平成12年2月29日

▼或る日記のかんそー

 …子供に夢を与えすぎるのも、現実とのギャップの関係上マズいような気がするなぁ…(^^;)程度問題とは思うけど。ねぇ、鎌倉方面の方(^^;)。

 それにしても関係ないけれど、今月の18日に初めてターンAを見たけれど…全然わけわかりませんでした(^^;)何が面白いの?


平成12年2月28日

▼雑記

  A44がかなり不安定になってきている。PhotoShop5.5を入れてフォントがおかしくなってから、PhotoSHopでファイルが開けなくなったり、サスペンドさせようとしてリセットになっちゃったり、色々おかしい動作が続いている。。ともかく工場出荷状態に戻してから、ソフト再インストール、データ移行…という手順でそのうりリフレッシュさせたい。ああ、でも面倒そうだなぁ…。まぁデータバックアップ用のHDDもあるし、ソフトの再インストールも必要なものだけにとどめておけば、そんな手間でもないかな?

 しかしビデオドライバを最新のものにした途端、前のドライバよりもトラブルが多くなるのはちと合点がいかないなぁ…。


 ともあれかなり「ThinkPad600X欲しい病」になっている。パナソニックのLF-1Aかなにか、A4のノートもいいなぁ…とは書いていたが、やはりあまりサポートが期待できない。いや、メーカーとしてはパナソニック、いいところだとは思っている。ただ、将来のOSサポートとか、「おいおい、β版のOSのドライバまで出すか?」というサポートをしてくれるメーカーのハードでそろそろ落ち着きたい…と思っているわけだ。A44にWin2000のサポートとか付かないらしいし…(サポートが無くてもインストールは可能だろうが、専用周辺機器とかポインティングデバイスとか安心して使えない…と思う)。

 そう考えると多少値段が張ってもThinkPadとか手に入れておきたい。所持欲もあるし。うーん、それにしても40万以上…か…。やっぱパナソニックかなぁ…(^^;)。


 ともかく沖縄は寒い。10度を下回ることはないのだが、妙に寒い。暖房が欲しい…。買わないけど(^^;)。


平成12年2月27日

▼なぜか今頃写真集

 とりたてて意味もないんだけど、今まで貯まっていた写真なんかを掲載してみようかな…と。

 なぜか実家のおいらの部屋の中にあったMGザク。帰省時に発見。うーん、なんか発売当初、無意識のまま購入して、そのまま組み立てずに放っておいたらしい(^^;)。本土では普通に売っているノーマル版(?)だが、おいらの知っている沖縄の店ではコーティングバージョンばかりで、稀少かも。

 沖縄に持って帰って組み立ててみたい気持ちもあるが、とりあえず今回は見送り。まだ実家に眠っている。
 正月に浅草浅草寺に初詣に行った際に見つけた羽子板。おいらの親父は知る人ぞしる五木ひろしファンなので、せっかくだから買って帰ろうかと思っていたが、ちょうどそのとき財布に2万円程度しか入っておらず、さすがに値引き交渉してもそれっくらいでは買えないだろう、銀行のCDも開いてないし…とあきらめた経緯がある。

 後日、デジカメの写真でこういうものがあったと親父に報告したら「親孝行なら買ってくるだろ、ふつー」と言われた(^^;)。
 正月にROUさんに見送られて沖縄に帰るとき、羽田空港で撮った一枚。…まぁ、見たままです(^^;)。最近はこういうこともできるんですねぇ…。や〜、なんつーか…、ねぇ…(^^;)。なーんか、どっかのドラマみたい…。
 WFの時に撮った一枚。剣ははガッツからの借り物。…いや、なんとなく凶悪だなぁ…と(^^;)。
 ダチョウランドでダチョウと撮った一枚。むーん、背が違うからカメラ操作にとまどってしまいました。ダチョウも見た目、大きさでかなり怖いけど、慣れればかわいいヤツっす。

 まぁ、それでも脚力とか驚異ですから、柵無しに近づきたくないですが(^^;)。


 最後はパノラマ写真。今帰仁城から撮ったもの。ともかく絶景で、写真では伝えられない感動があったなぁ〜。まぁ天気と陽気が良かったせいもあって、必ずしもいつ行っても気持ちのいいところ…とは思えないけれど(^^;)。


平成12年2月26日

▼夢、成就せり

 夢…それは美しく、はかない。それは手につかむことのできないものだからこそ尊いものであり、もしその夢を具現化したものとして手に取ってしまえば、それは果たして、今まで通り心揺さぶるものでありつづけるものなのだろうか…?

 そしてその日、まさかこの私が、それまで夢と思っていたものをついに手にしてしまうとは…予想すらしていなかった…。

 その日、2月の26日、私は朝からグラフィック作業に打ち込んでいた。2Dや3Dで多種作業を行っていたのだが、私の悪い癖で「一つのことに入れ込むと、他のことをすっかり忘れてしまう」というのがある。これでしょっちゅう風呂を熱湯にしていたりもするのだが、この日も「食事をすること」をすっかり忘れていたのだ。

 たまに何の気無しに先日いただいたブルーベリーマフィンをかじったりもしていたが、さして腹にたまるほどの量でもなかった。そして午後6時頃、あることを思い出したのだ。

 「そうだ、今日はあーるぐれいさんが“あの”唐揚げ定食に挑む日だ…」

 そう、沖縄に来たものなら誰しも避けては通れぬ道…悠楽の唐揚げ定食。今日はこれを食べる日なのだ。歴史の証人として私もこれを目撃せねばなるまい。私はあわてて当人に連絡をつけ、その戦いの場へと足を向けたのだ。


 数十分後、私は悠楽にいた。ちょうどあーるぐれい氏と彼のセコンド、でゅら氏。そしてあーるぐれい氏の後輩の某氏も着いたところだった。あーるぐれい氏は全身に闘志をみなぎらせていた。これを制覇しなければ生きて沖縄を発つことが出来ない。まさに背水の陣の面もちでこの地に降り立ったのだ。

 店内に入る我々。さぁ、あーるぐれい氏よ、君の立派な戦いをこの目に刻んでもらおう!私は麻婆定食でも食べながら!

 「あ、おねーさん、唐揚げ定食、4つね」

 …え?

 気がつけば我々の卓には4つの唐揚げ定食が並べられていた。その光景はまさに壮観、いや、壮絶といった言葉が似合うだろう。これを写真や言葉で表現するのは難しい。まさにこの恐ろしい「モノ」が4つも置かれているのである。

 私はこの迫力に息をのむしかなかった。しかしこのうちの一つは私にも突きつけられた刃なのだ。気がつかないうちにこの戦いに否応なく巻き込まれていた私は果たして逃げおおせられるのだろうか?

