあくまで個人の体験記です。 特に受験対策などは当然個人差があります。 この体験記が全て方法的に正しいとは限りません。 目安・参考程度になさってくださいネ^-^ (最終更新 10・6・1) |
私はすでに学士(大卒)なので編入という手もありましたが、 社会人入試制度を利用して 1年生から入り直しました。 入学時の年齢 = 30歳 大学 = 国立大学 の夜間主(経済的理由で私大は無理) 状況 = 昼は会社勤務、夜は大学で勉強 取得資格 = 中・高校教員免許(一種、外国語) |
1.大学選び まず、勉強したいのはナニ? 行くのは国公立か私大か? |
2.受験準備 英語なんて苦手よぉ。。マイッタ。 高校の内申書を請求するも 結婚してるから姓が違う!困った! |
3.いよいよ大学入試! 寒い初冬の日でした。 |
4.入学準備 お金。。健康診断。。忙しい! |
5.授業スタート! 何がしんどいって、アレよアレ(ーー;) 思わぬ落とし穴でした。。 教育実習もがんばりましたぁ☆ |
6.通学の苦労。。 急に東京に引越しが決定!! 取った方法は・・・? |
7.いよいよ卒業 過ぎてみれば、4年間は早かった! |
8.思うこと。。。 進学をお考えの方へのメッセージ |
【順番】
学びたい勉強は何?目的の決定 → 学科の決定 → 大学の決定
●ちょっと待って!社会人入試には、受験資格に制限があります。
社会人入試とは、センター試験を受験する高校生と違って、
試験勉強の時間の取れない社会人のための入試形態です。
手っ取り早く言っちゃうと、センター試験と比較して、難易度がはるかに易しいわけです。
なので、通常どの大学でも、本来はセンター試験を受けるべき学生が社会人入試制度を
悪用しないよう、その受験資格に一定の制限を設けています。
年齢制限、社会経験が、その主なものです。
年齢制限は、例えば「24歳以上」等。
社会経験とは、「入試までに2年以上働いていた(専業主婦含む)」等です。
●わざわざ大学にまで行って何を勉強したいのか、目的をはっきりさせましょう。
コレが明確になると、おのずと志望学部は決まります。
行きたい学部・学科の名前がよく分からない人は、ネットで調べたり周囲の人に聞くか、
本屋さんで受験コーナーに行ってみましょう。
社会人入試のある大学の紹介本って、多数ありますよ。
●現役高校生のように「自分の成績で入れる大学だから選んだ」なんてのはNGね。。。
高校生と違って、大学に受かることが目的じゃないんだから。
だから、受験する大学を選ぶときも、大学名で選ぶことはできないはず。
だって、行きたい学部がそこになければ、いくら行きたくても行けないでしょう?
でもまあ、中にはそんな人もいるかな?
そういう方にはこの体験記は参考にならないと思います。
●行きたい学科が決まれば、あとはその学科がある大学を探すのみ!
社会人のための大学進学本はたくさん出ています。それらを使って、決めましょう。
わたしの場合、経済的理由で、授業料の安い国公立大学を狙うしかありませんでした。
そこで、自然と受験する大学は決定されました。大阪の、ある国立大学です。
わたし の行きたい学部は、自宅から通える範囲での国公立では ココしかなかったので
ココしか受験しなかったし、ココが不合格なら、それでもういいやと思ってました。
●ところで、大学はカルチャースクールではありません。学問・研究をする場です。
大学入学後、ここを勘違いしてた人が わりかし いてびっくり。
結局、そういう人たちは授業についていけず、退学していきましたね。。。
教官たちも、入試の面接で見抜けなかったんでしょうね。。
お互いにミスマッチってところでしょう。
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2.受験準備
【事務手続き編】
大学の下見・願書請求 → 必要書類をそろえて願書提出 → 受験票GET
●志望大学が決まれば、あとは通常の入試形態と同様です。
大学の下見をし、願書を取り寄せ、必要書類を揃え、受験申し込みをします。
志願理由書は、しっかりたっぷり書きました!
