妊婦と温泉
温泉旅行
腹帯の儀式を無事に済ませた後、そのまま箱根へ温泉旅行に出かけた。
妊婦に温泉は御法度と思われている方も多いと思うが、最近の医学書やお医者さんは、
温泉を許可している。しかし、妊娠初期、後期などは避けた方がいいし、
やはり、主治医に相談する事をおすすめする。私も13週目に検診へ行った時に、
先生へ相談し、検診結果を見て温泉旅行の許可を得ている。
旅館やホテルなどの大浴場の「禁忌項目」には、高血圧、飲酒後などに並び、
妊娠中の方と書いてある理由は、温泉成分が妊婦および胎児に悪影響を及ぼすわけでなく、
公共浴場などでは、バランスの悪い妊婦は、普通よりも転倒しやすいからという説が有力だ。
ということで、今回の宿は、普段の旅行よりグレードアップして、露天風呂付きの部屋にした。
心配性な彼は、そそっかしい私を信用できないらしく、
(久々の温泉に入れる事を興奮して、私が大浴場内を走り出すと思っている)
部屋付き露天風呂を希望した。万が一、私が転倒しても、自分の目の届く範囲なので安心との事。
部屋の露天風呂からは、早川の渓流が見え、老舗らしい素敵な旅館だった。
大浴場に比べればスケールは小さいし、家の湯船の2倍ほどの大きさしかない。でも、岩風呂だし、
早川の渓流沿いだし、いつでも好きな時に気兼ねなく入れるので、大満足だった。
一泊だったが、4回ほどお風呂に入る。妊婦になっても、温泉は最高!
箱根観光
箱根なので、温泉だけでなく観光もした。まだ、紅葉シーズンでもないので空いていた。
大湧谷まで足を伸ばし、硫黄が吹き出す岩だらけの山道を登った。予想外に妊婦さんの姿が多い。
お腹が私よりかなり目立っている人なので、たぶん6ヶ月〜8ヶ月くらいだと思う。
いい運動にはなりそうだし、夫婦だけの旅行を今のうちに楽しんでいる様子だった。
あとは、登山鉄道に乗ったり、強羅公園を散策したり、楽しい観光もできた。
よく歩かされたので、いい運動になった。