 いや、もうここまで来たら逃げることはできない。そう、戦うしか道はないのだ。戦って勝つか負けるか、ふたつにひとつの道しかない。

 私は絶望という名の箸を持つしかなかった。

 しかし私はこのとき、目の前に置かれた状況に呆然とし、実はある一筋の巧妙が私を照らしていることに気づいていなかった。そう、今日は朝から絶食状態だったのだ。腹が空いているのだ。

 箸を進めているうちにその胃の具合に気がついた私ははたとそのことに気がついた。

 「…いけるかも?」

 なんとはなしに希望が見えてきた私は、少しでも可能性にかけるべく、箸を進めるスピードをアップした。少しでも満腹中枢を刺激する前に、なんとか胃に入れられるだけ入れてておこうと考えたのだ。

 一筋の、か細い光がやがて太い筋となり、そしてスポットライトのごとくそれは確実なものへとかわり、やがて確信へと姿を変えていく。

 「…いける!」

 そう、ほとんど他人事としか思えなかった「唐揚げ定食完食」を自分がなしとげられる可能性、いや、現実に私は興奮していた。もう他人のことなど気にならない。すでに完食を終えたあーるぐれい氏のことなど眼中に無かった。3個、2個、1個と私の皿の上から唐揚げが姿を消していく。そして…

 ついにそのときはやってきたのだ。一度は夢見ながら絶望の中に希望を捨て去ったあの日から数ヶ月。偶然がおりなす物語とはいえ、私はついにあの唐揚げ定食の完食を成し遂げたのだ!

 確かに苦痛はあった。胃のあたりにつらさを感じる完食ではあるが、それと同時に胸躍る瞬間でもあった。そして食事中はできるだけ控えていた水を一気に飲み込む、その心地よさ。嗚呼、私はやり遂げたのだ。

 そして私はこの抑えきれない感動を文字にすべく、キーボードを打っている。しかしこの感動をすべて文字に変えることなど出来ない。これは成し遂げた者にしかわからないものだ。この胸を熱くする気持ちを果たしてこの世で何人が味わえるだろうか。

 しかしその後、店を後にした私の心の中には何かぽっかりと空いたものがある。このすきま風を呼び起こしそうな心に開いた空間は果たして何か?

 手が届かないと思っていたところに届いてしまった手。つかんでしまったもの。ひょっとしたらそれはつかんだ瞬間、なくなっているのではないだろうか?

 私たちの胸を熱くするこの戦いは果たして私の中で終わってしまったものなのだろうか?そう、私の戦いは終わってしまった。しかしまだ悠楽に挑む戦士達はいるはずである。まだ県外に多く、この地に向かう戦士達が!

 私は見守ろう、その戦いを。そして伝説を刻み込むのだ!そう、私は待っている、君たちを!


…って、どういう終わり方やねん(^^;)


平成12年2月25日

▼格安上京計画

 じつはこっそりまた4月23日近辺に上京予定すべく、画策中です。DoGA上映会もあるし、気分が向けばそこでノートPCでも購入…と(^^;)。でもそう何度も自費で上京できるものでもないので、安いチケットが手に入れば…という条件付きですけれど。

 で、色々チケットを探していたのですが、なんと、ANAの超割チケット、1万円が片道分ですが、ゲットできました。や〜、発売開始直後はANAにアクセスするのすら難しかったのですが、土曜の朝、沖縄>東京便っつーのが幸いしたか、なんとか券を確保できました。

 問題は帰り。日曜深夜便で帰るってのがパターンですけれど、JTAだと普通に買っても17,500円。格安チケットでもおそらくなんとか15,000円というところでしょう。まぁ合計してもそれでも安いのですが、できればもっと安く済ませたい。そこで月曜に休みが取れれば…という仮定でいくと、4月24日はJASが発売日限定特別割引便がある日。そこで発売日をチェックして値段格安チケットをなんとか手に入れたいな〜、と発売日に早速JASにアクセス。

 すると価格は12,000円とのこと。うわ〜、安〜。ちなみに3週間前まで買える早割りは同社で13,500円とのこと。うーん、こら買いだなぁ…と思いつつ、ちと思いとどまる。「限定販売というのにつられるのがおいらの悪い癖。もう少し落ち着いて周りを見てみよう」ととりあえずその場は思いとどまり、JALのページとか見てみる。んーと、同日の便の早割りをInternet経由で手に入れた場合の価格は…っと、「12,050円」。

  …とりあえずおいらのスケジュールを確認する意味で、3週間前までチケット購入を延期することになりましたとさ(^^;)。

▼哀愁のブルーベリー

 上京の話で思い出した。YuNKさんの日記でおいらが東京から帰ってくるときにブルーベリーマフィンを買えなかった悲哀を書いてあるが、実はその後解消した。いや、昨日、あーるぐれいさんが来島するってんで、その話がメールで流れてきたとき「ついでに羽田でブルーベリーマフィンを買ってきてくんない?」と書いたら、ほんとに(^^;)ぉぃ買ってきてくれたのだ!ありがと〜、あーるぐれいさんっ!!

 よろこびいさんで受け取りにいったのだが、自分が今風邪ひきだということを忘れて走っていったもんだから、ちとエラい目にあってしまったが(^^;)。しかし一箱まるごとブルーベリーマフィンで買ってきてくれたのを見たら、胸の痛み(謎)も吹き飛んでしまいましたわ。や〜、これでしばらく生きていける(^^;)。


平成12年2月24日

▼お休み

 む〜ん、風邪でダウンっす。症状から見てインフルエンザじゃなさそう。一応ちと休んでいる暇で少し日記を書いた(今までもちまちまは書いていたけど、アップするのを忘れていた(^^;))けど、まだ本調子じゃないなぁ…。復帰するのはまだちっと時間かかるかも。大体、まだ時々鬱状態に突入するし…。


平成12年2月22日

▼新しもの嫌い

 なんかプレステ2がなにかと話題だけれども、おいらも買う予定だがとりあえず3月4日の発売日以降、落ち着いてから普通に店頭で買えるようになってから購入するつもり。いつものごとく、周りが加熱しすぎると自分自身は冷めてしまう性格なので。DVD機能は欲しいけど、急ぐものでもなし、やりたいゲームがすぐにあるわけでもなし。4月か5月でも十分、十分。

 あー、すっかり平和な性格になったもんだ(^^;)。んでもコアなものとか「おいらだけはこれが好き!」とか熱くなれるものなら、別に急いで買わない…ってもんでもないので念のため。Win2000のこともあるし(^^;)。

 まぁなにはともあれ、のんびりのんびり。あー、あるいはなんかWebで二重予約してしまった…とかいう人もいるし、そういう人のをひきとってもいいかな。なーんか困ってる人多そうだし、…っつことで金額は定価、送料はそっち持ちで(^^;)足下見ているらしい。まぁ沖縄以外に引き取り手、たくさんいそうだけど

▼おいらの注目メディア(…と言いつつ、すでに飽きてきているのだが…(^^;))

 おっ、とうとう名刺サイズCD-Rも出ることになりましたか。んでも前にポプルスに見せてもらったものとはちと違うなぁ…。今回のは単純にCD-ROMをカッティングしたデザインだけど、ポプルスのはカードとして長方形の体裁を維持しているからなぁ、そっちの方がええわぁ。

  ただ、個人的な使用としてはCD-Rの使用が多いだろうから、それがあれば「どっちのデザインがいい」とか贅沢は言ってられなさそうだけど。

 また、容量考えると8cmCD-Rでもあんま変わらない大きさかもしれないなぁ…。


平成12年2月20日

▼幻の大雪

 まったく、誰だ、東京が大雪になるといっていたのは。まぁ予報をそう予報しちゃったのだから仕方ないが、「ああ、雪で空港が閉鎖されて帰れなくなったらどうしよう…。んでもそれもいいか(^^;)。いや、それよりも空港にたどり着く交通手段の方が問題ではなかろうか?どうやって行こうかな…」とか色々悩んだりした身としてはちと骨折り損のくたびれもうけ。

 個人的には「予報ははずれるもの」と、心配とは別にそういう事態もありうるだろうな…とは思っていたのだが、んでもやっぱ最悪のケースの方を気にしちゃうわけで…。今は機上でのんびりと日記を書いているから良いけれど…。

▼おのれ、沖○○ー○スト…

 天気の方も心配だったが、実は航空券の発券時にトラブルがあって、あやうく飛行機に乗り遅れる危険があった方がやばかったかも。実際手荷物を預けようとしたら締め切られた後だったり…。も〜、勘弁してくれよ〜。まぁ代わりにいいこともあったんでいいけれど…。

▼いよいよ次期ノートか?

