母子手帳取得
初めて保健所へ行く
妊娠初期検査を行った翌週、第8週目の時に母子手帳をもらうため区内の保健所へ向かう。
区役所へは、転入届で一度来たが、その上に保健所がある事は前日に知った。
夫婦二人暮らしだと、保健所の場所を知らなくても、困ることはなく生活していた。
保健所に入ると彼に「印鑑とか保険証とか持ってる?」と聞かれ、母子手帳をもらうのに
何もいらないと思っていたので、ちょっと不安になる。
カウンターにいた職員に聞くと「書類の記入だけです。どうぞおかけください。」と言われ、
ホッとする。ということは、妊娠していない人でも母子手帳ってもらえちゃうって事!?
「妊娠届け」「妊娠証明書」の2枚の紙を目の前に出され、必要事項に記入させられた。
こんな名前の書類が世の中にある事を知らなかった私は「なんなの?この書類の名前は?」とビックリした。
戦後まもなくGHQ配下にあった日本のお役所が、書類の名前を決め、
変わることなく50年以上使っているのでは…という詮索までしてしまった。
もっと、おしゃれな名前にしようよ〜!
記入した用紙と交換で、母子手帳をはじめ、健康について、快適な育児等の小冊子、パンフレット等を、
たくさんもらった。またまた知らない言葉ややるべき事がたくさん記載されており、
自宅でゆっくりと拝読させてもらう事にする。
妊婦さんへの無料健康診断から、歯の磨き方、ワーキングマザーのマタニティ教室、
保健婦さんへ個別相談&自宅訪問、出産後の相談、検診等ほとんどが無料で受けられるのだ。
この世の中で「ただ(無料)」でこれだけのことができるのだ。す、すばらしい…。
しばし、感動していた無知な主婦です。よく考えれば、税金なんだろうが…
やっぱり、こういう住民の権利は無駄無く利用しないと損ですよね。ちょっと賢い主婦になったのだ。