17週目−(10月22日)
トリプルマーカー検査の結果
10日前に受けたトリプルマーカー検査の結果を聞きに病院へ行く。
前回、先生の指示されたように、彼も一緒に来てもらう。
担当の先生は、朝の病棟診察が長引いているらしく、外来診察の定刻になっても、
診察開始にはならなかった。
少し遅れて外来診察が開始され、間もなく私が呼ばれた。
「今日は結果だったわね。こっちへ入ってちょうだい。」と、いつも看護婦さんもいる診察室ではなく、
先生のデスクのある個室へ呼ばれた。
手には私のカルテと、結果が書かれているであろう印刷物を持っていた。
私の年齢で異常を持って生まれる可能性がある確率の平均値と、
私の血液検査の結果を照らし合わせながら話は進められた。同時に、
神経の異常が見られる確率も教えてくれた。
私の確率は平均値をはるかに下回っており、自分では安心できる数値だった。
先生が「このような結果になっているけど、羊水検査はどうする?」と聞かれた。
「いえ、この結果で安心できましたので、羊水検査はしません。」と伝えると、
「そうね、その必要はなさそうね。」と、カルテのファイルに書類をしまった。
「これはあくまでも確率だから。産まれるまで100%安心は出来ないということはないのよ。」と、
説明を付け加えた。
どんな出来事でも100%がない事は分かっていても、
夫婦揃ってホッっとひと安心という気分だった。
本日は、結果を聞きに行っただけなので550円なり。