NHK 新八犬伝系図
1996年 6月〜2012年 2月まで「白龍亭・別巻」で公開していたもの。
2012年 6月、一頁にまとめる等の簡略化をした上、期間限定で再公開。
NHK 新八犬伝をテーマにしているサイトに限り、無期限で再掲可。その場合、デザイン加工等も可。

00 - [凡例]

石山透著「新八犬伝」(日本放送出版協会・全三巻)を資料として、登場するキャラクターすべてを抜き出して系図化。
↑昭和四十九年刊/資料にしたのは、昭和五十年五月一日発行の第十二刷
主要なキャラクター以外はエピソード順に配列。

○ ─────は実子、‐‐‐‐‐は養子。
○ :は主従。ただし、特に表示しなくても分かる場合は省略。
○ 斜体は神や化物など人間ならざるもの。
○ ┃は夫婦、またはそれに準ずる関係。
○ → は改名。
○ 図中「原作」とあるのは、曲亭馬琴の「南総里見八犬伝」を指す。

01 - [安房国・上総国等]

【安房国・里見家】

  里見治部の大夫義実(さとみじぶのたゆうよしざね)〔安房国館山の里見城主〕
   ┃
   ┃          ┌─────伏姫(ふせひめ)〔犬好きな娘〕
   ┠──────────┤      ┃
   ┃          │  ┌──八房(やつふさ)〔玉梓怨霊の取りついた犬〕
  五十子(いさらご)   │  │
              │  └───────┐
              │          │
              │     シロ───┘(←原作では、親犬は無名)
              │
              └─────義成(よしなり)〔伏姫死後に誕生したお世継ぎ〕


     金碗大助孝徳(かなまりだいすけたかのり)〔家臣〕
     → 丶大法師(ちゅだいほうし)〔八犬士を集める・後に還俗して玉梓怨霊成仏の為に切腹〕

        ボロ平〔大助を助けた少年〕

        技平(わざへい)〔百姓・シロの飼い主〕

        ケン吉〔八房の犬係〕

     堀内蔵人(ほりうちくらんど)〔家老・安西城預かり〕

     雨崎十郎輝武(あまさきじゅうろうてるたけ)〔城内一の馬術の名手・伏姫を追って富山に死す〕

        イナズマヒカル〔雨崎十郎の愛馬〕

     蜑崎照文(あまさきてるふみ)〔京都への使い〕


【安房国・安西家】

  安西景連(あんざいかげつら)〔安西城主・八房に殺される〕

     蕪戸訥平(かぶととっぺい)〔家老〕


【上総国・蟇田素藤】

  但鳥源金太素藤(ただとりげんきんたもとふじ)
  → 蟇田素藤(ひきたもとふじ)〔小鞠谷城主・栞(しおり)に惚れる〕

   妙椿尼(みょうちん)〔実は八房を育てた狸〕


【新八犬伝全編を通して出てくる重要人物】

  役の行者(えんのぎょうじゃ)〔洲崎の神〕

  玉梓(たまずさ)〔罪人・後に怨霊となって里見家や八犬士に祟り続ける〕(←原作では、八房の死とともに成仏)

  網乾左母二郎(あぼしさもじろう)〔さもしい浪人・浜路に恋し、所々で八犬士に関わる〕(←原作では、すぐに死ぬ)
  偽名=犬乾左母二郎(いぬぼし)〔にせ犬士〕

  舟虫(ふなむし)〔悪女・あらゆる場所で八犬士を苦しめる〕(←原作では、舩虫)

02 - [八犬士1‐犬川額蔵・犬塚信乃・犬山道節・犬飼現八]

