蓼科の三日目(2/2)
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高速を乗り継いで自宅へ(♂)
アウトレットモールを出て、上信越自動車道の碓氷軽井沢ICへと向かいます。 ICに向かう道からもう渋滞です。後は帰るだけで開き直っている私たちは、 特にダークになることもなく、車の流れに乗っていきます。
高速に乗った後は、それなりに流れていましたが、藤岡JCTの合流前から渋滞が始まりました。 首都高速ラジオで渋滞の状況を聞いた後で、奥様と賭けをしました。自宅への到着時間です。 のんきな私は22時到着、慎重派の奥様は23時到着です。 賭けたものは、「負けたほうが帰ってアイスコーヒーを入れる係りになる」ことです。
関越道と合流しても、まだ少し渋滞は続いています。少しでも早いほうがいいと思って、 流れがいい車線に乗り換えると、今度は今までいた車線のほうが流れます。不思議なもんです。 いわゆる「マーフィーの法則」でしょうか。
探してみたらやっぱりありました。
交通渋滞の第1法則:
渋滞している車線は、自分が抜け出したとたんに、スムーズに動き始める。
FIRST LAW OF TRAFFIC:
The slow lane you were stopped in starts moving as soon as you leave it.
結局、断続的な渋滞は外環道に乗るまで続きましたが、それなりに流れる区間もあったせいか、 予想より時間はかかりませんでした。 途中、SAで休憩をした時に、焼きとうもろこしなど食べてみましたが、あまりおいしくなかった…。
ここまで来て外環道に乗ったのが20:30過ぎなので、奥様は賭けの形勢が不利で不安げな顔をしています。 でも、「早く着くなら負けてもいいや」などと勝負師として許し難い発言をしています。 だけどほんとは負け惜しみなのかもしれない。勝負の行方はどうなるのでしょうか…

自宅に到着(♂)
外環道からは車も順調に流れて、首都高速湾岸線のベイブリッジを渡り、やっと横浜に帰ってきました。 途中の道路情報板の掲示で、石川町JCTあたりが混んでいる様子(事故だろうと思ってた)だったので、 横横は使わずに、本牧ICで下りてR16で帰ることにします。この時、時刻は21:30で、 ここから自宅までこの時刻なら30分くらいで着きます。勝利を確信した私は、 奥様に得意げな顔をしてソッポを向かれてしまいました。
本牧ICを下り、一般道への合流の信号を過ぎて少し進むと、車がつまっています。
「あれ、事故でもあったかな」
と思いながら動くのを待ちますが、どうも事故の渋滞ではなさそうです。 なんでだろうと考えていると、ふと
「あああ、そうだ…」
奥様は怪訝そうな顔をしています。
「今日ね、横浜の花火大会なんだよ…」
「そういえばそうだった…」
ちょっとダークになってしまいました。でも、しょうがないです。じっと耐えて帰るしかありません。 横浜から離れる人達の渋滞なので、他の道に行っても大差ないでしょう。 ダークな中、奥様はちょっとだけ嬉しそうです。そうです、賭けは奥様の勝ちが確定しました。 私はメチャメチャダークです。
結局、渋滞はかなりヘヴィで、磯子あたりまで続きました。家に着いたのは、 あろうことか23時ジャストです。でも何もなく無事に帰ってきたことはいい事です。 荷物を運び込み、部屋の空気を入れ替えます。 そして、私が入れたアイスコーヒーを飲んで落ち着いたところで今回の旅行はオシマイです。
おつかれさま。


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