毛が多い…


少なくなりようがないのね

モエナが生まれた日に、同じ病院で生まれた子はモエナを入れて3人いた。 先に生まれた男の子が一人、まんなかがモエナで後にやっぱり女の子。 3人が新生児閲覧コーナー(仮称)に並んで寝ているのを見ながら思ったコトのひとつに、 「毛が多いじゃないか…」ってのがあった。 そう、モエナは生まれたときから毛が多かった。もちろんアカンボのことだから、 毛が多いっていうのは頭の毛に決まってる(ほぼ全身に産毛ははえてるけれどね)んだけど。 ウチの場合、ボクもヨメも毛が多くって、おまけに(多分)太い、 そんな両親から生まれてるわけだから、モエナの毛が少ないわけはないね。 遺伝学とかよく知らないけれど、やっぱり感覚的になんとなくそう思った。
ボクもヨメも同じ床屋で髪の毛の面倒を見てもらっている。その床屋サンは、 ヨメが昔から見てもらってる人で、ヨメの実家のそばのツルマっていう駅のそばにあったお店から、 独立して自分のお店を持ったマツオさんっていう理容師さん。 このお店は、コブチ駅から少し離れたところにある"Loop for hair"っていうんだけれど、 ボクは結婚してマツオさんがここにお店を持った時から、ヨメと一緒にお世話になってる。 お店の雰囲気もマツオさんと奥さんをはじめとしたスタッフもいい感じ。
---宣伝費ください ->マツオさん(^^;
前置き(?)がだいぶ長くなったけれど、ヨメが実家に戻っていた間に、 ヨメとモエナの顔を見に行った時に、髪を切りに行ってモエナが生まれた報告をした。 その時の会話を要約すると、
「予定日どおり(そうジャストだったの)に生まれました」
「そりゃおめでとうございます。で、どっち?」
「あ、女の子」
「そっか。じゃ肩身狭くなるね、2対1で」
「………」

「あのね、毛がフサフサなんですよね。」
「やっぱね。そりゃそうですよね、この二人のコドモなら少なくなりようがない」
「そだね……」

専門家の発言には重みがあるね。帰る道すがら、「そうだよな、少なくなりようがないか…」 ってボクは改めて思った。
それにしも、いづれは肩身狭くなるのかなやっぱし…
1999.6.26