卒論のぐあい

ここでオチるの?
どーしてここまでわが身を切るか?
1月、そして2月の進捗状況。
目次に戻る


「データのミスがきえません。」

あらためてお断りしておきますが,うちの他のゼミ生はこんなおバカではありません。私はゼミで一番の不肖の弟子。卒論はかなりのところを恩師の忍耐と寛容によっています。

卒論初稿提出日は1月6日でした。
「未提出。」

卒論最終稿提出日は2月1日、午後4時。

うちの大学ではたとえ1分でもおくれると、卒論が受領されません。
つまり、卒業できないってこと。

でね、2月1日、午後3時30分。

まだ、綴じてなかったんだよ。

極度の疲労で判断力も何もなくなっていた私は恩師に電話。
「なんでもいいから急いでもってらっしゃい。はやく!」
とことこ恩師のオフィスへ。

「1分でも遅れたら受け取ってもらえないでしょう。何でも良いからだすんです!」
恩師、ちからづよい........。

綴じるの手伝って貰ってたら他の先生に怒られた。
「おまえなぁ、先生にそんなことやらしちゃだめだろーがっ」
そんなこといわれても。いけないのはわかってるのに。

「走りますよ。」
へ?


ここで前代未聞、空前絶後の「大学教授を卒論提出に伴走させたバカ」が誕生しました。

卒論を受け付ける部屋の中。
教養学部長;「出すのは先生じゃありませんね?」
(代理提出は認められない。)
「いえ。」
ごめんなさいごめんなさいごめんなさい.............。

提出終了。
ただの紙の束。(白紙ではないにせよ)

しかし。
このまま(紙の束のまま)ではさすがにいけない。
まだ大学院入試がのこっている。

その後いろいろとちょこちょこっと書いたらまづいことがあって、紙の束は、卒論になりました。

悪気はないのになんでこーなっちゃうかなぁ。
卒業は確定。進路は未定。

こーして「楽しよう」とおもって選んだはずのテーマはとんでもない額となって私の身に帰ってきたのでした。

教訓「はったりもほどほどに」

では。また。


「えっ?まだつづくの?」
...............卒論は終わったんだけどねぇ。
でもとりあえずおわり。

目次に戻る