なぜこの大学を選んだか、何を学びたいのか、今後にどう生かしたいのかなどなど
かなり書きまくりました。コレって大事なことだと思います。
「学歴狙いの受験」と思われては困りますからね。。。
わたしは「経済的理由から、私大には行けない」と、こんなことまで書きました。
●わたしの受験した大学の場合、必要書類のうちに「推薦書」「高校の成績表と内申書」
というものが含まれており、コレがなかなかやっかいでした(^◇^;)
「推薦書」は、「当受験者を、こういった理由で貴大学に推薦します」と、
自分以外の他人に書いてもらわなくてはなりませんでした。
夫でもいいとのことだったので、夫に書いてもらいました。
A4サイズの用紙に、結構書く量があったと記憶しています。
忙しい夫に、ややこしいことを頼むのは後ろめたかったです。
「高校の内申書」・・・コレは困りました。。。だって、高校三年生のときの担任の先生に
書いてもらわないといけないでしょう?高校を出たのはもう何年前なの(自爆)
ひとまず高校に電話し、この先生がまだ在校されてるかどうか確認しました。
幸い先生はまだいらっしゃったので、理由を説明し、
内申書を書いていただいましたが・・・電話で先生、
「おい、おまえ大丈夫か!こんな成績でそんな大学受けて!」だって。゜(≧▽≦)゜。
●結婚したので、高校の成績表・卒業証明書・内申書に記載されてる名字が現在と違う!
さーて、コレは困りました。確か大学の入学願書には何も書かれてなかったように思います。
それで、名字が違うんですがぁ。。。と大学に電話しました。
すると、旧姓が出ている「戸籍謄本」を提出してくださいとのこと。
願書の締め切りまであまり日がなかったので、焦りました。
幸い市役所は近所だったので会社を半日休み、急いで取りに行きました。
そんなこんなで受験票がようやく手元に届いたときは、ほっとしましたね〜。
あまりに多くの書類を慌てて準備したので。。。
願書提出には、日程的に余裕を持ちましょう (^▽^
【受験勉強編】
テキトー(爆)
●いやほんと、受験勉強はほとんどしませんでした。
つーか、会社行ってたし、できませんでした。
受験科目は「英語」「小論文」「面接」の3つ。
「小論文」「面接」はなんとかなるだろうとほってたし、「英語」は・・・・・・・
前述の担任の先生からもあんなことを言われるほど、デキマセンでした(涙)
そりゃあ、英語を使う仕事はしてたけど、基本的な日常会話だけ。
受験英語とは違うやん(><)1コでも2コでも 単語覚えなきゃ。。。
と焦るものの、会社も忙しくて結局日々だけが過ぎました。
●社会人入試に、過去問題集は販売されていません。
社会人入学できる大学の紹介本に、2、3校の過去問題が掲載されてるけど
わたし の行きたい大学のものではアリマセンでした。
コレも厚かましく大学に問い合わせると、大学生協に過去問題が保存してあるとのこと!
早速コピーしに大学まで行きました。
でも時間がないため、結局眺めただけでおわりました。
●知らなかったのですが、「社会人入試受験対策の予備校」ってアルんですね!
後述しますが、社会人の場合、どれだけ受験の成績がよかったかではなく、
面接に合否のカギがかくされてるような気がスルので、あんまり必要ないんじゃないかな、
というのが個人的な感想です。だって、マジで英語の成績、ひどかったんだもん、わたし 。
●大学によっては、受験に英語の辞書を持ち込めるところもあります。
ですが、その場合は問題数も多く、実際はあまり辞書を引いてる時間はないそうです。
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3.いよいよ大学入試!
【入試科目】
午前=筆記(英語、小論文) 午後=面接
●( ̄□ ̄;)!!募集7名に対して、受験者18名!ど・どうしよう!落ちるかも!
