蓼科の一日目

さぁ出かけましょう(♂)
にしざわ家のお出かけは、よほどの事情がない限り、朝はのんびりめに出発します。 遊ぶ時間が長いほうが楽しいのも確かなんですが、眠かったり疲れちゃったりしたら、 それこそ時間の無駄です。(いいわけ)
だから大体9時から11時くらいの出発です。

今日のルート(♂)
今日の目的地は蓼科です。自宅のある横浜市金沢区から、蓼科方面に行くためには
(1)中央道を使って茅野・諏訪あたりから向かう
(2)上信越道を使って佐久・軽井沢から攻める
の2ルートが考えられます。どっちも使い慣れた道です。 今回は、連休ということもあり、都心を抜けていくことに渋滞への不安を感じたので
※横浜横須賀道路→保土ヶ谷バイパス→R16→八王子ICから中央道
というルートを通ることに、走り始めてから決めました。
今日の目標は、とりあえず日の出ているうちに蓼科に着いて、 狙っているポイントの一つでもクリアすることです。

ところが…(♂)
横横道路から保土ヶ谷バイパスにつながるIC(狩場)のあたりから、 道がどんどん混み始めてきました。で、保土ヶ谷バイパスでは、 止まっては進みという渋滞です。奥様は少々不機嫌になってますが、 出発からダークになってしまっては、いけません。 一緒になってフテクサレたい気持ちをどうにか抑えて、 運転手は予定ルートの変更を提案しました。変更後のルートは
※保土ヶ谷BPを降りる→座間を抜けて相模湖へ回る→幸せの中央道
というものです。座間から相模湖への道は、独身から新婚時代に良く通った道で、 そのころ住んでいた事もあって、裏道には事欠きません。 未来への希望が見えて、機嫌良く合意してくれた奥様をナビゲーターに、 バイパスを降りて一般道に車を進めます。
裏道・表道を走りながら、ふと思い付いて、奥様ナビゲーターに「道路情報」を 携帯電話で聞いてもらいました。便利な世の中になったもんです。ところが、 聞いてる奥様の顔がダークに…。
「中央道、事故で20キロ以上渋滞だって…」
「うげげっ」と思いましたけど、ショーファーはそんなことを顔に出してはいけません。 冷静を装って、「どのへんで?」と聞いてみると、「なんとか仏トンネル先頭だって」 とのことです。もちろん、「小仏トンネル」のことで、これは今向かっている相模湖IC より東京寄りです。つまり、私たちには関係ない渋滞です。 「ったく場所を確認してからダークになれよな」と思いましたが、良いショーファーは そんなことは顔に出しません。努めて冷静に
「そのトンネルは通らんだろうが」
と言ってしまった私は、やっぱり良いショーファーにはなれませんでした。(^^;
「地図見なよ」という適切かつ親切な助言に従って、事情がよく飲み込めた奥様は、 再び心を蓼科の高原に飛ばしています。それにしても、八王子回りにしなくて良かった。

中央道をひた走る(♂)
無事、相模湖ICから中央道に乗ると、台数は多いとは言え、車は順調に流れていて 天気もそこそこ良い中、快適なドライブです。 1年半ぶりにスタッドレスからノーマルタイヤに履き替えた 愛車レガシーも、心なしか足元が軽いようです。
八ヶ岳PAで、山を見ながら一息入れていると、バイク集団や家族連れに混じって、 今風の若者(男ばっか5人)がいました。「なに系」というのか知りませんけど、 よくいる「汚らしいカッコ」した20代前半の人たちです。それが乗ってた車が ホンダの「レジェンド」。
「なんで???」
パパの車を借りてきたのかもしれないですけど、レジェンドといえば、 比較的ハイソな高級車です。あのカッコにこの車は変でしょう。 「似合わないよねぇ〜」と聞こえないように二人で言いながら、PAを後にします。
八ヶ岳PAから諏訪ICはすぐです。オービスに気を付けながら、無事諏訪ICに到着。 いよいよ蓼科の足元に着きました。

