早朝、現地係員のナコンさんとともに『ピピ島』へ出発。小さい桟橋から高速船で1時間半。 ダイビングスポットとしても有名なエリアだけあって、珊瑚礁や熱帯魚がとてもきれいでした。 シュノーケリングでも十分楽しめます。
ピピ島は、本当に小さな島ですが、手付かずの自然が残っています。 湾になっているので、波もなく透明度の高い静かな海です。 あまりのきれいな海に感動して、思わず踊り出しています。
昼食は、オープンテラスの素朴なレストラン。野菜のなべとシーフード料理で、大満足。
ピピ島で遊んだのち、ホテルへ戻るナコンさん運転の車内で、 同世代ということもあり、いろいろな話をしました。 私たちは、日本国内の事、文化の事を話をし、彼は、タイの国内での生活、 自分の生い立ちを聞かせてくれました。
彼の父親は、中国の社会主義から逃れるため、国を捨てタイへ移住。 その結果、彼の家族は「国籍」もなく、パスポートも作れない、外国へ行くことも出来ない。 国籍がある事、外国を行き来できる自由がある事を、当たり前に思っていた私には、とても悲しい事実でした。 タイではよくある事なのか、彼は笑って「来てくれる観光客から、 他の国の話をいろいろ聞くことが出来るし、仕事が楽しい。」と言っていました。 プーケット旅行を思い出深いものにしてくれた明るいナコンさんでした