高丘親王航海記
平城帝の皇子であった高丘親王が、晩年、天竺への遠い旅をした話を題材に、幼い頃の憧れの幻影と東南亜細亜のエキゾチシズムが織り成す連作短編集です。
ちょうど泰国(Thailand)を旅行している間に、この本を読みました。
かなりゆっくりとした時間が取れた旅だったので、 夢と幻想に漂う「空想の東南亜細亜」と、エネルギッシュに活動する「生きた東南アジア」について、アレコレと思いを巡らせる事ができ、その意味でも貴重な本となりました。
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