Luxeon Emitter 分解

2004.8.16


恒例の深夜チャットでfixer氏と某光学系の設計について議論していて、「Luxeonの発光体はどのくらいの大きさなのだろうか?」という話になりました。
ちょうど手元に壊れた(グラインダーに巻き込んでドームを割ってしまった)エミッタがあったので、その場で分解してみました。
ドーム内部は柔らかい樹脂で充填されています。これは時々ドーム脇にはみ出していることがありますね。
で、ドームと一緒にこの樹脂をそ〜っと取り除くと発光体が出てきます。
普通にエミッタの外から見るとレンズを通して見ることになるので大きく(2mm角くらいに)見えますが、実際には約1mm角とずいぶん小さい素子でした。
こんなに小さい素子なのによく1Wとか3Wでドライブできるなぁと感心しました。
素子はベース部にしっかり結合されていて、最大限に放熱できるようになっています。
樹脂を取り除く際、ボンディングワイヤーは切れてしまいました。
この状態で何とか光らせてみたいと思い、残っていたワイヤーを取り除き、代わりに撚り線をほぐして取り出したφ0.1mmほどの線をダイの電極にハンダ付けしてみました。(うわ、これでも太い〜)

蛍光体の一カ所、欠いてしまっています・・・

あー、エミッタを乗っけている台が何か気持ち悪いですが、固定用の粘着テープですので。
点灯させてみましょう。

おお、ちゃんと点きました〜

レンズがないのでまんべんなく光が広がります。
色合いも良いし、何かに使えないかな?・・・



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