●服装について
もちろん規定があるはずアリマセンが、σ(・・) は紺色のリクルートスーツを着ていきました。
就職の面接と同じような感じで。
ですが受験会場には、ジーパンにジャンパー、というような人もいて。。
服装が どれだけ面接結果に 影響があったか分かりませんが、
「社会人」なんだし、あんまりラフな格好はどうかな?って思います。
●筆記試験は60分・60分だったかな?はっきり覚えてないです。
英語は、穴埋め問題、単語、長文読解、和文英訳、英文和訳。
長文読解は、1つや2つ、単語が分からなくてもなんとなく前後で分かるんだけど
単語や英作文なんかは、、、、単語分からないともう終わり(><)
で、どうせ終わってしまうのなら、と フランス語で答えてしまいましたっっっ
答案用紙に、「すみません、フランス語なら分かるんです」って書いてね(爆)
志望学部が英語関係だと、絶対不合格だったろうな〜〜(^◇^;)
小論文は、「会いたい著名人と、会って話したい内容」みたいなテーマでした。
●午後、面接。その前に、お昼休み。
お昼に弁当を持ってこいなどとは当然言われてないので(笑)、
昼食をどうするか迷いましたねー。結局、パンを持っていったのですが正解でした。
この大学は周囲にコンビニなんてないし、入試当日は学食も生協もお休みだったので
お昼を買えずに、自動販売機のジュースだけ飲んでた人が多かったです。
おかげで午後の面接は、おなかだけは余裕でした(笑)
●面接。。。面接は騙し合いだと誰かが言った(爆)
でもわたしは何の嘘も言わなかった。。 (^▽^ ←うそ言ってもしょーがないし
聞かれたのは「現在の仕事」「志望動機」「本当に4年間通い続けられるのか」
「卒業後何をしたいのか」「家族はどのぐらい理解しているのか」等々。
ここらへんだけはしっかり返答を準備していたので、バッチリだったと思っています。
返答を用意していたというか、願書提出のときに書いた「志願理由書」などと同じことを
話しただけなんだけどね。
特に面接で強調したのは、勤めてる会社が社会人学生に理解があること、
この大学にしか学びたい学科がないということ、夫は進学に大賛成している、
という この3点でした。
筆記の英語がかなり悪かったと自覚しているわたし が、約3倍の競争率を
くぐり抜けて合格したのは、この面接で勝ったからだと確信しています。
現に、あとで教官から聞いた話では、筆記が悪くても、熱意と正しい目的がある
社会人学生はセンター試験で入ってきた目的のない学生よりも
はるかに熱心に授業に取り組むから必然的に良い成績を残している、
とのことでした。
ので、間違いなくわたしは、この「熱意と正しい目的」の部分を、
面接で買われたんだと思います。
●余談ですが。。。この受験の日、面接が終わってバス停に向かうと、タッチの差でバスが
出ていったんですよーー。この間の悪さに、不合格の予感が全身を貫きましたねぇ。。
次のバスが来るまでの20分、じっとベンチに座ってて寒さが身にしみました(笑)
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4.入学準備
●入学準備といってもわたし の場合、ほとんど金銭的な問題ばっかり。
貯金を崩して入学金を払い、授業料を払い、同窓会費だのなんだのって
お金は出て行くばかり。
若い人たちは親が出すのでなんともないのでしょうが、コチラは自腹なので。。。
大変でした。
国立の、しかも夜間主だったので、私大に比べるとずいぶん安く済みました。
それでも入学時に50万は用意してたかな?保険料とかも払ったしね。
●入学式は欠席しました。会社に行ってました。。。
コレから残業もろくにせず、大学に行かせてもらうわけなので。
でも、入学式に出なかったため、他のクラスメートと馴染むのがちょっと
遅れてしまいました。この日に顔合わせのちょっとした催しがあったのでね。。
仕方なかったです。
●つまらないことだけど、超久しぶりに学割定期を買ったときは感動でした(笑)
ノートもいるねぇ〜なんて、久しぶりの学生にちょっと浮かれてました(笑)
あ、これぐらいしか書くことないや。何か思い出したらまた書きます。
そうそう、健康診断で。。。同じクラスの子が、生年月日欄に「昭和54年生まれ」なんて
書いてるのを見たときは、ぶっ飛びました(爆)わ・若いーー!(^◇^;)
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5.授業スタート!
【じっとすること90分。。。拷問だ。。。】
さて、授業です。大学は3度目なので、何の緊張もありませんでした。ところが( ̄□ ̄;)!!
90分間黙ったまま座り続けるのが めっちゃしんどかったです!コレは予想外でした。
よーく考えたら、1時間半もひたすら人の話だけを聞き、
お茶も飲まず、お手洗いにも行かず。。。ってコト、10年近くなかったんですよね。。。
会社では疲れると適当に席を立って給湯に行ったりできます。
でも、大学の授業は。。。疲れたからと自由に席を立つことなどできません。
当然なんだけど、コレが結構こたえました。すぐ慣れたけど、最初はしんどかったー。
映画や観劇なら、1時間でも2時間でも疲れないんだけど(笑)
【か、漢字が出てこないっ。。】
会社では当然、パソコン使用。
つまり、何が言いたいかって。。。そうです、90分ひたすら「手で書く」のが、辛い!
