迷途雑報

あなたの恋愛観を問う。
先手必勝
専守防衛
選ぶならどっち?

迷途雑報目次へ戻る


1997.12.4 だいこんみずまし。古典やん。

師走だ。寒い。とても寒い。各地で雪が降ったらしい。寒い。エアコンはあまり好きではない(効率が良くない)が,あまりにも寒いので付けてみることにする。設定温度セ氏18度。暖房で設定できる最低の温度。.........ぶーん。動いてる。止まらない。そんなにこの部屋は寒かったのか?

材料はあるのでシチューを作ることにする。シチューはあたたまるからねぇ。主に部屋が。

鶏肉,玉葱,ローリエ,人参,ジャガイモ。それから大根。だって.....だってボルシチにだってカブが入ってるじゃないか。シチューに大根だって構わないじゃないか。だって1本75円なんだもの。安いんだもの。シチューの具がたくさんになるんだもの。しくしく。

そして日本語の品詞分解について悩む私。来るべき新年に向けてファイル名を大幅偏光,もとい変更。ATOKが理科の教科書づいている。

1997.12.5 クリスマスシーズンですが。

プレゼントはもう決まりましたでしょうか?あげる/もらう相手がいない人はこの時期だけ妥協すると言うのも一つの手かもしれません。ただし
「1妥協すれば100は譲歩させられる」
....これが交渉における鉄則です。

プレゼントを選ぶ前に。相手の趣味を考慮する。趣味を調べる段階でストーカー紛いのことをやるのは問題ですが,それ自体は良いことでしょう。でもね,あんまり趣味に「びんご」ってものはさけた方が無難じゃないかと思います。余計なことだとは思うんだけどね。相手に何が欲しいか聞いてるならいいんだけどね。

例えば相手に好きなミュージシャンがいるとしましょう。で,そのCDを贈ったと仮定します。そのミュージシャンにはまっていればいるほど,その物の価値ってのが一瞬で分かるわけで。さらにどーしても「自分で買わなきゃ/集めなきゃダメ」って人たちもいますし。

以上は女性に向けた発言のように聞こえますね。ここで「他人事だ」と思ってる人。そこの君。「食事なら無難だろう」とか思ってる人。世の中の「趣味」ってのは別に音楽だけじゃないんですよ?趣味アクセサリーって人も,趣味香水って人も,趣味食事って人もいますよ?ってことは「無難」とおもってチョイスした,そのプレゼントから君の全人格(及び財布の中身)が査定されかねないってことは覚えといて損はないんじゃないでしょうか。

「祝うんなら誕生日祝ってくれ」無宗教者Nyxでした。

1997.12.5 可愛い歯医者さん(たまご)。

歯の治療続く。治せば治すほどみつかる虫歯。ううっ。
現在は前歯。上顎の。削ったときの振動がもろに頭骨で共鳴しちゃったりするので、下顎よりもつらいつらい。でもって今日のできごと。

上顎の前歯の近辺に麻酔をかける。ごっつい金属製の歯科麻酔用注射器が眼前をちょろちょろするのは結構いやなもんだ。担当医(学生)はよくやってくれているのであまり痛くはない。が、針が歯肉に刺さって(ぷすっ)上顎の骨、多分歯槽骨、に当たる感覚(こつんっ)ってのはどうもいただけない。どうも麻酔というのは大変力がいるものらしいので、担当医(学生)の腕に力がこもってふるえてるのがわかったりして「これ外れたらどーなんの?」等と考えるとさらに暗い気分になれ、でその後「麻酔液がじょじょに注入されていく感覚」とかもあるわけで、あまり気分良くにこにこできるものではない。感覚に意識をやると気が荒むので「今日はせんせぇピアスがちがうんだー」等に意識をとばしているわけだが(何てことを)突然がくんっという衝撃とともに頭が「落ちた」

担当医(学生)共々しばし呆然。

「歯医者の椅子」の頭を支える「枕」に当たる部分。これの固定がうまくいっていなかったらしい。麻酔を打つため思いっきり力をかけた、で、支えきれなくなった「枕」が一段階下に下がった、と。恐怖。自分の体に注射針刺されて思いっきり力込められてるところに「がくんっ」ってのはやっぱ精神衛生上よろしくないぞ。

怪我はなかったよ。久々に恐かったけどね。

1997.12.8 そして冬学期始まる。

今日から冬学期。うちの大学は世間の風に逆らう3学期制。私大のくせに。
卒論佳境にはいる。貧弱かつ惰弱な脳味噌はオーバーヒート寸前。知恵熱一歩手前。
風呂につかりながらひたすら歯を磨く私。湯が冷めてくると差し湯までしてまた磨く。主に日本語の品詞について思いを巡らせてる訳なんだけど。

解んねぇよ。日本語。我が母語ながらな。

1997.12.14 卒論中間発表とハンドベルコンサートと

中間発表は終わったが気ぜわしい毎日が続く。せわしいのは気だけか。んー。実際忙しいはず。多分。

中間発表が終わった後恩師と飲みに行ったときのこと。彼のいきつけの店(吉祥寺の某店)に。おごりだった。いちまんよんせんえん強。ごめんなさいせんせい。そして得られた情報。

  1. とある先生を講師に呼んだのは恩師らしいこと。
  2. どうもA日*ルチャー*ンターで知り合ったらしいこと。
  3. でもって意気投合したらしいこと。

どーやら,私の感覚でいくと,彼らは同じ人種らしい
...........................。<万が一合格したときに続くであろう日々について思いを馳せている。

嫌いじゃない。私は彼らが好きだ。慕っている。が。
抜けられないのか,私。

11日にはハンドベルコンサートに行った。うちの大学のちっちゃなハンドベル部。
人数が少ないため,一人でいくつもの音(ベル)をカバーしなくてはならず,次々とベルを持ち替えながらの巧みな演奏は感動ものだった。同じベルを2人で鳴らしていたりするので,一人間違えるとすべての演奏が壊滅しかねないと言うハードな演奏。ほとんど大道芸のような技巧。部員数がもう少しでも増えればもっと楽ができるはずなのに。おかげで滅多に見られないような演奏が見られた(聴けた)のだが。
コンサートそのものの客の質,入り,そして楽曲(見た目じゃなくて音のほう)も満足できた。マイクの音質が多少悪かったのはベルの部員(女の子)が可愛かったので許す。

そーいやイブにもコンサートがあるっていってたな。学外で。


迷途雑報目次へ戻る

黒の部屋へ戻る