 ともあれ、今回はYuNKさんにお見送りいただき、ありがとうございました。やっぱ一人で旅立つのはちとさみしい(^^;)。秋葉原では妙なイベントにつきあわせてすんませんでした(^^;)。

いや、ThinkPad600Xを買おうかどうか…と(^^;)。やっぱIBMブランドはあこがれざんす。ちと欲しいっす。んでも夏・冬ボーナス2回払いで25万円ずつ…っつーのはさすがにツラいっす。パナソニックのモバイルPentiumIII500搭載のA4ノートも安くて信頼性高そうで、好きだし良さそうだけど、そもそもまだ出てないし、SHARPのノートは液晶はいいんだけど、性能的に初心者向きでちとつまらんし。SONYはA4ノートなら「全面マグネシウム合金で人の油でサビが出る」…ということはなさそうだし、性能とコストパフォーマンス的には一番いいんだけど、スタイル的にいまいち好きになれないし、パラレルポートがオプション扱いだったりしてちとおいらの用途にはツラい。東芝も悪くはないが、いまいち特色がようわからん。富士通はそもそもまだ買う気にすらならない(^^;)。

 …ということで、まだ当面おいらがノートを入手するのはなさそうな感じ。まぁ衝動に駆られれば別だけど。


平成12年2月19日

▼黄昏の滝

 今日は久しぶりに滝の日。例の滝にみるきぃのメンツ(ROU、TMX、YuNK、papa、拝御(…なんでおいら以外、全員アルファベットなんだ?)。“奥多摩の野生”しゃおらどんは残念ながら都合が悪く、欠席)で行くことになった。

  うーん、本当に久しぶり。沖縄行ってから一度もなかったんじゃなかったっけ?あれ?一回くらい行ったか?ともあれ立川で集合して奥多摩に向かう。が、その電車の車中、青梅から都心に引っ越して立川からの集合に加わることになったTMXから、最近のおいらの物欲の無さに批判を受ける。「そんな物欲の無さは拝御さんじゃないですよ〜」と。

  さらには「え?拝御さんのデスクトップって、今PentiumII300なんすか〜?ヨワヨワっすね〜」とバカにもされてしまった。がーん。わかってはいたが、わかってはいたが人に改めて言われるとその通りかも…という気になってくる(^^;)。確かに、グラフィック作業する人間がPentiumMMX266がメインというのもどうかとは思う。

 …と、もうすぐ車のローンも終わる身の上、ちとそれ(ローン)で新しいPCでも手に入れてしまおうか…とささやかながら物欲がわき始める。明日秋葉原に行ったらどうなることになるかわからん(^^;)。

 さて、そんなこんなで奥多摩に到着。早速奥多摩名物おでんそばを食す。ただ、なにやら最近は立川で「奥多摩名物・おでんそば」が食べられるようになっているそうで、それに不平不満を漏らす人がちらほらと…。あとは適当にそこらのスーパーで滝付近で食べるものを適当に物色。ただ、これが後々、大きな負担になることに…。

 バスを一本送らせて東日原行きのバスに搭乗。ほどなく目的地近く(…といっても、2km近く離れているのだが)に到着。徒歩で目的地に向かう。途中道路工事に阻まれて簡単な迂回など強いられるが、いつもの滝近くまでやってくる。…が、知る人ぞしる「滝入り口」付近に「落石のため危険・立入禁止」の柵が…。う、うぉ、俺達の滝に一体なにが!?

 早速斥候チームを組織し、柵を迂回し状況を把握する。…と、どうも入り口付近で落石があったらしく、今もまだ危険な状態が続いているらしい。そこを気を付けて迂回すれば滝付近は問題ない状態なのだが、時折小さい落石があるなど、予断を許さない状態。仕方なく斥候チーム(…つっても、全員なんだけど(^^;))は現状記録を行ってほどなく退散した。普段ならたき火とかして色々焼いて食ったりするのだが…。

 戦略的撤退を余儀なくされた我々は、一番近いベースキャンプの定食屋に流れ込んだ。滝付近での作戦行動のほとんどがキャンセルされたため時間が余ってしまったが、例のA定食(謎)を頼もうとしたところ「ご飯を炊くから時間がかかる」のはむしろ好都合といえた。

 ご飯が炊きあがるまでの間皆でダベっていたのだが、疲労がないため「けだるい午後状態」に移行できない、妙ないらだちが我々のまわりにこわばった空気を作り出していた。いつもと違うオフ。なにか物足りないものを感じたのは特にROUさんだろう。ご飯のおかわりが断られたので胃も満たされていた無かったに違いない。しかし、すっかり毎年この時期に来ている我々は店の人に覚えられているのか、親切にも余っていたご飯でおにぎりを作ってくれて、ROUさんにくれた。もう恐縮しまくりのROUさん(^^;)。

 ところで滝で焼いたり食べたりする食料だが、いい加減荷物になってきたので皆で分配することに。ただ、なぜか引き取り手がおらず、じゃんけんで無理矢理分配しても、なぜかROUさんの手元に戻ってきたりして、彼の負担はちっとも少なくならなかったのは何故だらう?(^^;)

 とりあえずそのままバスに乗って奥多摩駅に帰ってきたが、せっかく奥多摩まで来たのだから温泉に入らない手はない…ということで「もえぎの湯」に行くことにしたのだが、用事のあるpapaと怪我をしているROUさんはここで帰宅。YuNKさんとTMXと私とで温泉に向かった。

 が、いつぞやできたてでにぎわっていた「もえぎの湯」だが、なぜか今も盛況らしく、入館制限をくらってしまった。しばらく待たされて入ったのだが、中も芋を洗う状態。やっぱここはのんびり湯に浸かりたいなら遠慮した方がいいかも。まぁ露天風呂はいい感じだったけど。

 あとは休憩所で軽く一杯。なんか妙に店の人と意気投合しちゃったのはいまだに謎(^^;)。TMXは途中で、今晩三河屋に泊まってなんかイベントがあるらしく、途中退場。YuNKさんと話をしていると某食い物に目がないことが判明。ひょっとしたらそれのうまいやつが立川にあるかもしれないというおいらの情報もあって、立川に行くことにした。

 電車の中ではすっかり眠りこけて立川に到着。が、立川のあまりの変わり様においらだけでなくYuNKさんもとまどう。特に南口の駅ビルは1階と2階がなぜか二つずつあって、迷いまくり。またく、あそこはダンジョンだな…。まぁ謎のブツはYuNKさんにも気に入っていただけたようで、東京駅にあることも判明して良かったみたい。あとは適宜解散。

 まぁ正直言ってちと盛り上がりに欠けたかも。そろそろ新機軸が必要なのかもなぁ…。こういう時昔なら新機軸発見用の下見オフなんてのを開催するところなんだけど、沖縄のみとしてはそうもいかないのが何ともつらい…。


平成12年2月18日

▼あれ?

