2007年9月

9月28日

◎LEDランタン
7ヶ月ぶりになりますー・・電子工作ページの新規記事でLEDランタンの改造をUPしました。
内容的には日記ネタでもよかったのですけど、マイコンのプログラムも含めて公開するので一応正規(?)コンテンツのほうに。

9月21日

◎・・・
全然中毒なんかじゃないよ。


9月10日

◎最強のC2作戦 - その4 (やっと完成?) -
LEDをCREE Q5-WCに交換し、あらためて照度を測ってみました。
数値は距離1mでの初期中心照度(lux)値になりますが、ライトは手で固定というアバウトな
計測ですので、かなり誤差が含まれるであろう事をご了承ください。

 lux@1.0m    Q2?     Q5  
Lo 700 934
Hi 4,400 5,950
Boost 8,600 11,630

交換前と比べて各モードでの照度比はほぼ1.33〜1.35倍となりました。
その代わり、ブースト時の一次電流は少し上がってしまいました。
LEDのVfが若干高かったためと思われます。

照射比較はできればノーマルC2と比べるのが良かったのですが、残念ながらC2はmod品
しか手元にないのでfenix P3D (Q2)と比べてみました。

●fenix P3D Q2 : Boost

やや照射パターンにムラがありますが、たいへん明るいスポットです。
写真では中心が飛んでますけど純白に感じます。

●C2 mod Q5 (WC) : Boost

C2のほうは元々OPリフなので照射パターンはたいへん綺麗です。深めのリフで
ありながら周辺光も多いので、屋内外で使いやすいと思います。
今回はこのノーマルリフを使って1mで10,000Luxを超えることができ、たいへん
満足いく結果となりました(^^



9月8日

◎最強のC2作戦 - その3 -
昨日はCREEが昇天したショックから立ち直ろうかというところに台風の直撃。
お陰で半日寝て過ごしました(^^;

そんなところ、不憫に思ってくれたリオさんからなんとCREE Q5(WC)を送っていただきました。
感謝感激であります。 再度載せ替えての計測はまた後日に。

今日はレンズの交換を行いました。
C2のレンズ径はφ38と微妙ですけど、このサイズになるとカメラレンズ用のマルチコートフィルター
が使えます。
簡単に入手できるのはケンコーのMCプロテクターで、C2には40.5mmが適合。
カメラではプロテクタも兼ねてスカイライトをよく使うので、それでも良いと思いますが若干ピンク色
がかっているため、最強を目指すにはやはり可視光完全透過型のほうを選びました。



フィルターの外周リングの内側でレンズを固定しているCリングを外せばレンズを取り出せます。
気をつけないとレンズに傷を付けそうだったので、元に戻す必要がないからとリング周囲をニッパで
切ってからCリングを取り外しました。


一昨日はLi-Ionバッテリーでの一次電流を計測しましたが、銘柄についてはUltraFireのプロテクト無し
とAWのプロテクト付きセルの2種類(RCR123 / 16340)でそれぞれ確認しました。
ブーストモードでは負荷が高く、満充電状態で 880〜900mA、消耗してくると950〜1000mA程度と
なりました。



現状でブーストのLED電流は1500mAで、出来ればもう少し(1700mAくらいに)上げてみたかったの
ですが、Li-Ionの放電は1C程度に抑えておいたほうが安全だと思っているので、2セル仕様の
現状では二次出力1500mA程度が妥当と考えています。


9月6日

◎最強のC2作戦 - その2 -
いよいよ試作コンバータをC2のモジュールに組んでみました。
LEDは CREE Q5bin、バッテリーはLi-Ion(RCR123)×2 です。





CREEエミッタの換装はハンダゴテでは難しいので、ヒートガンを使ってみました。
剥がすのは意外とあっさり、取り付けは最初の位置合わせとハンダが溶けた
頃合いを間違えないようにするのが難しかったです。
今回やってみた取り付け手順:
 ・エミッタの乗るパッドに凸凹の無い程度に軽く予備ハンダをしておく
 ・パッドにフラックスを塗っておく
 ・ボード(STAR)のパッドに合わせてエミッタを乗せる
 ・ボード上の空き電極パッド部分にマーカー用のハンダ粒を乗っけておく
 ・ボード下面から様子を見ながらヒートガンをあてる
 ・マーカーが溶けて馴染んだ時点でOKとした
 ・温水洗浄して後乾燥、導通&ショートチェックで完了

本体の改造点はテールスプリングのバイパス加工で多少なりとも抵抗を
下げるようにしています。
スプリングは金メッキぽい感じなのでバイパスは無くても良さそうですが、
念のため。



また、スイッチのテールキャップ側接点の接触があまり良い感じではなかった
ので、写真のようにスイッチユニットの上面に純銀線でリングを取り付け、
ここにスイッチのボディ側接点から配線を通してみました。
テールキャップ内にスイッチユニットを入れてからアルミの押さえリングねじを
ねじ込めば、確実に銀リングと接触するので安心です。

点灯チェックでは、まずLoでフリッカが出たので後で分解調査予定。
短時間ですがHiとBoostでは問題ないようです。
Boostはオーバードライブの1.5Aだけあって、怒濤の光量に圧倒されました。
LED寿命を縮めることになると思いますが、お約束の自己責任で。
発熱についても後日確認予定。
ストロボモードもブースター追従なので、壁に照らすだけでも眼には結構キツイ
です。

で・・・
昨晩、回路調整のため何度かキャニスタからコンバータを取り出して配線し直し
ているうちに、誤ってLEDとバッテリーを直結にしてしまいました。
ちょっと見たことがないくらい明るく光って
「おおスッゲェ」
と感動した途端(ほんの1〜2秒でしょうか)あっさり昇天です。
これはぜひ最強C2に、と思って取っておいた唯一のQ5だったのですが残念な
結果に・・・

正直、凹みましたさ(苦笑
これしきでメゲてもしょうがないので。手持ちのQ2に交換して最強C2計画は続行
なのであります。

Q2換装後、照度計で計測した結果:

(lux)   50cm     1m  
Lo 1,600 700
Hi 10,800 4,400
Boost 8,600

※出力電流 = Lo:60mA, Hi:500mA, Boost:1500mA
※一次電流(RCR123×2) = Lo:30mA, Hi:250mA, Boost:880mA

Boostはさすがに効率が落ちてる感じですね

−続く−


9月5日

◎最強のC2作戦 - その1 -
最近仕事が忙しいというのもありますが、たまにはちょっとした工作くらいやって
気分転換したいですね。
というわけでフラッシュライトのmodネタであります。

数日前、自作の降圧コンバータの図面を眺めていてふと「コンバータを2個乗っければ
単純に出力も2倍だよね」と思い、バラックに組んで実験してみました。
回路の構造上、単純な並列ではうまくいかないので少々回路を修正しましたが
どうにかメイン+ブースター構成のデュアルコンバータが出来ました。
軽負荷時の動作は効率を重視してメインコンバータのみ動作してブースターはシャット
ダウンさせておき、ブーストやストロボで大電流の出力時にはメイン+ブースターで動作
するようにします。



まだ不安定なところがあるので、実機に組んでテストしたほうがよさそうな感じです。
筐体はUltraFire C2を予定しています。
所詮中華ライトですし、既にいろいろな改造例も見受けられるので・・いまさら〜?
な感はありますが、現時点で最強(?)のC2を目指してみるのも面白いかなと思い
まして(^^;

−続く−

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