奈緒は時々ひきつけを起こしていました。ところがこのひきつけの起こしかたに2パターンがあることに気がつきました。夜に起こすときと、明け方のとき。食べたものを戻すときとそうでないときがありました。

夜、食べたものを戻すとき共通していることがありました。 もしかすると油がだめなのではないかと思い、血液検査をしてみると、ピーナッツとトウモロコシの食物アレルギーである事が分かりました。

確かに奈緒はとうもろこしとピーナッツが原形をとどめていると食べません。これは本能によるものらしいです。ところが形を変えてあると、わからずに食べてしまいます。たとえば、スナック菓子。キャラメルコーン、カール、とんがりコーン・・・など奈緒は喜んで食べていました。それが量が多かったり、体調がよくなかったりしたときに、戻したり、引き付けを起こしたようです。

原料が、とうもろこしやピーナッツであることをわかるものは奈緒に与えることはありませんが、コーン油、ピーナッツオイルとなるとはっきりと書かれていないとわかりません。ほとんどの食品には、植物性油脂と書かれていて判断がつきません。 出来るだけ油を使っていないもの、経験で大丈夫だったものを選んで与えるようにしています。

よく食べたものを戻してしまう、ジンマシンが出る、特定のものを食べたがらないなどは食物アレルギーかも知れません。 血液検査で簡単に調べることが出来ます。

食物アレルギーを起こす食品リスト
卵白、卵黄、ミルク、チーズ、モールドチーズ
小麦、ライ麦、大麦、オート麦、とうもろこし、米、ごま、そば
えんどう、ピーナッツ、大豆、いんげん豆、はしばみの実
ブラジルナッツ、アーモンド、ココナッツ、マンゴ、クルミ、クリ、カカオ、チョコレート
トマト、いちご、オレンジ、リンゴ、バナナ、グレープフルーツ、パイナップル、レモン、洋なし、もも、アボガド、メロン、キウイ、マンゴ、
にんじん、にんにく、たまねぎ、じゃがいも、セロリ、パセリ
マスタード、とうがらし、黒こしょう
豚肉、牛肉、鶏肉、羊肉、ガチョウの肉、アヒルの肉
ムラサキガイ、マグロ、サケ、ロブスター、かに、えび、ニシン、ニジマス ウナギ、タラ、スズキ
ココア、コーヒー、紅茶
ビール酵母、麦芽、α−ラクトアルブミン、β−ラクトアルブミン、カゼイン、グルテン

奈緒はアレルゲンとなる食品を与えないこと(除去食)で対応していますが、卵、大豆などがアレルゲンの場合はお医者さんとよく相談されることが大事だとおもいます。


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