1.9MHz/3.5MHz/7MHzトラップ・ダイポールアンテナ


 コンテスト、国内移動、海外移動でときどき1.9MHzを運用したい場合があります。
極端に短縮すると飛びが今一のような気がしてならないし、かといってフルサイズDPは
場所を選ぶので何時でも何処でもというわけにいきません。そこそこ短縮した短縮DPを
製作しましたので紹介します。7MHzはフルサイズ、その先に7MHzのトラップを挿入し、
さらにその先に3.5MHzのトラップを挿入したものです。

1.各部品と全容(データは後半で紹介します)

  水道用パイプに同軸(RG-55/U)を巻いた
7MHz用トラップです。
  7.030MHzに共振するよう調整中

 
水道用パイプに同軸(RG-55/U)を巻いた
3.5MHz用トラップです。
3.525MHzに共振するよう調整中
 
できたコイルに端子を付けて
自己融着テープを巻いたところ。

バランです。

7MHzトラップに3.5MHz用エレメントを
繋いだところ。
手前は7MHzエレメント、たるみ部分で
7MHzの調整をしています。

同様に3.5MHzです。

全容です。
見にくいですがコイルが4個みえます。

1.8MHzと1.9MHzの調整は
エレメントを折り返して行います。
写真は折り返して1.9MHzに同調
させたところ。

全部を束ねたところ。
        


2.調整結果

アンテナトップは12mで上の写真のような条件で調整した結果を示します。





3.構造

7MHzトラップ:
 外形φ32mmのパイプに
 RG-55/Uを15回巻き
 長さは約120mm
 両端の芯線と外皮の一組をパイプの中で結ぶ
3.5MHzトラップ:
 外形φ60mmのパイプに
 RG-55/Uを13-3/4回巻き
 長さは約115mm
 両端の芯線と外皮の一組をパイプの中で結ぶ

参考Web   JK1LYP御厨さんのペー ジ



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Mar.21th 2005 JF3IPR/K.Ohmae