 …なんだっけな、なんか書くつもりで「2月18日」の項目を作っておいたんだけど…なんだったかな?

 あ、思い出した。Windows2000発売日だったんだっけ(^^;)まじでこの項目のこと、数日忘れてた。そう、Windows2000深夜発売のイベントがあるんで、ちと夜から秋葉原に出かけていたんだっけ。もー、Win98以来だからはしゃぐはしゃぐ>をれ(^^;)。考えてみればWin95の時も深夜販売にでかけていたんだよなぁ。なーんかくんねぇかな>Microsoft(^^;)ぉぃ。

 ともあれ9時半くらいから秋葉原うろついていたんだけど、問題はどこで買うか…。秋葉原に深夜0時にいるとなると、下手すると実家に帰れなくなるわけで、電車の時間とかをチェックするとそうそう列の後ろに並ぶわけにはいかない。…ので、深夜9時半頃の列の短いうちにどこの店で買う…と決めて列に並ばないと帰れなくなってしまうわけだ。

 ただ、やはり久々のイベントなので、どこか一カ所にとどまることなく、色々とうろうろしてみたい身の上、どうしたものかと思案したところ、ツクモは販売方法が少々変わっていて、0時前に金額を払い、0時以降に商品受け渡しだけを行うもので、終電とかを気にしている人間としてはけっこうありがたいシステムなわけだ。

 …っつーわけで秋葉原0時17分発に乗らなければならないのが心配で仕方なかった身としては、ツクモで安心を買うことを決定。…いや、決してキャンペーンガールと記念写真が撮れるという特典につられたわけではないので念のため(^^;)。一応Win2000用ドライバの詰まったCD-ROMやインストールガイド、またMicrosoftの鞄(or時計)そしてあったかいお茶とかもらったっす。

 んでカウントダウンとかしゃおらさんとの偶然の出会い(笑)とか色々ありまして、めでたくWin2000を購入、また電車でもきちんと帰れまして、そこらへんは実はビデオに撮ってありますので、そのうち編集して関係者には配りますです(^^;)。ツクモにも送った方がいいのかしらん?(^^;)ぉぃ


 うーん、ちょっとここのところ鬱状態でしばらく日記更新して無くてすんません。出張中になんとか気を保たせましたので、まぁなんとか大丈夫かな。ちと心配ではあるけれど…。


短期集中特別掲載
7(seven)
2月12日更新

第一話 -予感-
 その瞬間、過去のいくつかの出来事を私は思いだしていた。そう、あれは「予感」だったのだと…。

  その「予感」は、今回の事件が起きる、もっと以前からあった。しかし私はそれが「予感」だということに気づいてはいなかった。この事件、平成12年2月5日、夜に起こった出来事に遭遇するまでは…。


 平成12年1月。その日の午前中、私は那覇にいた。ある用事をすますためだ。しかしその場所は事前に電話で知らされていたとはいえ、わかりにくいところだった。数人の人に聞き、やっとたどり着いたそこは、とある工場だった。

 その中のとある一室の事務所に私が立ち入ると、受付の事務員が私に話しかけてきた。

「何かご用でしょうか。」

 私が用件を伝えると、その事務員は倉庫の方に歩いていった。しばらくして戻ってきた事務員の手は、B5を縦に半分にしたくらいの、薄っぺらい箱を握っていた。私は代金と引き替えにそれを受け取った。


 平成12年2月。ある日私は机に向かってある作業を始めた。普段は怠けてあまり行わない作業を、しかし自分でもなぜかよくわからない心持ちで、なにかに追い立てられるようにその作業を行った。

 そして2月4日の深夜、私は飛行機に乗って東京にやってきた。この都市で、いや、その隣の神奈川である事件に見舞われることなど、そのときは知る由もなかった…。
第二話 -悲劇の前兆-
 私は浮かれていたのかもしれない。あとでそう思ったのは、飛行機を降り、羽田空港内でモノレールに乗り継ごうとしていたときだった。

 上京のために那覇空港にやって来た時、私は東京の友人の何人かに電話をかけていた。明日、阿木丼を食べに行かないか…と。 h一ヶ月ぶりとはいえ、久しぶりの上京である。普段食べ慣れている食事より、東京ならでは(今回に関して言えば神奈川三崎口ならでは)の味を堪能したいもの。

 しかし電話をかけた友人達は、実はすでに悲劇に襲われていたのだ。

 先週、彼らは某フェスティバルのためにたまたま三崎口にまで言っていたのだが、そのついでに阿木丼を食べに行ったらしい。しかし、そこで彼らは悲劇に襲われるのだが…これはまた別の話。後日、別の機会に語ることにしよう…。

 さて、そんなこともあり、彼らは私の誘いにおびえすら感じていたらしい。一応アポは取ったものの、乗り気でない者が数名いた。

 私自身は最近の多忙のせいもあって疲れ気味であったが、阿木丼への思い入れもあり、「絶対食べに行く!」と思っていた。

 しかしやはり疲れが溜まっていたのであろう、あるいはまだ飛行機慣れしていなかったのであろうか。羽田に着いた時点で限界が来ていたのだ。

 彼らの恐怖がよみがえるフラッシュバック、私の疲労の限界を鑑み、急遽明日の予定をキャンセルさせていただいた。自分からネタを振っておいて、これまた自らオフを取り消すのも心苦しく申し訳ない限り。しかし某氏の「WFがあるんだったら前日は休んでおかないと」という忠告を聞き入れるためにも、予定の変更をさせてもらった。

 しかし今にして思えば、これもなにかの前兆だったのかもしれない。


 その時…、「それ」が倒れる瞬間、そう思わざるを得なかった…。
第三話 -今、そこにある危機-
 「それ」が倒れる瞬間、さまざまな記憶が私の脳裏をかすめていった。ほんの一瞬…それが永遠の時とも思える長い時間でもあった。


 私の目の前を、ホームに入ってきた電車が通り過ぎていく。南武線を通り過ぎる電車の車窓の向こうに太陽の光が瞬いていた。

 5日は結局昼まで寝ていた私は、すっかり前日までの疲れがとれていた。WF対策としてはこれで良かったのかもしれない。しかしせっかくの上京である。なにか、どこかに行っておきたい。

 そう思うとちょうどパルテアあたりに挨拶にでも行っておいたら…という考えになった。パルテアはこれからもしばらく顔が出せない。去年末におじゃましたばかりだが、今回を逃せば下手すると来年くらいまで行けなくなるかもしれないので、行ってみることにしたのだ。

  パルテアのある相模大野まで電車で行くのは一苦労だ。秋葉原に行くよりも難しい。昔、バイクに乗っていた頃は町田まで鎌倉海道を使ってよく行っていたものだ。東八道路も鎌倉街道に接続した今ならもっと簡単に行き来できるかもしれない。