バラクラ イングリッシュ ガーデン(♂)
諏訪ICを出て右に折れ(蓼科方面)、片側2車線の綺麗な道を少し行くと、 今は新幹線開通と共になくなってしまいましたが、「横川駅の峠の釜飯」で有名な、 「おぎのや」のドライブインがあります。これを左手に見て少し進むと今度は 甲府方面で有名なほうとうの「小作」の古い造りの建物が見えてきます。
今日の夕食をここで食べることを固く誓い合い、車を更に進めると、 やがて大きな立体交差が見えます。蓼科方面へは、この立体の側道から左折し、 「ちょっとしたトンネル」だけで100円とられる茅野有料道路を抜けると、 あとはほぼ道なりです。
蓼科方面への標識を頼りに、大門街道ではなくビーナスラインを進むと、 すぐに右手に 「バラクラ イングリッシュ ガーデン」の駐車場と建物が見えてきます。 到着したのが17時くらいで、閉園間近(9:00〜18:00)だったせいか、すんなり車はとめられました。 入園料の700円×2を払って、出入り可能なマークのシールを胸に貼り、 ショップと喫茶室の脇を抜けると、そこは イギリス風の庭園です。
この 庭園の雰囲気と緑はとても良く、 咲いている花もキレイだったのですが、 季節が合わなかったせいか、期待していたバラは、ほとんど散った後でした。
写真を撮りながら、30分ちょっとで庭園を一回り見て、 ショップに売っている、なんかオシャレな気がするオシャレな値段の物を冷やかして外に出ます。 外にもショップがあって、ここには今ハヤリのオシャレなガーデニング向きの、 オシャレなアイテムの数々がやはりオシャレな値段で売っています。 ここに流し目だけ流しておいて、
「とってもキレイでしゃれた庭園だったね。でも…、一回くればいいね!」
という十分オシャレな満足感を得た二人は、車に戻りました。

念願の「ほうとう」を食す(♂)
車に戻って、お腹がすいているのを確認しあい、「麺食い」のにしざわ夫婦が好きな 「小作のほうとう」を食べに行くことにします。
でも、ちょっと待った。その前に、たいして遠くないんだから、 宿の場所を確認してから行きましょう。街灯のない夜の高原は、道に迷って険悪な雰囲気に なるにはもってこいです。そんな危険を冒すのは愚の骨頂なので、まだ明るい今のうちに、 今回の宿の「蓼科東急ハーベストクラブ」を確認しておきましょう。
さしたる問題も無く、ホテルの場所が確認できたので、いよいよ「ほうとう」を食べに行きます。 この「小作」というのは、諏訪ICの他にも山中湖や甲府周辺に何軒かお店をもつ食事処で、 甲府名物のほうとうをはじめとして、「おじや」やいろんな田舎料理が食べられます。 珍しいところでは、すずめやかえるなんかも食べられるみたいです。 (メニューで見ただけ。食べたことはありません。今後もたぶん食べません。)
ここのメニューに「山女の塩焼き(やまめのしおやき)」というのがあるんですが、 昔、スキーに行った帰りにここで食事をした時、にしざわの会社のある先輩は、 かえるやすずめにひとしきり感激した後、
「うげっ、すげぇ。 やまおんななんかも食わしてくれるんだぁ!」
とビックリしてました。その時回りにいた5〜6人をしばらく笑わせてくれたこの発言は、 今でも「伝説」になってます。
それにしても、「やまおんな」ってどんな食い物だと思ったんでしょう???
トンネルだけで100円の「茅野有料道路」を再び通り、諏訪インター方面に戻ります。 夜になると、店の前のかがり火で目立つ「小作」に入って、夫は「豚肉おじや」を、 奥様は「ちゃんこほうとう」を、とてもおいしくいただきました。
ごちそうさま。

今日はこれでおしまい(♂)
トンネルだけで100円の「茅野有料道路」をまたまた通って、ビーナスラインからホテルに向かいます。 予想したとおりに道は真っ暗でしたけど、賢い私たちはホテルの場所は確認済みです。迷わずに到着しました。 素晴らしい!
チェックインし、荷物を解いてとりあえずお風呂に行きます。ここで残念なことの一つ目。 蓼科高原付近には、数多くの温泉があるんですが、ここのお風呂は温泉ではないんです。 でも、近くに入浴のみでもOKの温泉旅館がたくさんあるので贅沢は言いません。 ハーベストは会社で法人会員になっているので、一泊4000円以下で泊まれます。部屋は広いし、 設備はキレイなので文句をいったらバチがあたります。 それに、この秋には温泉付きの新館もオープンするらしいので、それを楽しみにすることにします。
お風呂を出てから、部屋に戻りバルコニーに出てとても静かな外を眺めますが、残念なことの二つ目として、 雲が出てきてしまっているらしく、星が全然見えません。 都会とは違う満天の星空も楽しみにしていたんですが、 お天気ばかりはどうにも出来ないので、明日以降に期待して今日はもうお休みです。


蓼科の一日目