のある

一体どこから
たのだろう。

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    私の手元には一対の小さな、翼を持った猫の像がある。数年前、TDLのシンデレラ城にある土産物屋の片隅で私は彼らに出会った。美しい彩色、愛らしいディテール。右向きと左向きで、ちょうど並べると対になる。片方は鳥の翼、もう片方は蝙蝠の翼。翼の部分の彩色は、メタルブルーからメタルパープルへのグラデーション、鳥翼のほうは肩口あたりにゴールド。全体の毛色は黒色で、鼻先に白の斑がある。多少意匠は違うが両方とも首(というか胸元)に細工を施した首輪をしているデザインで、真ん中に宝石に見立てたクリスタルビーズがあしらってある。鳥翼のほうはすこしすましこんで尻尾をくるりと巻き付けて座り、蝙蝠翼のは座り込んで得意げに頭を上げ、ぺろりと悪戯っぽく舌を出している(!)。当然一目惚れ。で購入した物である。


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*1 英雄の介添え人」、永遠のチャンピオンシリーズに登場。作者はムアコック。個人的にはコルムの前3冊(「混沌の...」)が好きだ。(おそろしく不親切な解説):元の場所へ戻る

*2 "Catwings","Catwings Return" U. K. Le Guin 作。S.D Schindler 画。絵本。邦題「空飛び猫」「帰ってきた空飛び猫」、講談社刊、村上春樹訳。\1456(税抜き):元の場所へ戻る

*3 英国本島の南。「ロンドンウォータールー駅から列車で1時間半。サウザンプトン駅についたら、あとは高速連絡船で20分足らずでワイト島に上陸できる。」 「船着き場のある町カウから、バスを乗り継ぎ1時間近く、のんびり走った先にブレイディングという、ひなびた村がある」....Brading, England. ロウ人形館はそこにあるそうだ。(週刊SPA 1997. 8/6号 p.99 都築響一の記事より。) :元の場所へ戻る