 ともあれ、JR府中本町駅のホームから私は南武線、小田急電鉄と乗り継ぎ、相模大野にまでやってきた。

 そしてしばらく歩いた後、パルテアにたどり着いた。

 店長、そして奥さんは快く私を出迎えてくれた。久しぶりにあえた高橋くんも相変わらず元気そうだった。しばらく店内に座っていると、LightWaveを触っている人がいた。最近LWを始めたばかりの人らしい。色々話をしていると、LWだけでなく、他のソフトにも興味があるらしい。

 そしてどうもメタセコイアにも興味があるようだったので、それの説明に自分のA44ノートパソコンを持ち出した。

 元々、日記も書いていたために店内のテーブルの上に置いておいたA44。それでメタセコイアだけでなく、他のソフトの説明も行ってみせたのだ。

 別にA44を持ち歩くようにしているわけではないのだが、パルテアには自分のPC環境を持ち込むようにしている。パルテアにあるPCには多種多様なソフトがインストールしてあったり、非常に便利なのだが、人と話をする際に、自分の環境があった方が良い場合があるからだ。

 そしてそれは今まで、その通り役立ってきたのだが、まさか今回、それが裏目に出ようとは…。


 パルテアに腰を落ち着けて数時間。適当にA44をいじりつつ、テーブルに出しっぱなしにしていた。陽も落ち、関さんも顔を出す頃合いになった頃、それは足音も立てずにやってきた…。

  今まですやすやと眠っていたその子、店長の2〜3歳の子供が我々のテーブルの所にまでやってきたのだ。

 我々は別の場所で互いの話に興じていた。そしてその子供の挙動は視界の隅には入っていたものの、あまり気にしていなかった。

 その子はテーブルの上にあったお菓子を入れたバスケットを取ろうとした。しかし手はぎりぎり届かない。バスケットを押す形になっていた。

 そしてその先には私のA44があった。丁度、お茶を七分目ほど注いだコップを挟んで…。
第四話 -悲劇、その惨状-
 人は時として進行中の惨状を目の前にして、体が動かず、また思考も停止するものなのであろうか。

 その瞬間、私はなんの感情も抱かず、ただ、脳裏に過去の記憶が走馬燈のように駆けめぐるだけであった。

 「ああっ!」

 周りから驚きと悲鳴に似た声が聞こえる。

  思えばA44横にあったお茶の入ったコップはだいぶ前からそこにあった。どけてしまえば良かったのだ。しかし子供がはしゃぐそばでそれを忘れていた私は…いや、運命なのか。

 コップがA44のボディに引っかかり、液晶を開けた状態でキーボードが露出した状態のそこにコップの上部があたり、中のお茶がキーボードの半分くらいの面積を占めるようにかかり、電源が入ったままのA44を襲った時、私は半ば諦めたようにそう覚悟していた。

 …とはいえ、そのままただ眺めているわけにもいかない。A44は私の大事なPCであり、貴重なデータが入っているのだ。

 先ほどまでの覚悟はどこへやら。あわてて私はA44に駆け寄った。

 周りにいた人々も各々タオルを持ち出したり、ちり紙を取り出したり、コップをどけたりしてくれた。

 私はあわててA44をひっくり返し、排水作業を行いながらA44の電源を落とそうとした。しかしあわてていたのだろう、正しい判断ができなかったのか、なぜか「レジューム」してしまい、意味の無い対処になってしまった。

 キーボード上の水分を拭いながらそのことに気づいた私は、とりあえず見える限りの水分を拭った後、一度電源を入れてWindowsを正式に終了させた。

 この間、できるだけ的確に行動したつもりだったのだが、果たしてどのくらい時間が経過していたのだろう。一体どのくらいの水分が筐体内に進入しただろうか。いや、そもそもA44の密閉性は?

 不安にさいなまれながら店長にドライバーを借り、とりあえずキーボードだけ筐体から取り出してみた。

 一番被害の大きかったキーボードだが、すばやい対処のためか、見かけ上ほとんど水分はなかった。また、キーボードを取り出した後の筐体内部も見た限りは水分は侵入していないように見えた。

 さしあたってさらにキーボードを換装させるために扇風機にあて、筐体も同様に陰干しのようにしておいた。

 さて、ここで肝心の「あの子」が気になったのだが、皆が悲鳴を上げたあたりから視界に入ってこない。聞けば店の奥の方でビデオを見ているとのこと。

 実は同様の前科があり、また皆の様子からコトの重大性を察知し、その場から退散をきめこんだらしい。

 なにやら過去の経験にも同様な事例が思い当たる自分としては、なにか苦虫をかみつぶしたような表情で苦笑するしかなかった。

 前科の際には砂糖の入った清涼飲料水だったらしいが、今回は幸いにも比較的不純物の入っていない「お茶」ということで望みはある。

 適当な頃合いで乾燥具合を確かめ、再びA44を組み上げ、電源を入れてみた。しかしこの時点ではコトの重大性に私はまだ気づいていなかった。

 …そう、次の瞬間、その画面を見るまでは…。
第五話 -深く、深く…-
 その時まではなぜか深刻な心持ちではいなかった。たかがキーボードがお茶にひたっただけではないか…と。

 しかし私はまだ事態の深刻さに気づいていなかっただけだった。

 電源を入れ、BIOS画面が表示されて順調に起動が進むA44…に見えた。しかしWin98の起動ロゴから先、まったく進まなくなってしまったのだ。

 あわててリセットし、再び起動を試みるが…BIOS画面より先に進まない!なんということか、HDDのアクセスランプが点灯しっぱなしになっている!

 そう、事態はより一層の深刻さを深めていたのだ。それも現在進行形で。

 こうなれば可能な限り分解を行い、原因を突き止めなければならぬ!私はあわてて店長に精密ドライバーを借りることにした。

 しかし、なんと運が悪いことか、なぜかその時、周辺にA44を分解するのに必要な工具がなかったのだ!

 しばらく店長に工具を探してもらい、やっとなんとか小さいドライバーが揃った。しかし正直言ってこれでコト足りるのか、少々心配な面もあった。

 早速私はA44の分解にとりかかった。小さいネジほど取り扱いが難しい。作業には細心の注意を払った。

 遠くから店長の「奥さんがVAIOの最新のノートと交換するって」と保護者責任を行使してくれると教えてくれた。私が必死にA44を分解する姿を見て弁償を考えたに違いない。

 しかし正直に告白しよう。ついこないだ、私は滅多に行わないデータのバックアップを行っていたのだ。そして最近、より高速なノートパソコンを渇望していたのだ。つまり“ハードが交換されて新しくなるのなら、A44くらいどーなってもいい”状態だったのだ!