【犬川額蔵】

  犬川衛二則任(いぬかわえじのりとう)
   ┃
   ┠────────犬川額藏(いぬかわがくぞう)〔大塚の庄屋の奉公人・義の玉の八犬士〕
   ┃
   ○


【犬塚信乃】

  犬塚番作(いぬづかばんさく)
   ┃
   ┠────────犬塚信乃戍孝(いぬづかしのもりたか)〔孝の玉の八犬士〕
   ┃        偽名=シノ平〔紀伊国にて〕
  手束(たつか)            ┃
                     ┃
                     ┃
  弥々山蟇六(やややまひきろく)    ┃許嫁
   ┃      〔大塚の庄屋〕    ┃
   ┃                 ┃
   ┠‐‐‐(養子)‐┌‐‐‐‐‐‐‐浜路(はまじ)〔信乃に恋する乙女〕
   ┃        │
  亀篠(かめざさ)  │
            │
            │   皮上宮六(ひかみきゅうろく)〔大塚の陣代〕
            │     :
            │     :軍木五倍二(ぬるでごばいじ)〔皮上の手下〕
            │
            │   丁田町進(よぼろだまちのしん)〔新陣代〕
            │
            │
            │   糠介(ぬかすけ)〔庄屋の奉公人〕
            │
            │   与四郎(よしろう)〔信乃の飼い犬〕
            │
            │
【犬山道節】      │(「南総里見八犬伝」では犬山家は、豊島・練馬の一族)
            │
  アヤメ       │
   ┃        │
   ┠────────┘
   ┃
  犬山監物貞与入道道策(いぬやまけんもつさだともにゅうどうどうさく)〔下総国浦安の侍〕
   ┃
   ┠────────犬山道節忠与(いぬやまどうせつただとも)〔忠の玉の八犬士〕
   ┃        偽名=寂莫道人肩柳(じゃくまくどうじんけんりゅう)〔火遁の術を使う〕
   ○        偽名=大出太郎(おおでたろう)
            偽名=甘利志羅内(あまりしらない)〔甲斐国の新眼代〕


     下河辺太郎為清(しもこうべたろうためきよ)〔元家臣・現諏訪高島城家老〕(←原作では、同名だが、結城合戦の勇将)

     鰐崎悪四郎猛虎(わにさきあくしろうたけとら)〔裏切って道策を殺した家臣・現出雲老杉城主〕
     (↑原作では、同名だが、扇谷定正の臣)


【犬飼現八】

  足利成氏(あしかがなりうじ)〔下総国古河城主〕

     横堀在村(よこほりありむら)〔執権〕

     犬飼現八(いぬかいげんぱち)〔無実の罪人・許されて芳流閣で信乃と戦う・信の玉の八犬士〕

03 - [八犬士2‐犬田小文吾・犬坂毛野・犬村角太郎・犬江親兵衛]

【犬田小文吾】

  古那屋文五兵衛(こなやぶんごべえ)〔下総国行徳の旅籠屋主人・故郷は安房国那古〕──┐
                                           │
  ┌────────────────────────────────────────┘
  │
  └──犬田小文吾(いぬたこぶんご)〔悌の玉の八犬士〕


    ┌──もがりの犬田〔小文吾に殺された悪党〕
   ─┤
    └──須沙(すさ)〔小文吾を怨む〕


【犬阪毛野】

  千葉之介自胤(ちばのすけよりたね)〔千葉家の殿様〕

     馬加大記(まくわりだいき)〔千葉家家老・石浜城主〕

       畑上語路五郎(はたがみごろごろう)〔眼代・小文吾を捕らえる〕

       占部季六(うらべすえろく)〔小文吾を殺そうとして旦開野に殺される〕

       楓(かえで)〔小文吾の食事の世話をする腰元〕

       品七(しなひち)〔小文吾に馬加の秘密を教える〕

     粟飯原胤度(あいはらたねのり)〔無実の罪で切腹させられた千葉家の家老〕──┐(←原作では、襲撃されて死亡)
                                          │
     ┌────────────────────────────────────┘
     │
     └──犬阪毛野(いぬざかけの)〔智の玉の八犬士〕
        偽名=旦開野(あさけの)〔馬加大記への復讐時の女装名〕
        偽名=相模小僧〔小栗判官を救う前の乞食の名〕
        偽名=放下屋物四郎〔黒幕扇谷定正を狙う名〕


