OVA YokohamaKaidasikikou Invitations OVA『ヨコハマ買い出し紀行』 完成記念レイトショー試写会


 於 1998/05/22(金) 2100 東京iMAXシアター
   (新宿南口高島屋TIMES-SQUARE 12F)


 実は,東京会場は発売日よりあとなんですけどね,この試写会.
 会場によっては,写真撮影OKとか会場でCD/LDお買い上げで握手とかあったとか.

 ではレポート

 午前中に
 秋葉原石丸3号店6FでLDを買ってごー.

 1630頃にiMAXシアターに到着,整理券を配布中とあったのでカウンターでもらう, 招待状は回収されなかったので,そのまま大事に持っておくことにする. 整理券はNo.7でラッキーだ.おれの前に6人いるんだね.会場で知り合った人によると会場のキャパは350人らしい.

 2030開場で2100開始,開場10分程度前にくれば整理券順に入れるとあるがメシ食っていると2020になっていた. ダッシュしても2030ぐらいにはなりそうだ. でも開場が10分程度遅れたので7番目に入場できた.

 並んで回りを見ていると4179☆LOVEキャップやTシャツを着ている人がいたので椎名へきる系ファンのチェックも入っているようだ.

 やはり作品の性格上か会場を訪れた客の年齢層は高く落ち着いた雰囲気で最後まで続いた. 叫んだり,大声で喋るような行為はみられなかった.入場も整然と行われた.

 会場に入ると,OVA VOL.2で使われるへきるの曲やOVAのために作られた曲が流れている. 開演近くなってココネナレーション,曲,アルファナレーション,曲の順で流された. このナレーションはこのイベントの為に作ったもののようでラジオドラマでもOVAでも使われたことの無いものであった.

 そのナレーションを記憶の限り書き出すとこんな感じ. (あとでわかったがサントラを会場で流していたんだね)

 今日はこれをあなたのために弾きましょう.この時間は弦の音が物体のような空気に良く響く. みょうに五感に響きます.弦の音にはどんな香が見えるでしょうか. いま生まれているこの曲に,あなたの存在はとても大切. よろしかったら一緒に唄って下さいね.暗くなるまでにはまだ暫く. さあ,一番おいしい時間です.( "月の調べ" が流れる)

 さて開演でまずSONY RECORDの営業と思われるおじさんが司会で登場, 自己紹介がなかったので何者かわからず.

 でつづいて ゲスト 4名が登場.

 芦奈野ひとし(ジーンズ系),椎名へきる(黒系の衣装ズボン), 中川亜紀子(黒系スカート),安濃高志監督

 原作者は初めてみましたが,背が高くてそのへんウロウロしてても気付かないような兄チャンですね外観から歳は30才前後.
 へきるは,押さえて(落ち着いた)演技したそうですけど完成してみると世界と良くあっているとの感想.

 それで,その時の挨拶,覚えてる範囲でここにメモしておく.

司会)  一言挨拶頂ければと思うのですが 芦奈野) 芦奈野です,えと今日はみんなと楽しく観ましょう. 司会)  先生はもう見られたと思うのですが,これから見られる方ばかりだ      と思うのですけれど見所みたいなところとか. 芦奈野) そうですね,全体をと言うか流れといいますか観ていただければ. 司会)  それでは次にアルファ役の椎名へきるさんです,お願いします. 椎名)  今回はすごい待ちかねたアニメ化ということで私もすごく楽しみに       していたんですが,アフレコの際に音響監督さんからとにかく見る       側に気を使わないでくれ,と言われました. 司会)  鷹津ココネ役の中川さんです,お願いします. 中川)  瓶に入ったカウンターの小物や画鋲なんかが書き込まれていて愛されて       いるなぁと感じました. 司会)  それでは監督お願いします. 監督)   "観て下さい" 司会)  え,それだけでいいんですか.そうですか,はい,では観ていただきましょう.  監督は一言しか発言しなかったけれど,多くは語らないところにプロを感じました.

 さて,イベントのメイン上映ですが,音のレベルを高くしすぎているのか,静かな ナレーションでは歪んでいるように感じられた.三管プロジェクターをつ かった劇場のせいか絵は荒かった.

 それで肝心の作品自体のことですが悪くなかった. ただ単に機械的にアニメーションに移すだけのもの作品になることを危惧していましたが, それは避けられたようです. ただキャラクターデザインが芦奈野ひとし本人ではないので,そのへんだけ少し違和感あります.



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