Integrated Peripherals 周辺装置の設定

メイン・メニューから"Integrated Peripherals"を選びます。ここでは入出力の機能を設定します。


IDE HDD Block Mode

IDE HDD Block Mode

Enabled
Disabled

この機能を使うと,複数セクターに渡るデータ転送を許すことでセクター毎の割り込み処理時間を 無くし,これによってディスクの性能を向上させることが出来ます。古い設計のものを除いて大抵のIDEドライブ は,この機能をサポートしています。

 

IDE Primary Master PIO
IDE Primary Slave PIO
IDE Secondary Master PIO
IDE Secondary Slave PIO

IDE Primary Master PIO

Auto
Mode 1
Mode 2
Mode 3
Mode 4

この項をAutoにすると,ハードディスクのデータ転送スピードの自動検出機能を生かすことが出来ます。 PIOモードはハードディスク・ドライブのデータ転送レートを指定します。例えばモード0の転送レートは3.3MB/s, モード1は5.2MB/s,モード2は8.3MB/s,モード3は11.1MB/s,そしてモード4では16.6MB/sとなっています。 もしもハードディスクの性能が不安定になるようであれば,もう少し遅いモードの設定にマニュアルで変えてみると良いでしょう。

 

 

注意:どのチャネルでも最初のIDE装置は,そのIDEケーブルの一番遠い端のコネクタにつなぐことが 推奨されています。IDE装置のつなぎ方に関して詳しくは,マザーボード添付のマニュアルを参照してください。

 

IDE Primary Master UDMA
IDE Primary Slave UDMA
IDE Secondary Master UDMA
IDE Secondary Slave UDMA

IDE Primary Master UDMA

Auto
Disabled

この項目は、接続されているIDE ハードディスクがウルトラDMA/33モードかどうか指定します。

 

On-Chip Primary PCI IDE
On-Chip Secondary PCI IDE

On-Chip Primary PCI IDE

Enabled
Disabled

このパラメータでは,プライマリー・チャネルIDEのコネクタに結ばれたIDE装置をEnabledにしたりDisabledにします。

 

USB Legacy Support

USB Legacy Support

Enabled
Disabled

ここではオンボードのBlOS内にあるUSBキーボード・ドライバーをEnabledにしたりDisabledにします。 このキーボード・ドライバーは従来のキーボード(legacy keyboard)コマンドがそのまま使えるようにシミュレートし, さらに,オペレーティング・システム中にUSBドライバーの含まれていない場合には,USBキーボードをPOST (電源投入時自動診断)中でもまたはブート後にも使えるようにします。

 

 

注意:USBドライバーとUSB legacy keyboardの両方を同時に使うことは出来ません。 OSの中にUSBドライバーが入っている場合は,"USB Legacy Support"はDisableにします。

 

Onboard FDC Controller

Onboard FDC Controller

Enabled
Disabled

このパラメータをEnabledにすると,お持ちのフロッピー・ドライブを独立の制御カードにではなくてオン ボードのフロッピー用コネクタにつなぐことが出来ます。この制御カードをお使いになりたい場合にはこの設定を Disabledにします。

 

Onboard UART 1
Onboard UART 2

Onboard UART 1
Auto
3F8/IRQ4
2F8/IRQ3
3E8/IRQ4
2E8/IRQ3
Disabled

このメニューでは,オンボードの2シリアル・ポートそれぞれのアドレスと割り込みを指定できます。 デフォルトはAutoです。

 

Onboard UART 2 Mode

Onboard UART 2 Mode

Standard
HPSIR
ASKIR

"Onboard UART 2"がEnabledの場合にだけ,この項目は構成可能です。 この項目は、シリアルポート2のモードを選択します。
利用可能なモード選択は以下の通りです。

 

 

Standard-

シリアルポート2が正規モードで作動するように設定します。これはデフォルト設定です。

 

HPSIR-

この設定は,赤外線モジュールをIrDAコネクタ経由でつないだ場合に選べます。このHPSIR設定では最高転送レート115Kbpsでの赤外線シリアル通信が可能となります。

 

ASKIR-

この設定は,赤外線モジュールをIrDAコネクタ経由でつないだ場合に選んでください。このASKIR設定では最高転送レート19.2Kbpsでの赤外線シリアル通信が可能となります。

 

IR Duplex Mode

IR Duplex Mode

Full
Half

この項目によってデュプレックス モードを設定することができます。
Full - 双方向のモードによるIRコミュニケーションを許容します。
Half - 単一の方向だけのIRコミュニケーションを許容します。

 

 

:このオプションは、IR機能がアクティブで,Onboard UART 2 Modeパラメタが Standardに設定されていない場合にだけ現れます。

 

Onboard Parallel Port

Onboard Parallel Port
3BC/IRQ7
378/IRQ7
278/IRQ7
Disabled

ここではオンボードのパラレルボートのアドレスと割り込みを設定します。

 

 

注意:もしもパラレルポート付きのI/Oカードをお使いの場合は, アドレスや割り込みが衝突しないように気を付けください。

 

Parallel Port Mode

Parallel Port Mode
Normal
SPP
EPP 1.7 + SPP
EPP 1.9 + SPP
ECP
EPP 1.7 + ECP
EPP 1.9 + ECP

この項目によってパラレルポートのモードを設定することができます。 モードオプションはNormal(StandardとBidirection Parallel Port),EPP(Enhanced Parallel Port)およびECP(Extended Parallel Port)です。
NormalはIBM ATとPS/2のコンパチブルなモードです。
EPPは,パラレルポートへ入出力するデータをラッチなしで直接書くか,または読み込むことによって, パラレルポートのスループットを高めたモードです。
ECPはDMAとRLE(Run Length Encoded)圧縮と伸長をサポートしたモードです。
EPP1.7とEPP1.9はプロトコルの違いが有ります。

 

ECP Mode Use DMA

ECP Mode Use DMA
3
1

ここでは ECPモードのパラレルポートが用いるDMAチヤネルを指定します。

 

System Voltage +12V
System Voltage +5V
VIO Voltage +3.3V
CPU Core Voltage +2.8V
CPU Thermal (Temp.)
CPU FAN

System Voltage +12V

Ignore
Monitor

この項目によってハードウェアモニタリング機能を可能にするか,または無効に設定します。

 

 


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