 無論私のバックアップはデータだけしか行わないのでソフトの再インストールを行わなければならないが、高速CPUが手に入るのならその苦労もいとわない。この時点で私はその話に乗っても良かったのだ。

 しかし私は分解修理の手を休めなかった。なぜか。

 私には「明日」という大事な日を大切にしなければならなかったからだ。そう、ワンダーフェスティバル、そのディーラー参加のために今回は上京してきたのだ。そしてA44を使い、自分のデータ等のデモストレーションを行おうとしていたのだ。そのためには今日明日購入するノートではダメなのだ。すべて環境を整えたA44でなければならぬのだ。

 私はVAIO最新ノートという誘惑をはねのけ、まだ見ぬ明日の、私のデータを手に取ってくれる人を思い描きながら、店頭で危険なノート分解修理を続けた。

 HDD換装以来の久しぶりの分解である。資料もなく、その時の記憶を頼りにした分解。時計修理用の細密ドライバーはグリップも小さく、その手元もおぼつかなくなっている。周りの人々も息をのみながらその作業をじっと見つめている。

 いつの間にかビデオに飽きてこっちにやってきたあの子も、ぐずりながら私の様子をうかがっていた。

 そしてHDDを換装した時と同じレベルにまで分解が終わった。正直、これ以上の分解は私には荷が重すぎる。この時点で不具合の原因が特定できなければ私の手には負えない。

 しかし皆も注視する中、A44筐体内部の異常は、若干コネクタケーブルに水滴が認められる程度以上のそれは発見できなかった。

 ここまでか、ここまでなのか!

 その時、ふと私はA44内部のHDDを持ち上げてみた。本当に、何気なくそうしただけだった。

 しかし、その下を見たとき、見た人々全員が声をあげた!そこにはっ…!
第六話 -新生-

 A44にお茶がこぼれてからどのくらいの時間が経ったであろうか。いまだA44は復活の兆しを見せず、私は数少ない工具でA44の分解に取りかかっていた。

 しかし自分のスキルでの分解も限界に達し、しかしA44が沈黙した状態を打開する術を失っているとき、なにげない、ふとした行動が一筋の光明を私に与えてくれた。

 「ああっ!?」

 私がふと持ち上げたHDDの下をのぞき込んだ皆が同時にそう叫んだのだった。

 見ればHDDの基盤が露出した部分の下がびっしょり濡れている。HDDのアクセスランプがつきっぱなしになる原因はここにあったのだ!

 私はあわててその水分を拭い、他に水滴が進入した形跡がないか確認した。

 そう、お茶は筐体とキーボードの隙間を巧妙にかいくぐり、なぜかHDDの下部に、ほとんど周りに痕跡を残すことなく到達していたのだ。

 まったく、自分の、PCの機密性の無さに対する認識の無さにほとほとあきれかえってしまう。

 とりあえずもう基板の下にも水滴の痕跡も認められず、再び分解したパーツを再構成することにした。もし私の確認できないところに水分が残されているとしても、どのみち私にできることなど無い。あとはもう運を天に任せるしかないのだ。

 ねじを組まずにとりあえず仮組みする形でA44を組み上げ、バッテリーをセットし、電源スイッチを入れてみた。

 その場にいた人たちが皆、祈るような気持ちだったかもしれない。もしこれが映画なら、今、下手なBGMなどいっさい必要ない。静寂の中でかすかにひびくHDDモーターのうなる音。その音だけが今、この場に響いていた。

 画面はしばらくBIOSとメモリカウントの画面を映していた。そして設定画面。分解したのでBIOSの初期設定をやり直さなければならない。時刻を設定した後、再起動。そして…。

 私は再びいつものA44の画面を見ることとなる。

 その場に一斉に歓声が沸き上がった。

 危機は去ったのだ。

第七話 -後日談-

 その後、A44は一時若干不安定な動作を見せたものの、今では問題なく動作している。

 あの翌日のワンフェスでは実はA44はあまりデモ機として活躍しなかった。売り子に熱中するあまり、デモるのを忘れていたのだ。

 まぁ少しは役だったことは役だったのだが、今にして思えば早々に壊れたことにして、最新式ノートを手に入れておいた方が良かったのかもしれない。少々後悔してもいるが、店長や奥さんのほっとした顔を思い出すと、まぁこれもいいか…と思い直してしまう。

 とりあえずは店長には、店先に充実した工具を常備しておくことを切に望みたい(^^;)。

 ま、私もうかつにぼーっとA44を置いておくのもマズかったし、キーボードカバーとか予防策を講じておけば良かったのだが、実はA44にはなぜかキーボードカバーというのが存在しない。どこのサードパーティーメーカからも出されていないのだ。

 ひょっとしたらこれは避けられない運命だったのかもしれない。

 さて、その後A44は何の問題もなく動いているか…というとそうでもない。一部キーが微妙にだが、きしんでいる気がしている。

  濡れた直後に水分を取り払ったつもりだったが、やはりエアーダストやせめてドライヤーなどで強制乾燥を行わなかったせいで、A44のウリでもある金属パンタグラフにサビがきているのかもしれない。

 使っている間にそのサビも取れるかもしれないし、キートップを外して磨けば改善するかもしれない。しかし実は根本的解決策…といえるのかどうなのか、キーボード丸ごと交換という手もあるのだが、実は1月に、交換用のキーボードをあらかじめ購入していたのだ。

 特に意味があったわけでもないが「そろそろキーボードも交換したいな〜」と思い、会社窓口をたらい回しにされながらなんとか工場で入手した交換用キーボードパーツ。まだ交換は行っていないが、これを使えばほとんどあの時の悲劇の記憶は一掃される。

 …果たして、あの事件は私に何を残してくれたのだろうか。

 このキーボードで文章を売っているときに、ふとそう思うことがある。しかしそれはできるだけ考えないようにしている。私は日常の中に生き続け、A44もそれについてきてくれる。それで十分ではないか。それ以上に何が必要であろうか。

 近日、また東京に行く機会がある。再びA44を持っていくことだろう。なんら変わらない日々。もしちょっと変わるとすれば、A44を机の上に置いておく時間がほんのちょっと短くなるくらいだ。

 そして今日もまた日は昇り、また、沈む…。


END





 …え?結局「seven」というタイトルはどういう意味だったかって?ただの「七話完結」ってだけの意味だと?

 いやいや、それだけのことではないです。そう、あの子。コップを倒した張本人のあの子の名前が…ナナちゃん(^^;)。



平成12年2月12日

▼ネットアイドルをめざせ!

 なにげなーくTVを見ていたところネットアイドルの話が…。

 なにやら「ホームページ上で日記や素顔を公開している」「一日にのべ100件以上のアクセスがある」という条件を満たしていると、ネットアイドルと言うことになるらしい。

 …ん?日記や素顔を公開している?100件以上のアクセスがある?…俺か?(^^;)ぉぃ

▼距離の差、時間の差

 ちと思案中なのだが、以前にも書いたとおりコミケよりもワンフェスの方を重視したくなってきた。

 やはり漫画描くのが慣れていなくって本を作るのは楽しい部分もあるけれど、予想以上に大変なんすよ。特に今のようにポプルスと遠く離れているとね。

 その点、デジタルフィギアなどは版権審査とかの問題はあるけれど、オリジナルだってあるわけだし多少面倒な面もあるのは事実だけれども、なんか妙に性に合う面もある。

 まだ一回だけ参加しただけなので本当はどうこう言えないんだけど、どーもコミケ参加の方がマンネリっぽく思えてきているので、ある意味心機一転させるためにもそこらへんをきっちし考えた方が、モノ作りに対する心構えとかも変わって来るんじゃないかな…とか思ったり。

 まぁオンシーズンど真ん中に開催されるコミケ参加のためのチケットか確保とか、ほんと、本土の人にはわからないだろうけど、予想以上に大変なんすよ…。


平成12年2月11日

▼所在不明

 …そういえばkawamataさんのホームページのトップって…何処でしたっけ?(^^;) 日記のページ、ブックマークしてるからわからなくなってしまいましただわ(^^;)。

▼どーでもいいんですけど

 横の「seven」が思いの外続いてます(^^;)。どーっすか?一応ノンフィクションなんすけど。また、現場にいた人にとってもその時表に出していなかったおいらの心情なんかも読めて、楽しめるようにしているつもりです。

 まぁ、結末は果たして楽しめるものなのかどうか…。七話完結の予定。そして「seven」というタイトルが示す、「七話完結」以外のその意味とは!?そして拝御があらかじめ入手していた箱の中身とは!?