【犬村角太郎】

          ひな衣(ひなきぬ)(←原作では、雛衣)
           ┃
  正香(まさか)  ┃許嫁
   ┃       ┃
   ┠────犬村角太郎(いぬむらかくたろう)〔礼の玉の八犬士〕(←原作では、大角と改名)
   ┃
  赤岩一角(あかいわいっかく)
   ┃
  窓井(まどい)
   ┃
   ┠────牙二郎(がじろう)
   ┃
  にせ赤岩一角〔実は庚申山の化猫〕
   ┃
  舟虫(ふなむし)


     頓海坊(とんかいぼう)〔実は庚申山の九尾の狐〕

     籠山逸東太(こみやまいっとうた)〔扇谷定正の使者〕(←原作では、このエピソード時は長尾家の臣)


【犬江親兵衛】(「南総里見八犬伝」とは根本的に系図が違う)

  犬江屋梅吉(いぬえやうめきち)〔下総国結城の筏職人・誤って侍を殺して逃避行に出る〕
  → 梅吉海上人(ばいきっかいしょうにん)
   ┃
   ┠───────┌──犬江親兵衛(いぬえしんべえ)〔仁の玉の八犬士〕
   ┃       │
  お縫(おぬい)  │
           │
  沼藺(ぬい)‐‐‐┘

↓以降、エピソード順に配列。見出しは舞台となる地名。そのエピソードに関わる犬士の名も記載。


04 - [鎌倉1・甲斐国・越後国1・相模国・紀伊国1]

【鎌倉1】−−犬塚信乃・犬山道節(「南総里見八犬伝」にはない話)

  獅子舞いの雪(ししまいのゆき)〔母の墓を建てる金のために信乃を管領に密告〕


【甲斐国】−−犬飼現八・犬山道節・犬塚信乃(「新八犬伝」では犬飼現八が甲斐物語の主役だが「南総里見八犬伝」では犬塚信乃)

  武田民部大輔信昌(たけだみんぶたゆうのぶまさ)〔甲斐国主〕
  偽名=甘利兵衛尭元(あまりひょうえたかもと)〔眼代・実は武田信昌〕

     泡雪奈四郎(あわゆきなしろう)〔武田家臣・木工作を殺す〕
       :
       :媼内(おばない)〔奈四郎の手下〕

     甘利志羅内(あまりしらない)〔新眼代・実は犬山道節〕
       :
       :□〔家来・実は犬塚信乃〕

     夏引(なびき)〔後妻〕
      ┃
     四六城木工作(よろぎむくさく)〔猿石村村長〕
      ┃
      ┠────栞(しおり)〔現八に恋する乙女〕
      ┃
      ○


【越後国1】−−犬田小文吾・犬川額藏

  石亀屋次団太(いしかめやじだんだ)〔小文吾が世話になる旅籠主〕────小窓(こまど)〔末娘・山賊にさらわれる〕

  須本太郎(すぽたろう)〔須本太の牛主〕

     虫亀村の須本太(すもった)〔牛〕
     ↑TVでは「すっぽんた」だったとの、堀川様からの情報あり。

     逃入村の角連次(かくれんじ)〔牛〕

  童子〓子酒顛二(どうじこうじしゅてんじ)〔山賊の親分〕
   (〓は竹冠に鬲・原作の字と少し違う)

     蛭丸(ひるまる)〔一の子分〕

     舟虫(ふなむし)〔小文吾を殺そうとする〕

  箙大刀自(えびらのおおとじ)〔越後の女君主〕←鶴田正寿様からの情報で追加。

     稲戸津衛由充(いなのとつもりよしみつ)〔箙大刀自の家老〕←鶴田正寿様からの情報で追加。


【相模国】−−犬阪毛野(「南総里見八犬伝」にはない話)

  小栗判官孫五郎(おぐりはんがんまごごろう)〔粟飯原胤度の友・元常陸小栗城主〕
      ┃
     照手姫(てるてひめ)

     相模小僧(さがみこぞう)〔小栗判官を助ける男・実は毛野〕


【紀伊国1】−−犬塚信乃・犬山道節(「南総里見八犬伝」にはない話)