試験のときなんか、ひっきりなしに手で書き続けるのですからもう大変でした。
ワープロソフトのせいで漢字は書けなくなってるし、手が疲れる〜。
これから大学に行く皆さん。。。コレって意外な落とし穴ですよ〜〜。
【おなかすくよ〜(T△T)】
授業で辛いことは、ほかに「空腹」ってのがありました。
なんせ17時ごろに会社終わってすぐ大学に行き、そのまま21時過ぎまで授業ですから
おなか減ります。。。会社を出て急いで大学に行っても、もう授業は始まってますので
学食に寄る暇もなく、教室にすべりこむわけです。
し〜〜んとスル教室で、何度おなかが鳴ったことか、恥ずかしい。。。
そのうち、どうせ恥ずかしい思いをスルならと、大学に向かうバスの中でパンを
食べるようになりました(笑)見渡すと、同じことをしている社会人学生、多かったな。
それでもおなかが減ったときは、授業中にこっそりキャンディ食べたりしてました。
当然、におわないものを選ぶのがコツです。
あ、ミルクキャンディなど 甘ったるいものにすると、腹持ち抜群です(爆)
【18歳のコと体育実技!?】
大学ですから、当然「体育実技」は必須です。でも。。。18歳のコと同じ授業!?
こちらはあーた、30歳よっ( ̄□ ̄;)!! ですがわたし の場合ラッキーにも、
前の大学で取った単位が生かせたので、免除になりました。。。
他の社会人学生は、「社会人はてきるだけ運動量を少なくしてぇ〜〜」と苦労してました。。
女性社会人の間では、「エアロ」が人気でしたね。男性社会人では「卓球」だったかな。
「18歳の子と一緒に大学の周囲をランニングさせられて、死んだよ。。。」という友人もいました。
結局友人(御トシ 55歳!)は走りきることが出来ず、歩いたそうですが。。。
体育実技、恐るべし(ーー;)
【昼働いてたら、ドコで教育実習を?】
わたしは教職課程を取っていました。教育実習校って普通は出身高校を選びますよね。
だけどわたし の卒業した高校は全日制、つまり会社のある時間とバッティングするわけです。
サテ困った、会社を2週間も休めない。でも、教職は取りたい。。。
で、教務に相談に行きました。で、「定時制高校でやれば会社に行ける」とアドバイスを
もらいました。
ところが、普通、卒業生以外の教育実習生を受け入れることは、
どこの高校でもしないんですよね。たとえ定時制であっても。
なぜなら、教育実習生は、それでなくても忙しい高校にとって「邪魔者」
でしかないからです。
そこを「卒業生」だからということで、「じゃあ、邪魔だけど引き受けましょうね」
となるそうなのです。
●わたしの家の近くに、ある定時制高校がありました。
大学に聞いてみると、「コレまで実習を引き受けてくれた実績がないので、
まず無理でしょう」とのこと。
でも、ココが無理だと、もう他に教育実習ができる高校はない。。。。
そこで、大学の反対を押し切って、
自分勝手に高校に出向かい、受け入れてくれるよう要請しました。
そして、校長先生や教頭先生の面接がありました。
「昨年、あなたと同じ大学の社会人が、やはり実習を希望されましたが、
お断りしています。なので、あなたも期待しないでください」と最後に
言われてしまい、とぼとぼと 高校を後にしました。。。
ところが、、、結局受け入れていただけたのです\(^o^)/
理由はこうでした。「定時制の生徒は、たちのよくない性質の生徒が多い。
それで受け入れる側としては実習生の身の安全を確保しきれないので、
大体断っているのだが、あなたはめげずにできそうなので」
・・・・・へ?どういう意味ざんしょ(^◇^;)
ま、受け入れてくれたからイイや、ラッキー♪
でも、こういう注意も受けました。。
「生徒を刺激するようなミニスカートは絶対にやめてください。
ズボンをはいて来るようにしてください。」
定時制って。。。そんなに怖いの??とちょっと怖くなりました。
ズボンを持ってないので、結局ロングスカートで毎日行きました。
●でも、生徒は確かにワルイの多かったけど、概して素直で可愛かったですよ♪
なついてきたし(笑)
まあ、いやなこともありましたけどね。。。メゲてたらダメです。
授業中、いきなり席を立ってイスをけって、「つまらん授業するな!」と言った生徒には
「おぉ〜ほな、あんたがオモロイ授業やってぇ〜、先生聞いてるわ」などと対抗。
ケジメはつけないといけないのでね、「他の真面目な子の邪魔しないで!」ぐらいは
大声で言ってましたね〜。びくびくしたら、ナメられますからね。
でも、逆らう子は、何かしら原因がアルんです。。。
授業中に荒れた生徒には、授業後呼び止めて、
「何かいやなことあったの?話、聞くよ。。」
というと、コロッと態度変わりました。みんなね。
聞けば、ある生徒の両親はたいそう仲が悪く、食事も作ってもらえないとか。。。
教育実習では、勉強を教える方法以外に、いろんなことを学びました。
出身高校で実習していたら、絶対に経験できなかったようなことをたくさん。
本当に、勉強になりました。。。
●こんなふうに教育実習ができたのは運がよかったです。
友人の中には、教育実習校が確保できずに、教職単位をとってたにもかかわらず、
資格が取れなかった人もいました。
働きながら教職をとろうという場合、
1年生の最初から実習校のことは考えておくべきでしょう。
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6.通学の苦労。。
●夫が、「もっと上を目指したい!」と転職しました。転職は成功し、
見事採用・・・はイイのですが。。。夫の勤務地はなんと関東( ̄□ ̄;)!!
