「南総里見八犬伝」

 曲亭馬琴(1767-1848)作の江戸時代後期の人気小説。
 全九十八巻百六冊、日本古典文学史上最長の雄編。
 戦国初頭の関八州を舞台に、犬と夫婦になる悲運の姫君と、仁義礼智忠信孝悌の文字が浮きでる八つの霊玉を持つ、八人の若き武士たちが活躍する物語。
 だが今は「読まれざる傑作」となっている。江戸の人々が熱狂して読んだ人気作品が面白くないのか?
 否、そんなことはない。
 しかし、古典文学人気勝負、東の横綱・武家文学代表「南総里見八犬伝」vs.西の横綱・公家文学代表「源氏物語」。どうも八犬伝が負けている感じである。これではいかんぞ〜。

 ……てなわけで、白龍亭に来たからには「南総里見八犬伝」の魅力を知らずには帰さぬぞ、なんてね。そんな偉そうなもんじゃない。八犬伝世界の攻略本のようなもの。白龍亭に来て、本物の南総里見八犬伝を読もうという気持ちになってくれれば、嬉しいのだ。


白龍亭について Frame


- M E N U -

---- 本 館 ----
  
南総里見八犬伝・入門 (時代背景、あらすじ等)
八犬伝の地図 (地図画像と地名解説)
主要登場人物解説 (人物像と履歴、謎考察等)
全登場人物名のリスト (ひたすら名前の羅列……)
家系君臣関係図 (全登場人物の系図)
八犬伝の本 (関連書籍)
其他云々 (年表、変換辞書等)
亭主剰筆 (亭主の極私的言論と漫画)
茶室 Frame (性格チェック等の遊び)
---- 別 館 ----
   NHK新八犬伝 (1973-75年放送の人形劇)
他媒体の八犬伝 (歌舞伎、映画等と原作比較)

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- S P E C I A L  T H A N K S -

* 佐藤昇様から「その他関連本」に追加情報を提供して頂いた。
* 菊池義信様から「猿之助歌舞伎」の資料を提供して頂いた。
* フェニックス・ロベレニー様から「その他関連本」「新八犬伝の声優(廃頁)」に情報を提供して頂いた。
* 鶴田正寿様から「NHK新八犬伝」に色々な追加情報を提供して頂いた。
* 南貴之様(馬琴衒学館)から「その他の主要登場人物」の「武芸者」に貴重な御指摘と情報を頂いた。
* 富田靖様(文庫本大好き)から「岩波文庫版新旧比較」に旧版に関する追加情報を頂いた。
* f-kazuko様から「八州と一都六県」「武蔵下総、国境と地図の怪」に追加情報を頂いた。
* おーちゃん様から「介錯してやれよ!」に河鯉守如の介錯についての御指摘を頂いた。
* 「その他関連本」に以下の方々から追加情報を頂いた。
 滝沢しかの様、みんく様、ゆず様、涼月霖様。
* 酔蝗様(酔虎塞)から「水滸伝と八犬伝」に関する資料を頂いた。
* 犬玉梓之介様から「小篠・落葉、どっちが大刀?」に小月像に関する御指摘を頂いた。
 同じく犬玉様から「ペーパーモデル古那屋」の設計ミスを御指摘頂いた。
* さまっと様から「八犬伝地図・総武」の地名に関する御指摘を頂いた。
* ゆこ様(ばきんぐ)から「八犬伝辞書」の数々のミスを御指摘頂いた。
 同じくゆこ様に『八犬伝辞書Pro』をWindows MS-IME用に移植して頂いた。
* 佐和様から「その他関連本」に追加情報を頂いた。
* 川島依里子様から「犬阪毛野」と「南總里見八犬傳年表」の誤記を御指摘頂いた。
* とある方から「旧国名の謎」に美作國が備前國からの分離国であるとの教えを頂いた。
* 堀川様から「NHK新八犬伝」に色々な追加情報を提供して頂いた。
* T.Fukunuki様から「八州と一都六県」に追加情報を頂いた。
* まるぼ様から「八犬伝の城」に、犬村大角の御厨城に関する追加情報を頂いた。
* こやま様から「八犬伝地図/関八州広域」の五十八月の郡名の間違いを御指摘頂いた。
* しゃくげっと様から「介錯してやれよ!」に自刃についての知識を頂いた。
* 某読者様から「石浜忍岡周辺図」「大塚周辺図」「本郷周辺図」に情報を頂いた。
* 稲葉様から「八州と一都六県」に情報を頂いた。

 亭内は酔狂亭主の勝手気儘。失礼千万とは知りつつも提供情報を時には没にし或いは白龍亭流に改変加工と偏屈至極のやりたい放題。感謝とともに許しを乞うより他はなし。



- 白龍亭縁起 -

 南総里見八犬伝・肇輯巻之一第一回、完結までに二十八年を要した長編のオープニング。
 結城の戦場を逃れた里見義実主従は安房に渡すべく三浦まで来るが舟がない。その時一天俄にかき曇り激しい雷雨とともに白龍が現れ南へと飛び去る----

「廻翔る雲の中に物こそあれと見る目まばゆく、忽然として白龍顕れ光を放ち浪をまき立、南を投てぞ飛去ける」

 ----その尾を見た義実は和漢の書を引きつつ龍の講釈をする。その後、舟を得て安房へ漕ぎ出すところで第一回は終わる。本筋とは無関係に見えるこの龍の存在だが、実は八犬伝の謎を解くための重要なキーワードのひとつだという。酔狂ページの名に白龍はちと重いが、かっこいいので名付けてみた。



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