エスカパード
ニューカレドニアと言えば「イル・デ・パン島」を代表とするリゾート地です。 残念ながら諸事情により旅行計画の時点で候補からはずれました。 しかし、離島派としては、首都ヌーメアだけに留まるのは悔しい…ということで、 『エスカパード島(脱出-ESCAPE/escapade-という意味)』へ足を伸ばしました。 世間から脱出し緑濃い青く輝く島へ…このキャッチフレーズの通り、知名度は低くてもあなどれません。 「世界は二人のためにあるのね」と、語り合えてしまうくらいプライベートビーチ気分を味わえます。
ヌーメア朝市前のモーゼル湾から、モーターボートでたったの30分。 現実からの逃避は予想以上にあっけなかったけれど、目の前に広がる景色は、 この世のものとは思えないほどきれいなものでした。 島にあるこの長い桟橋を歩くと南の楽園への第一歩…
引き潮になると、遠浅の海はこのようにほとんどが砂浜になり、隣の小さな島まで歩けそうでした。 方向感覚がなくなってしまうほど、真っ白な砂浜がどこまでも続いていました。 こ〜んなに広いところに一人というのは、滅多に味わえない最高の気分です!
島で唯一のレストランの食事は美味しくて、日本人の口にも合う味付けでした。 特に、ランチタイムだけ食べられるフランスパンのロングサンドウイッチは安いし、 濃いカフェオレととても良く合います。
宿泊者がとっても少なく(たぶん10名以下)、ディナータイムは私たちだけの日もありました。 本島から近いので、定期船を利用して日帰りする人が多いようです。 そのせいか支配人のギターの弾き語りは、私たち日本人のためなのか加山雄三の「君といつまでも」でした。 そういえば、フィジーのレストランでも聞いた…
風が冷たくなる夕方、長袖に着替え、砂浜に座り、太陽が沈むのを見ていました。 毎日、とってもきれいな夕焼けでした。 普段は、ビルが多かったり、仕事だったりで、なかなか見れないですよね。