13週目〜15週目

このころの体調

4ヶ月も最終週に近づく。この時期になるとつわりがおさまる人が多いそうだが、私は終わる気配はなし。 「ダラダラつわり」と呼んでいた。ある日突然おさまったという話をよく聞いたが、 毎日のように、つわりになるわけではないので「この日で終わり」って分かるかな?なんて考えていた。 2日くらい調子がいい日が続くと「今度こそ終わったかな?」と喜んで彼に報告するが、 その矢先に気持ち悪くなっていて、ぬか喜びにショックを受けた事が何回もあった。 つわりの量というのは決まっていて、短期集中で一気になるか、 私のように小出しで長期間続くのかと医学的根拠のないことをあれこれと考えている。 この吐き気がいつまで続くのかと思うと憂鬱になる日もある。
つわりって英語では「morning sickness」というが、朝、起きた時の空腹時に、 ひどくなる人が多いらしい。私は、朝よりも帰宅途中や夜に気持ち悪くなることが多かった。 働いている人は、一日の疲れが出る夕方に、つわりがひどくなるという話もあるので、 珍しい事ではないようだ。
うそみたいな話だけど、吐き気が来る時間と場所が、ほぼ決まっていた。 会社帰り、近所のスーパーで買い物を済ませ、店を出た目の前にある横断歩道を渡る時と、 自宅そばの公園の角を曲がるところだった。トラウマになっているだけなのではないかとも思ったが、 考え事をしていて忘れている時でも、そこを通りかかると気持ち悪くなる日が多かった。
人よりは軽いようだけれど、気持ち悪くて道端にうずくまる事もあるし、 通勤電車を途中下車することもあるし、自宅で2回ほど嘔吐もした。 最近は、悩んでいてもしょうがないので、乳幼児は泣いて自分の感情を訴えるのと同様に、 胎児はつわりでお腹の中の自分の存在をアピールしているんだと思うようにした。 仕事していると、あんまり胎児のことを考えてないからかな〜と、 気持ち悪くなりながらも、そんなことを考えていた。
話は変わって、ワイドショーで菊池桃子ちゃん5ヶ月の第2子目の妊娠会見を行っていた。 彼女とは結婚式の場所が一緒で、時期も2週間ほどしか違わない。出産時期まで一緒とは調子が悪い。 紺の素敵なスーツを着ていたが、さすがに少しお腹がきつそうだった。 プロゴルファーの妻ともなれば、お腹の成長に合わせてスーツなども新調してもらえるのかしら?