悩みに悩んだ末、わたしは会社を辞め、東京に行くことに。
このとき、大学3年生でした。東京の大学に編入も考えましたが、
また試験やなんやがあるし、また入学金だのなんだのってお金もかかります。
そこを天秤にかけ、結局東京から大阪まで通学することにしました。
遠距離通学は1往復、約2万7000円。実家に泊まったので宿泊費はなし。
1回大学に行くたびに コレだけのお金がかかるのですから、ムダにはできませんっ
そこで。。。
●大学に来る回数が減るよう、試験の日程を詰めてもらうよう教官に直談判!しました。
大学の試験は2週間に渡って行われます。
それぞれの科目がバラバラの日だと、不経済極まりなし。
そこで、事情を教官に説明し、決まった試験の日程を変更してもらったりしました。
ある教官は、筆記試験を特例ということで、
わたしだけレポートに変えたりもしてくれました。
●コレって、わたし がふだんから真面目で、教官の印象がよかったからでしょう。
急に出張が入ったり、急な出来事が多い社会人学生は、いざというときのために
常日頃から 真面目に授業に取り組んでおくことを、絶対に勧めます。
教官も人の子、ふだんから真面目な人の訴えは、なんとかして聞いてくれようとします。
いや別に、ソレ目当てでイイ学生してたわけではないんですけどね(笑)
それから当然ですが、友人関係も大事にしましょう(笑)
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7.いよいよ卒業
●4年間はあっという間でした。就職活動もないので、社会人学生は気楽です(笑)
用事もないのに就職指導室を覗いたりなんかして(笑)
卒業式は、交通費節約のために出席するつもりはなかったんだけど
教員免許状がこの日にもらえるので、それを受け取るために出席しました。
この日にもらわないと、教育委員会まで自分で取りに行かないといけないらしいです。
で、その場合、手続きが猥雑らしい。。。だったら、と卒業式に出ました。
結果的には友人たちにも会えたわけですし、出席してよかったです。
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8.思うこと。。。
●合格発表があってから実際に授業が始まるまでは、大学であんなことやこんなことが
しないなぁって たくさん思ってたのに。。。で、時間は 4年間もあると思ってたのに。
結局、たいしたこともできないまま、卒業になってしまいました。。。
やはり、仕事・結婚生活・遠距離通学がネックになって、思ったように時間が取れず
結果的に、やり残したことのほうが多くなってしまいました(><)
社会人が大学に通うのなら…せっかくのチャンスを、ぜひ生かしてください。。。
わたしは仕事や家事を理由にやりたかったことを「まだ4年もあるし」と
先延ばしにしたため、結局そのままで終わってしまい、後悔しています。
●大学では、自分で積極的に情報収集をしないと、誰も何も教えてくれません。
卒業間際になってから 「こんなことも大学で出来たんだ」 と分かったこともあり
本当に悔しい思いもしました。
そういえば 卒論の提出締切日も、自分で把握してない人もいたナァ(~_~;)
●大学進学が決定したら。。。
とにかく「積極的に・自分で動いて 情報収集!」デスヨ☆
教務課や学生課、図書館、廊下の張り紙、あらゆるところに面白い情報が提供されてます。
それらに気付いて有効に使いこなすか否かは、全て自分次第。。。
せっかくの学生生活を有意義にするためにも。。。がんばってくださいd(^-^)ネ♪
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