使える?使えない?ミニ四駆の効果不明小技集 (^^;


 このコーナーでは、ミニ四駆の改造で私はやってみたけれど、効果がはっきりわからないもの、たぶん良さげなもの、もしかしたら逆効果でおそくなっちゃうかもしれないもの、などの小技を紹介します。

警告!
んと、もしこれを試してみて劇的に「遅くなった」なんて場合でもあたしゃ責任取れませんので。多分ないと思いますが「速くなった」なんて事がありましたらぜひぜひご報告ください。


Part 2:ボディ軽量化 効果不明度★★ 1999.9.19

懲りずにパート2です。
「軽くて強い」ということで、ポリカーボネート製のクリアボディが何種類かGUPとして発売されていますが、「何で俺のお気に入りマシンのクリアボディがないんだ〜」と思うことしばしば。しょうがないのでSXシャーシに昔のクリアボディを載っけると車高が妙に高くなってカッコ悪い気がします。

じゃあプラスチックボディを軽量化すればいいじゃん、ということで、まずはオーソドックスな肉抜き。クリアボディ並に軽くしようとすると穴だらけになってしまい、見た目がちょっと骸骨みたいで・・・美しくないッス!

そこでPart1で活躍したルーターに再度登場してもらい、プラスチックボディの肉厚を半分以下になるまで削ってしまおうというのが今回の作戦。切削用ビットをルータに装着し、庭で(家の中でやったら、辺りにプラ屑が飛び散って家族のヒンシュクを買ってしまいました)ボディの裏側を思いきり削ります。一気にやりすぎると穴を空けちゃったりするので、平均に少しずつ削るのがポイントです。もし穴をあけてしまったら、潔く穴を広げて軽量化するか、パテで穴をふさぐか、どちらかを選んでください(笑)
外でやっているなら、削りながら時々お日様にボディを透かしてみて平均に削れているかどうかチェックするといいでしょう。ちょっと面倒ですが、裏側に別の色でスプレー塗装しておき、塗装を全部はがすよう均一に削るという手もあります。削る場所については、下記の追記もご覧になってください。

←シャドウブレイカーZ3のボディを上記の方法で軽量化。見た目は普通のプラボディですが、肉厚は全体的に元の1/2〜1/3くらいでかなりペニャペニャです。

つい削りすぎてしまい、ボディ中央の強度が不足して外れやすくなってしまったので補強を追加しました(T_T)

苦労のかいあってすごく軽くなったのですが、強度はポリカに及びません。派手にクラッシュして壊れちゃうとヤなので、ゆっくり走らせています(それじゃ逆効果ぢゃないか〜>わし)

追記:
タミヤのルールではレース中にボディが外れると失格になってしまいます。ナニも考えず削ってしまうと前後ボディキャッチの間でボディがしなってしまい、ジャンプやロッキングストレート等の衝撃で簡単に外れてしまうことになります(そりゃ私か(^^;・・・)
やはりボディ中心線の付近は削るのを避けるか、削る場合には、ボディの横断面で「コの字」になる部分を残して強度を確保するか、何らかの追加補強を行う、のいずれかが必須であると考えています。


Part 1:鏡面加工 効果不明度★★★ 1999.9.18

モーターを外した状態でのタイヤの空転時間を競って(何やってんだか(^^;) ギアとか調整しているうちに金属部品、特に回転・摺動部分の抵抗が気になりはじめました。そういえば(あまり関係ないけど)自動車のエンジンをチューンするとき、パーツのバランス取りといっしょにコンロッドの鏡面加工とかしたよな。。。これは表面を滑らかにすることで応力分散させて、より高回転に対応するために行っていたんだけど・・・ミニ四駆の場合、抵抗軽減にこれは使える!かな?

やってみたのは六角シャフトの左右ベアリングに支持されるところから内側、プロペラシャフト、ベアリングローラー。 
手でゴシゴシやるととても大変なので、「青棒(金属専用研磨剤)」と「ルーター+バフビット」を使ってギュインギュインと鏡面加工してみました。

←ベアリング磨き中。(RUU初登場。指先のみ)

六角シャフトとプロペラシャフトはピカピカしてカッコいい、多分それだけ。六角のほうはクラウンギアとの滑りが多少良くなるのでどうかな?と思ったのですが、タイヤの空転時間とかあまり変化なし。う〜ん、これは ボツか・・?

ベアリングローラーのほうは少々のサビも取れ、新品以上にピカピカになるので気持ちいい。走行タイムに現れるほど違いは見られなかったものの、サビた物とくらべて接触抵抗がかなり違うと思われるので、表面がきたなくなっていたベアリングを一気に処理。とても疲れた。

さて、Part2は何にしようかな(って、まだ続ける気か?>わし)


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