36週目〜38週目(臨月の様子)

臨月に入ってからは、身体の変化はあまりなく、 産むというゴールが近いと嵐の前の静けさになり、出産日を指折り数えて待っている状態になってくる。 些細な変化でもあれば、その都度このページで報告する予定。

103cm

出産予定日2週間前、自分のウエストは一体いくつになっているのかが気になり計ってみることにした。 ウエスト…いやいやそんなカッコイイ言い方も申し訳ないので「胴周りサイズ」 (にしておきましょう)が103cmだった。 103cmというと漠然としてしまうが、分かりやすく言いかえれば1メートル越えているんだな。 自分の目を疑ってしまい、何度も何度もメジャーの数字を見直したが間違いはなかった。 103cmというのは、以前ウエストと呼ばれていた時のサイズの1.5倍以上にもなり、 私の身長157cmの約3分の2になる。 一般的に他の妊婦さんのお腹がどの程度の大きさまで成長しているかは分からないが、 103cmってかなり大きくなってしまったような気がする。 この時期になっても、日に日にお腹の成長は留まるところを知らず、 お腹の中の住み心地も窮屈になっているだろうし、 出産が遅れれば遅れるほど育ち過ぎて悲惨になりそうなので 「やっぱり予定日までには絶対産みたい!」と願っている日々である。

1に運動、2に運動

10ヶ月に入った検診時から、先生には「10ヶ月に入ったからとにかく歩いてちょうだい。 じっとしていると子供が気づかないから、予定日過ぎちゃうわよ。」と言われていたので、 以前にも増して歩くようになった。しかし、 予定日が近いと爆弾を抱えているようなもの。さすがに、遠出は控え、 家の近所や隣駅にある大手スーパーなど近場を歩き回っている。 平均すると徒歩時間は1日1時間半くらいは散歩に費やしている。 「もう、この道も飽きちゃったな。」と思いつつ、 「目指せ、予定日!」という目標があるので義務の日課になっている。 首輪をつけて足取りも重く嫌そうに散歩している犬をよく見かけるが、今はその犬の気持ちがよく分かる。 3月中旬過ぎは横浜あたりはかなり暖かくなっていて、歩いていても額に汗がにじんでくる。 妊娠前は真夏でも顔に汗をかくことなんかなかったのに、 妊娠してからは脂肪がついて保温力が高くなっているらしく、おかげさまで今年の冬は寒さ知らずだった。 金沢区界隈で、嫌そうな顔をして、足取りも重く、額に汗して歩いている妊婦…それは私です。

好物三昧の日々

10ヶ月の後半になると、せき止めたダムが決壊してしまったかのように、 好きな料理を食べまくっている。以前から何度も書いていたが、 標準体重増加分よりはるかに越えてしまった体重に気を使い、粗食を心がけていたが、 最後の最後になってくると「出産してしばらくは外食に出かけられない」「悔いのないように」 という気持ちが先行してしまい、焼肉、お寿司、ラーメン、 パスタ、ハンバーガー…と高カロリー食が多くなってしまっている。 食べた後に「ああ、また食っちまった。」と自己嫌悪に陥りながらも、 次なるターゲットを探し求めている。うう〜、食欲との戦いは厳しい。 出産後の夢は、ハンバーガーショップへ行き、ポテトフライのLサイズを独り占め、 生クリームソースをたっぷり使ったパスタ、金沢文庫にある喜多方ラーメン 『坂内』のネギチャーシューを食後の自己嫌悪と戦うことなく思う存分食べること。

引越しの準備

4月の上旬(私が入院中or里帰り中)に引越し(横浜市内)をするための準備に追われている。 新居の掃除、内装の変更、インテリアや家具などの購入、引越し時の諸手続とやることは多い。 ましてや私が不在の時に引越しが行われるので、自分の身辺整理、 彼では分からない小物の整理など彼一人では出来ないことを出産前にやっておかなくてはいけない。 3月後半になってからの我が家の室内には、ダンボール箱の迷路ができ、 押し入れやクローゼットに詰め込まれていた不要品や衣装ケースが引っ張り出され、 ベビー用品があふれ…と足の踏み場がない部屋がいくつかある。 そのような状態になっている部屋はお腹の大きな私にとっては不都合ではあるが、 家具やインテリアなどの下見、買物へ行くことが、目下のところ一番の楽しみになっている。 すっかりベビー用品店からは遠ざかってしまい、 最近では巻尺と新居の間取り図を片手に、家具屋やD.I.Y.センターへ通う日々である。