 謎が謎を呼ぶ急展開!刮目して待て!!(^^;)ぉぃ


平成12年2月10日

▼雑記

 仕事で色々トラブっております。あ〜、愚痴の言える飲み友達が欲しいっす。職場の人じゃだめっす(伊○くんやMくんならいいけど)。うぬ〜…。


平成12年2月8日

▼雑記

 うにゅ〜、仕事がたまっておりますですよ(;_;)。


平成12年2月7日

▼帰路

 今日は早々に(?)沖縄に帰る日。うぅむ…、あまり落ち着けなかったような…。まぁ今回は別にのんびりしに行ったわけでもないんでいいんだけど。

  それにしても昼間の飛行機に乗るのはずいぶん久しぶりのような気がする。空から見る山脈とか、雪がかぶっていてキレイだったっす。他は雲に隠れてあまり見ていないけど。あと、上昇中とかは怖くて外見られません(^^;)。

 今回はANAのボーイング767に乗ったんだけど、やっぱデカい機体だと安定していていいなぁ…。楽っす。それでもちと怖いものは怖いっす(^^;)。普段はボーイング737だから輪をかけて怖いっす。

 …ま、そんなところっす、帰路については。ちと荷物多くて難儀したけど。いや、「多い」というよりは「大きい」かな。いや、秋葉原でエヴァのフィギア(あのイカすポーズ付けするやつ)を買ったから…(^^;)。


平成12年2月6日

▼時効無き逃亡

 無性に腹が立つ。もちろん失態を演じた京都府警にも腹が立つが、何より「死んで逃げる」ようなヤツに非常に腹が立つ。それら二つを比べて比率で言えば、1:45くらいで腹が立っている。

 まぁ「犯人」にも色々なタイプがいて、往生際のいいのから悪いの、あるいは死んでわびるタイプもいるだろう。

 しかし死んでわびるのなら「罪と罰」という感じでまだわかるのだが、「逃走」の延長の「自殺」はやはり許せない。どんな理由があろうと、究極の「自己中」につきあわされる周りはたまったものではない。特に二度と帰ってこないものを奪われた者の心情は察するにあまりあるものが…。

 「もうこの犯人には死刑しかない」と事件が起こった後、感じることもある。それでも「逃走の先の自殺」は許せない。まず「こちらの世界につれてくる」という逮捕がどうしても必要だと思う。それが法治国家の「法で裁く」ということだろう。その「法」から永久に自分から逃げてしまうようなヤツにはたとえ事件が終焉したとしても、時効はない。被害者に永遠に残る傷のように。

▼WF、初ディーラー参加!

 私憤(?)はともかくとして、今日はいよいよ本命のWFの日。朝の6時から出かける。

 朝の6時っつーのは電車の時刻表の関係…のつもりだったんだけど、あらためて時刻表をよく見ると、中央線って朝の4時台から電車があるのね。今度はもっと早く家出てみるか…。

 まぁそれはそれとして、WFにはディーラー参加っつーことで、ディーラー入場口で居候させていただくCG Hobbyというディーラーにおじゃまさせていただいた。…が、気がつけばなんかわし、開場時間まで箱詰めしてるんすけど…(^^;)。某氏曰く、「データ集参加者ってことでディーラー通行証もらえて得したと思ってるでしょ?なんのことはない、作業員代わりなんすよ」(^^;)。

 開場されてから(10時開場だが、開場前行列が多くてしばらく延長されたらしい。箱詰めが遅れて「頼む!もう少し並んでいてくれ」と祈ってしまったのは秘密だ(^^;))はいきなり列ができる有様に!

 ただ、会計部分の手順が多くて、それで列ができてしまったような気もするが、もっとスムーズでもやはり「最後尾」の札が必要な、今回と同じ事態になっていたと思う。

 ちとそのままだと対応が悪い印象が持たれてしまいそうだったので、急遽飛びこみ(?)で売り子に参加してしまった次第(^^;)。拝御トークで場を和ませようとしてみたけれど…邪魔なだけだったかも(^^;)。

 んでもそれなりに声を張り上げて自分なりに頑張ったんで、かなり疲れてしまいました。おかげでまともにコスプレ撮影とかしてませんので念のため。なんかコミケ式とは違って、カメラマンが列をなしている後ろに並ぼうとするだけで、疲れも倍増っす。

  それでも毎度遭遇率が100%近いPASSPORTさんとかなんでいつも会うかな…、館長とか美夜さんとかみちえさんとかに遭遇できてよかったですけれど(館長の写真をしっかり撮ったので、これからはイラスト化し放題やねぇ…くくく(^^;))。お会いできなかった方々もいて、じつは残念でもあったんですけれど。

 コスプレ広場散策(?)を休憩代わりに、それからもブースに戻っては軽く売り子、疲れたらちらっと広場に…の繰り返し(^^;)。勿論他のブースも回ってみましたが、なかなか面白かったです。ちと心惹かれるものもありましたが、今回はあまり購入はなかったですね。いや、皆無か(^^;)。

 フィギアか何かだったと思いますが(全身可動のヤツ)、七人の侍勢揃いのは欲しかったかも。予約受付中で12万…っつー金額はちとびびりましたが、実物を見た限りではその価値は十分ありました。

 KAIYOUDOUのブースでは写真撮影不可のなにやら怪しいアイテムが…。あれがアクションフィギアなら…欲しい!欲しすぎる!

 そういえばGINAXのフリクリとかいうやつのデモ上映とかもされてたなぁ…。ちと見たいかも(^^;)。対して「D」っつービルドアップの映像作品もデモ上映していたが…あれは見る気が失せた。ちとまだカメラワークとかなってない気が…。ちょっとまだ映像作りがなれていない人がやってるんじゃないかなぁ…という気もしますが、どーでしょ?

