このページを作成した理由
「母乳で育てているんでしょ?」と決めつけるように聞かれるのがとっても嫌だった。
ミルクで育てていることに自分自身が引け目を感じていたし、
人々からは好意的な眼差しを向けてもらえないことが分かっていたからだ。
数週間、憂鬱な空白の時を過ごした。
しかし、今思えば「マタニティブルー」という誰でも陥るようなものだったのかもしれない。
ある助産婦さんとの出会いにより、積極的に育児に取り組むことができるようになった。
母乳で育てている方の素晴らしいサイトはたくさんある。
「母乳で育てるということは、こういうことなのね」と擬似体験にも似た感情で、
いつも羨ましく拝読している。
しかし、潜在的に多いと思われるミルクで育てている方のサイトはなかった。
人にはあまり知らせたくないのでは…という感があった。
私は、産後5ヶ月も経過した今だからこそ、ミルクで育てていることに引け目を感じることなく、
このページを作ることが出来た。
このページは、ミルクで子育てをすることを薦めているのではない。
出るものならば、自分の血から出来た母乳で育てることが、母子ともに一番望ましい自然な形であると、
今でも思っている。
以前の私と同じように、ミルクで育てることに不安を抱えている人に、
少しでも自信を持ち、同じように悩んだ人がいたことを知っていただきたいだけである。
そして、多くの方が正しい知識と理解を持ち、暖かい目で見守ってほしいのである。
コドモが必要としているのは「母乳よりも愛情」と、私は確信している。