Standard CMOS Setup(標準CMOS設定)

”Standard CMOS Setup”(標準的なCMOSセットアップ)では,日付,時刻,ハードデイスクのタイプと言った 基本的なシステム・パラメータを設定します。矢印キーを使って項目をハイライトさせ,次にその値を選択す るのにはPage UpまたはPage Downキーを用います。


Date(日付の投定)

目付をセットするには,Dateのパラメータをハイライトし,PageUpまたはPageDownを使って今日の日付に 合わせます。日付のフオーマットは月,日,年(mm dd yy)です。

Time(時刻の投定)

時刻をセットするには,Timeのパラメータをハイライトし,PageUpまたはPageDownを使って,時,分,秒(hhmmss) のフォーマットで現在の時刻に合わせます。24時間制の表現を用います。

Primary Master→Type (ハードディスクのタイプ設定)
Primary Slave→Type
Secondary Master→Type
Secondary Slave→Type

Type
Auto
User
None
1
2
・・・
47

ここではシステムのサポートしているIDEハードディスクのパラメータを選択します。 サイズ(容量),シリンダー数,へッド数,プリコンペンセーションの開始シリンダー番号,待機時ヘッド位置 (へッド・ランディングゾーンのシリンダー番号),トラック当たりのセクター数などがその内容です。 デフォルトの設定はAutoで,この場合BlOSはインストールされているハードディスクのパラメータ群を, POST時に自動的に検出します。ご自分で違う値にセットしたい場合は,Userを選んでください。 システムにハードディスクの無い場合はNoneを選ぴます。 lDEのCDROMは常に自動検出となっています。

 

 

ヒント:lDEハードデイスクに対しては,ドライブの仕様を自動的に入力するために”IDE HDD Auto Detection”, を選ぶことをお勧めします。”IDE HDD Auto Detection”の項を参照。

Primary Master→Mode (ハードディスクのモード投定)
Primary Slave→Mode
Secondary Master→Mode
Secondary Slave→Mode

Mode
Auto
Normal
LBA
Large

システムが528MB以上の容量を持つハードディスクを使えるためにはlDEの強化された仕様を適用します。 これは論理ブロックアドレス(LBA:LogicalBlockAddress)モードと呼ばれるアドレス変換方式を用いるもので, 現在市場に出ているlDEハードディスクでは,大容量サポートの理由から標準的なフィーチャーとなっています。 ハードデイスクがLBAモード・オンでフォーマットしてある場合には,LBAオフで立ち上げる(ブートする)事は 出来ないことにご注意ください。

 

Drive A (フロッピードライブのタイプ)
Drive B

Drive A
None
360KB5.25インチ
1.2MB5.25インチ
720KB3.5インチ
1.44MB3.5インチ
2.88MB3.5インチ

フロッピードライブのタイプを指定します。このマザーボードのサポートしているフロッピードライブの タイプは左記の表の通りです。

 

Video(ビデオカードの設定)

Video
EGA/VGA
CGA40
CGA80
Mono

使用するビデオカードのタイプを指定します。最近のPCではもっぱらVGAだけが使われている事から, デフォルトの設定値はVGA/EGAとなっています。この選択画面はほどんど無意味になりつつあるので, 将来の版では削除の予定です。

 

Halt On (エラー・ストップの設定)

Halt On
No Errors
All Errors
All,But Keyboard
All,But Diskette
All,But Disk/Key

このパラメータを使うと,POST(電源投入時の自動診断)でエラーの検出された場合に,どんな条件で システム停止にするかを決める事が出来ます。

 


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