 ともあれ、ちと修羅場っぽい売り越した後だったので視野が異様に狭い状態(疲労で客観的見方とかできなかったり、眼球運動が極端に低下していたり…(^^;))での見学だったので、ちと効率悪かったかな(^^;)。

 そんなこんなで閉場時間になり、無事にお開き。売り上げの方は…まぁなんとか飛行機代も含めて元が取れたというところでしょうか。

 その後は打ち上げに参加させていただきましたが…も〜、ハメハズしすぎ>俺(^^;)。ビールの注ぎ方講座は封じ手ということで一つ…>関係者(^^;)。これのせいもあって酔いも回りすぎてわたなべさんにはご迷惑をおかけしてすみませんでした。普段人に接する機会のない職場なもので、ついスキンシップに走るんっすよ(^^;)ぉぃ。

 それにしても打ち上げでは貴重な話が聞けました。どんな話かって?そらもう「のび太の…」とか「スペース…」とかっす(謎)。それがらみで「志村!うしろ、うしろ〜」という大爆笑ネタも生まれて、も〜、腹がよじれて楽しかったです(超謎)。あんな飲み会、また出られれば出させて下さいまし(^^;)邪魔。

 とにもかくにも楽しく、充実して、心地よい疲れも伴う、有意義な日だったと思います。その分ちと人に迷惑をかけてなかったかな…と振り返ったりもするわけですが(^^;)、こういう機会があれば又是非参加させて下さい。夏は無理ですけれど。


平成12年2月5日

▼うかれて周りに迷惑をかける男(^^;)

 …というわけでなぜか上京中です。WFは日曜なので土曜は友人誘って阿木丼でも食べに行こうかと思っていたのですが、なにやら先日それがらみでいやな思い出があるとかで、やむなくその企画は後日に延期した次第。まぁおかげで朝ゆっくりと寝られて、久々の長時間睡眠&熟睡が得られましたけど(^^;)お騒がせしたみなさん、すんませんでした

▼南の島に雪が降る(加東大介じゃねぇっす)

 朝日新聞の天声人語に「沖縄の雪」という話題が載っていたらしい(おいらも読んだけど)。去年の12月20日、パレットくもじ前で子供を写していたホームビデオに数十秒、雪が写されていたというもの。実際にも数分粉雪がちらついて、その場にいた人も「雪」と認識できていたらしい。

 本土の方でそのビデオが流されたかどうかは知らないが、沖縄ローカルで流されたビデオを見たおいらも雪だと思った。

 もちろん映像に映っているのは3DCG用語で言えば単なるパーティクルで(意味不明(^^;))、実際ほんとうにそれが雪であったかどうかという科学的実証は実はできないし、当日記録された気象データからすると「亜熱帯だから云々」を抜きにしても雪降る状況ではなかったと思う。

 とはいえビデオの見た印象と実際の証言を聞けば…雪らしい。…雪かなぁ…。雪に思えるんだけどなぁ…。

 聞けば一応今までも沖縄に雪が降ったという話はあるらしい。映像に残されたのは今回が初めてだそうだが。まぁなんというか、世の中信じられないことはあるもので、科学的実証としては問題あるのだろうが、個人的には雪だったと思う…というか、信じてみたい。

 12月20日といえばもうすぐクリスマス。その映像はもともとパレットくもじ前で子供達が合唱しているのを撮ったもの(ジングルベルかなにかだったかしらん?)。そこにちらつく雪はまさしくホワイトクリスマス。本土から流れ来る情報にいつも羅列する、しかし沖縄に着けばそれは空虚な文字列となってしまう単語の「ホワイトクリスマス」も、わずかながら沖縄に訪れたのならば、それもまたささやかな奇跡なのかも。そういうものなら実証云々ではなく、「信じてみたい」という気がしてならない。

 …まとまってますでしょうか?(^^;)

▼おいらがどうこういう話じゃないってのはよくわかってるんだけど

 週間文春になにやら9年間少女を監禁していた男の写真と実名が載っているらしい…のかどうなのか、広告に載っていたその写真に目線が入れられたとかなんとか。

 ひるがえって週間文春の記事の方。まぁ実名報道に関してもなにも、それなりに自分たちのポリシーもあるのかもしれないが、なにぶん精神部分での問題、あるいは逮捕どころかまだ事情聴取もできていないという状態。それもどーかと思うのだが。

 まぁそれ以前に、病院に収監して1週間、未だ「落ち着かない」よーな人物を監禁事件抜きにして、一般社会に野放し(?)にしていた方が問題だと思うのだが。どーなんだろ。やっぱ責任問われないのだろうか。それも納得いかないな。

 責任能力が問えないのなら、そういった人物には当然保護者というべき人物がいるのだろうし、そうすればそっちの人物(今回は母親か)には監禁事件に関して責任はあると思う。4年前のSOSで「問題ない対応」とはいえ、やはり(結果論的でちとどーかとは思うが)「周り」を含めて問題あるのではなかろうか。

 ま、あとは少女の社会復帰のために、そちらの人権はばしばし守っていかないと…な、と。誹謗中傷、根拠のない推論(あっても侮辱するようなのはダメ)もしないよーに…ってところだろうか。


平成12年2月4日

▼フォント・トラブル

 なんか最近マシンの調子がおかしいな…と思っていたら、ダイナフォントの一部が使用できなくなっていた。POPとか行書とか明朝とか昔のダイナフォントをかたっぱしから入れていたのだが、PhotoShop5.5を入れたあたりからおかしくなりはじめ、ダイナフォントの大多数が認識できなくなってしまった。

 しょうがないのでダイナフォントをインストールしようとすると、なぜか一定数以上(すべてのフォントを合わせて114個(ボールド・イタリックを含む))フォントがインストールできなくなってしまった。フォントに数制限ってあったっけ?

 114個以上のフォントを入れようとすると、「そのフォントは古いか壊れている」と言われる。が、インストール済みのフォントを一個削除して、そのメッセージが出たフォントを再度インストールすると、今度はきっちし入る。確かに持っていたフォントはWin.3.1用フォントも入っている、Win95用の古いフォントだけど、今までは普通に使えていたんだけどなぁ…。

 一応今度上京時にでもWin98にも対応したフォントでも買おうかと思うが、やっぱWindowsの方がおかしいのだろうか?

 なんかこんなトラブル、ご存じの方いらっしゃいましたら教えて下さい。フォントで検索しようかと思ったけど、そんな暇、無い…(;_;)。


平成12年2月3日

▼多忙の中の逃避か…

 ふつふつと物欲が…(^^;)。次期PCなんかそろそろ…(^^;)ぉぃ。まぁ夏のボーナスまでは我慢すっかな。

 しかし次期PCねぇ…。どうだろう?セレロンデュアルか?頑張ってPIIIデュアル。冒険してアスロンって手もあるな(デュアルマザーはまだか?)。あるいはPIIIノートって線もあるな、おいらの場合。

 ま、思いを馳せている限りは楽しくて、自由だから。現実問題は懐が…ねぇ(^^;)。

▼ガンプラ世代

 前の話になるが、マスターグレードのガンダムプラモデルがなにやら出来がいいと言うことで、沖縄でもいっちょ作って見ようかしら、と模型屋にしけこんだことがあった。ガンダムとかザクとかけっこう色々あって、確かにスゴそうなんだけど…模型屋に入るまでは「買う買う」といきごんでいたくせに、実際パッケージを手にするとその気力が萎えてしまった。

 どーも長い間プラモを作ってないだけあって、いまいち「やる気」が実物にぶつけられないらしい。また、「模型作るならその情熱を3DCGに!」と多少マインドコントロールしていたこともあって、うまくやる気がぶつけられないのかも。

 まぁそんなことでとりあえず我が家にはまだガンプラは無い。ただだからといって3DCGにガンダムとか作っているか…というと多忙とかそういうの抜きにしても、おそらく無い。だって、バンダイのガンダムに対する版権管理厳しくてさ〜、作っても意味無さそうじゃん>TMX(なぜTMXにネタを振る!?)。…ああ、中野のどっかの上映会の事故には使えるか…(謎)。