設置日:1999/12/23(木) ----------------------------------------- Microsoft Windows 2000 Professional RC2 -----------------------------------------  MS-WindowsNT系の後継OSとしてWindows2000がリリースされます.  このページではRC2を使ってみたときのレポートをします.  RC2 とは,Microsoft Windows 2000 Professional 日本語プレリリース版  (Release Candidate: RC2)のことです.以下(Win2KProとする)  なおWin9x系の後継OSは,開発コード Millennium (最後のWin9x系OS)  としてNT系Win2000とは別日程でリリースされます.  名称未定,Windows2000 コンシューマーとでもするのだろうか.  ちなみに次期Win2KProのOSの開発コードは Neptune とか.  図にして表すとこんな感じでしょうか....  ---  DOS系: MS-DOS -> MS-Windows3.1 -> MS-Win95 -> MS-Win98 -> Millennium -> "Neptune" へ合流 NT系 :  WinNT3.51 -> WinNT4.0 -> Win2000Pro -> 開発コード "Neptune"  --- -- 発売の予定 --  =「Microsoft(R)Windows(R)2000」日本語版 2000年2月18日(金)発売予定  ◆次期Windowsオペレーティング システムである「Microsoft Windows    2000 Professional」日本語版(以下:Windows 2000 Pro)、   「Microsoft Windows 2000 Server」日本語版(以下:Windows 2000   Server)および「Microsoft Windows 2000Developer」日本語版   (以下:Windows 2000 Developer)を2000年2月18日(金)に、また、   Windows 2000 Serverの上位製品である「Windows 2000 Advanced   Server」日本語版(以下:Windows 2000 Advanced Server)をその約2   週間後に発売する予定となりました。  Windows2000 Professionalの必要システム コンピューター本体 Pentium 133MHz または同等以上のマイクロプロセッサ メモリ 32MB以上(64MB推進) ハードディスク 新規インストールの場合、700MB以上の空き容量が必要 (インストールする条件によって異なります。2GB以上を推進します) ディスプレイ VGA以上の解像度を備えたビデオディスプレイ アダプタ ディスク装置 高密度 3.5インチディスクドライブ、CD-ROM             ドライブ(12倍速以上を推進) その他 マウス、またはその他のポインティングデバイス ※必要メモリ容量、ハードディスク容量は、システム環境             によって異なる場合がございますので、ご注意ください。 -- 値段 --  = ラインナップ 後ろの数字は実売予想価格  Microsoft Windows 2000 Professional 日本語版 38,800  Microsoft Windows 2000 Server 日本語版 180,000  Microsoft Windows 2000 Advanced Server 日本語版 719,000  Microsoft Windows 2000 Developer 日本語版 ?  (Windows 2000 Advanced Server 日本語版は、約2週間後の発売予定)  ・ Windows 2000 Professional 日本語版パッケージ一覧   (すべてメディアはCD-ROM)   Windows 2000 Professional(製品版) 38,800   Windows 2000 Professional バージョンアップグレード 16,800    (Windows NT Workstation からのアップグレードパッケージ)   Windows 2000 Professional プロダクト アップグレード 27,400    (Windows 95,98 からのアップグレードパッケージ)   Windows 2000 Professional アップグレード(アカデミックパッケージ) -- RC2導入レポート --  さてここからがレポートです. - 1999/12/15(水)  =GW2K G6-200改へInstall   Microsoft Windows2000 RC2のCD-ROMをもらったので,  早速,G6-200改のSCSI-HDDが2台あるので現用とは違うテンポラリにして  いたHDD(7,400rpm/U2-SCSI)の方へInstallを行いました.ですのでWin98環  境は健在です.