Notes
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国際基督教大学(こくさいきりすときょうだいがく);
相手を威嚇しているとしか思えない名前。
 一般的には「英語が堪能な大学」として通っているが、実体は不明。すくなくとも私は英語がたいへん不得手だ。(<訊いてくれればTOEFLの点数もおしえてあげるよ。)別に学生がみんなキリスト教徒だったり、学内が紅毛碧眼の人だらけだったり、雰囲気がアメリカンスクールだったり、なんだかN@VAだったりはしない。
入試問題はすべてマークシートでマルチプルチョイス(3者/5者択一方式)のため、確率論的に合格できる可能性がある。4月、9月の2回入学式があり、それぞれ4月生、9月生と呼ばれる。
平たく言って、ふつーの日本の大学。
財政は常に苦しく、学費は大変高い(だいたい1年分で国公立に3年通える。)
画数がいっぱい;
漢字の書けない人々(留学生、帰国子女等)が最初に直面する難関。就職活動においては、国際基督教大学教養学部**学科というのをいちいち書類に書く羽目になる。とても手が痛い。
ICU(International Christian University);
病院のそれ(集中治療室)と同一の頭文字が何かしら暗示的。使い古された冗談にIsolated Crazy Utopiaというのがあるが、いいかげんこのネタから脱却できないものか。
創立50周年;
ゆえに設立にあたっては米軍(GHQ)が深く関わっている。(下記「東京の片隅」参照)
東京の片隅;
三多摩地区。住所は東京都三鷹市大沢3-10-2。
 かなり遠いがいちおう「近所」には亜細亜大学がある。比較的近所には国立天文台三鷹。隣は東京神学大学(Yahoo紹介)、ルーテル学院大学(Yahoo紹介)と中近東文化センター(紹介)。「学園通り」という通りに並んでたっている(ラチッタによる紹介)。
 元陸軍中島飛行機跡地。学内各所にその名残がある。そのからみで隣は富士重工。何のことかよく分からない人はここの記事を参照(Classical Aeroplanes and World Museums内/竹中氏)。正門から本学までの異常な道のりは元々滑走路だったため(マクリーン通り;通称滑走路)。バスできたときに「国際キリスト教大学入り口」で降りてしまうとかなり後悔する。降りるなら「国際キリスト教大学」で。同じく、バス停「富士重工前」も本館までかなりの距離がある。
掘るといろいろ;
主に土器など。掘ったものは民芸品といっしょに「ICU博物館 湯浅八郎記念館(Hachiro Yuasa Memorial Museum)」にかざってある。元陸軍中島飛行機跡地(上「東京の片隅」参照)、ってことは他にもいろいろでてきそうな気はする。(大学多摩地区サイトによる湯浅八郎記念館紹介記事)
昔は;
牧場の他にゴルフ場もあったらしい。
クリスマス;
12月のクリスマスシーズンはチャペル前、大学正門前と、高校入り口の木が電飾で大きなクリスマスツリーにかわる。これはきれい。あとはハンドベルやオルガンのクリスマスコンサートがあったり、有志のキャロリング(歌いながらロウソクもって学内の家々をまわる)があったり、学食にクリスマスメニューがあったりする。


語学教育科目の層が薄い;
第二外語をとらなくても卒業できる。開講されている外国語数がすくないうえに、履修計画に組み込むのが難しい。ただし、英語プログラム、日本語プログラム単位数はやたらに多い。売りはそれしかないからか。英語(圏)偏重・ヨーロッパ(地域)偏重で、他が薄い等の意見もあったりする。
局地的に;
先生の趣味による。主にはギリシャ、インド、タイ、バングラデシュなど。
英語と日本語教育;
@英語教育プログラム
 4月入学の学生は日本語教育プログラム22単位必修。
 <一年次必修> 4月入学生は以下の3つのプログラムに振り分けられる。(もしくは免除)
 プログラムA(あんまりできない)は中級基礎、一年で18単位。
 プログラムB(いちおうできる)は中級、おなじく一年で18単位。プログラムAとは単位編成、授業内容が異なる。
 プログラムC(ちゃんとできる)は上級、2学期完了で12単位。
 免除(とてもよくできる)というのもある。当然NyxはプログラムA。
 <二年次必修>
 ソフォモア英語2単位と論文作成法2単位。
ソフォモア英語は選択授業。ただし人数制限があるので、必ず好みの授業がとれるとはかぎらない。
 論文作成法はシーム(Theme Writing)とよばれる。英語で論文(らしきもの)をひとつでっち上げる。もちろんこんなふうにちゃんと書いてるもいる。
 Nyxはバカなので一回落第し、2年目に無理矢理にとおした。
@日本語教育プログラム
 9月入学の学生は日本語教育プログラム45単位必修。詳しくは知らない。


ふと思い出し;
式に牧師がでてきたり、賛美歌を歌ったりするので、「そういえば」と思い当たる。
何度か;
5月に「C-Week」という「みんなでキリスト教を考える期間」というのが設けられているが、授業日程に変更がある程度で、特に参加しなくても過ぎていってしまう。
12月のクリスマスシーズンに大きなクリスマスツリーが出現したりもする(上記クリスマス参照)。
あとは卒業のための必修に「キリスト教概論」3単位があるが、1学期間でおわるのでそんなに印象はない。
宗務部;
新興宗教諸団体をあまりみかけないのはここのおかげらしい。
大学礼拝堂(University Chapel);
ちゃぺる。パイプオルガンが美しい。松田聖子の結婚式を断ったとか、小室哲哉の使用(演奏)依頼を断ったとか、いろいろと逸話がある。
結婚式;
大学関係者でないと使わせてもらえないらしい。予約制。
6学科;
人文科学科(Division of Humanities; H)、
社会科学科(Division of Social Sciences; SS)、
理学科(Division of Natural Sciences; NS)、
語学科(Division of Languages; L)、
教育学科(Division of Education; E)、
国際関係学科(Division of International Studies; IS)の6つ。
何をどう専修しても卒業すれば全部教養学士
3学期制;
前後期2学期制の大学が多い中、どうしても世間とずれる。
ふつう一科目2-3単位で1学期間完了(例外もたくさんある)。他と比べるとしんどい、らしい。
広い敷地;
苦しい財政のため、(切り売りして)年々狭くなっていっている。
独創的でユニークな建物;
お茶目な現代建築の例。
 クラブハウス:なぜ戦隊シリーズのロケ地に使われないのかと思われるSFチックな建物。
 教育研究棟(ERB):初めての人は迷うこと請け合い。いりくんだ構造は綾辻行人並み。部屋を持っている教授でさえ「まっすぐ自室にたどり着けない」とこぼしている。
郵便局;
海外郵便物の取扱量は都内トップ、らしい。外貨両替もできる。


このコンテンツはNyxの独断と偏見によります。ICU公式のものではありません。「質問」が存在するなら、メールでお受けします。

 


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