上書きしてしまうと,いろいろ設定している部分を無くす  と面倒だからなー.Win2000をWin98上にInstallすると戻せません.  (製品版には戻す機能が実装されます)  InstallでCD-ROMbootができてUSB-MOUSEがいきなりつかえるのは便利  だねぇ.   やってみてわかったけど,やっぱりWindows2000は中身はNTだな,  (いやもとから,そうんなんだけど) NT4.0WorkStation に新しい機能を  追加して(目玉はPnPに対応したことか)名前をWindows2000にしただけです  ね.   とりあえず,サクッと2時間ぐらいでInstallは終わったけど,  DiamondM.M.製のSupraな内蔵モデムが認識できなくて外の世界に出れませ  ん.   NT用のドライバが,いるのか? 自動だと認識されないし標準装備の  ドライバを適用してもうまく動かない....   せっかく,ウチのWebで1200アクセスおめでとう書き込みをもらったの  で返事をWin2000上から書き込もうとしたのに.  まあ,ぼちぼち調べましょう. - 1999/12/16(木)  =ModemCardをWin2000Proで動作させる.  fj.comp.windows2000で,同じ質問を発見.  SONYのHCL Modemの古い版を組み込む事で動作するとの事.  β3ではあったドライバがRC2では削除された模様同じ問題の方が多数で  FAQになっている.  さっそく,標準のドライバからSONYのものを組み込む事で動作を確認.  1つ腑に落ちない点が,NNの場合立ちあげても自動的に接続する設定には  デフォルトでは少なくともなっていない.いくつか設定変更を試みるが  だめ.  次は,SoundCardに挑戦したい. - 1999/12/17(金)  =MS-Windows2000のSoundCardの動作に挑戦  標準装備もMS-WindowsSoundSysyemCmpatibleのドライバを組み込むと正常  に組み込まれるが実際には動作しない.  fj.comp.windows2000ではそれらしいヒントは無い,microsoft.windows.  20000の方が適しているとの書き込みを見つけたのでそちらもチェックす  ると有益な情報は多いが目的にジャストミートな答えは見つからない.  やむなくDiamondM.M.のWebからNT4.0用のドライバと説明書をdownloadし  て組み込む事にする.  結果,やっとのことで動作をさせる事に成功.  次にナカガワメタル製のPCI-NICを認識を自動的に行うとMelco製のNICと  して認識したとりあえずそのまま組み事とする.  電源断を自動で行えない部分は電源の管理でAPMを使うチェックを入れる  事で動作するようになった.これも内蔵modem以上のFAQのようだ.  残るは,不明なデバイスにATI Technologyなもの2つあるが後日対処とする. - 1999/12/20(月)  =SanDiskとG6-200改  =Win98でSanDiskを使えるように設定を変更すると  MS-Windows2000ProでSoundBoardが正常動作しなくなった,  DiskControllerは認識するもののDiskDriveとしては認識されない.  LibrettoM3で試すとあっさりDiskDriveとして認識したのでG6-200の問題 と分かった.  IDE ControllerをBIOS上で無効にしているのでそれが原因と当たりをつけ て有効にしてみたが認識せず.Pri/Sec片方だけ有効にしたり両方有効にし たりするもだめ.再起動するとhangしたので割り込み不足のようなのでCOM2 とLPT1の割り込みを解放して再挑戦するもだめ.次にSanDiskControllerを DevcieManager上で削除して認識させ直す事でDiskDrive上でもついに認識さ れた.  Win98上では自動的にIRQの割り当てが変更されたがWin2000上ではそれが できないらしくSoundCardだけが動作しなくなった.手動でIRQ7->5へ変更す ることで復旧した.ISAのPnPは不得意?  =MS-Windows2000 RC2の使い勝手  ・FDDのアクセスが早い.  ・コントロールパネルの構成デバイスマネージャの表示がWin95/98とは違う.  ・コントロールパネルの反応が時々妙に鈍く遅くなる.  ・ローカルコンソールでのセキュリティーの設定が可能になったので会社   で使う個人PCのセキュリティーを上げれそう.  ・終了がWinNT4.0に比べかなり早い.  ・やっとこさtelnetサービスがサポートされた.  ・NCをオンラインで起動してもダイヤルアップのダイアロゴが現れない,   IEなら自動的にできる. - 1999/12/22(水)  =VideoCard全機能を使用するための試み   ATI ALL-IN-WONDERのRage128GL以外部分が正常に組み込めないので  ATIのWebサイトから落とした最新のNT4.0用のドライバを組み込もうとし  たがInstallerにOSの版が違うとい拒否されました.   表示する部分は正常に動作しているのでかまわないのだがちょっと  不満. ----- つづく -----