  漏右衛門(もりえもん)〔熊野の海賊首領・後に琉球海軍、管領海軍に〕(←原作では、同名だが、越後国の牛力士)

     蛾多丸(がたまる)〔海賊〕

     リョンピン〔蛾多丸に買われた明人〕

  東六左衛門(とうのろくざえもん)〔鯨とりの親方〕

  白打(やわら)〔太地の旅籠屋の女将〕

05 - [紀伊国2・鎌倉2・遠江国]

【紀伊国2】−−犬川額蔵・犬田小文吾・犬山道節(「南総里見八犬伝」にはない話)

  犬玉梓之介(いぬたまあずさのすけ)〔実はウワバミ〕

  賀雲坊訣海(がうんぼうけっかい)〔根来寺の僧兵のリーダー〕

  三宝平(さぼへい)〔村の顔役〕(←原作では、竈門三宝平、扇谷定正の臣)

  尺八郎(しゃくはちろう)〔戦死した小文吾そっくりの男〕(←原作では、十条尺八郎、音音の息子)
   ┃
  小杖(こずえ)

  鈴木主水之介(すずきもんどのすけ)〔藤白宿の代官〕


【鎌倉2】−−犬阪毛野(「南総里見八犬伝」の京の管領と犬江親兵衛の話を改変)

  扇谷定正(おうぎがやつさだまさ)〔管領〕
   ┃
   ┠────陽姫(ようひめ)〔毛野に惚れてしまう〕
   ┃
  蟹目上(かにめのうえ)〔奥方〕


     放下屋物四郎(ほうかやものしろう)〔実は毛野〕


     紀内鬼平(きないおにへい)[三町つぶての鬼平]〔管領家の居候〕(←原作では、紀内鬼平五、京都管領の近習)

     無敵斎経緯(むてきさいたてぬき)〔組打ち捕り物の達人〕

     鞍馬海伝真賢(くらまかいでんさぬかた)〔鞍馬八流免許皆伝・剣術指南〕

     澄月香車介直道(すずきこうしゃのすけなおみち)〔槍の日本一〕

     秋篠将曹広当(あきしのしょうそうひろまさ)〔弓の達人〕


     巨勢金岡(こせのかなおか)〔虎の絵の作者・平安時代の人〕


     徳用(とくよう)〔破戒坊主・陽姫をさらい虎に殺される〕(←原作では、さらったのは細河政元の養女、雪吹姫)


【遠江国】−−犬山道節・犬阪毛野(「南総里見八犬伝」にはない話)

  暴風左衛門舵九郎(あかしまざえもんかじくろう)〔高天神城主〕(←原作では、暴風の舵九郎、市川の悪党)

  舟虫(ふなむし)〔悪女・人さらい〕

    あぶら虫〔妹分〕

    ぞうり虫〔妹分〕

  丁六(ちょうろく)〔人さらい〕(←原作では、同名だが、上野国の樵)

  野火(のび)〔人さらい〕

  溌当郎(ばちあたろう)〔人買い〕

06 - [琉球国・鬼界ヶ島]

【琉球国】−−明国帰りの犬塚信乃が流される。(「南総里見八犬伝」にはない話)

       □
       ┃
       ┠──真加戸樽金王子(まかとたるかねおうじ)
       ┃  → 尚真王(しょうしんおう)
       ┃             :
  ┌──尚円王(しょうえんおう)    :毛国禎(もうこくてい)〔忠臣〕
  │    ┃              
 ─┤    ┃              運玉ノ義留(うんたまのぎる)〔義に名高い盗賊・後に本州へ〕
  │    ┃
┌─│──中婦君(ちゅうふきみ)
│ │    ┃
│ └──尚権威〔樽金王子から王位を纂奪〕
│        :
│        :朦雲(もううん)〔摂政・実は〓(ミヅチ)の化身〕
│                      (〓は虫篇+礼─示篇)
│
│           ワザワイ〔朦雲が呼び寄せた怪物〕(性別不詳)
│
│           漏右衛門(もりえもん)〔朦雲配下の海賊〕(←原作では、同名だが、越後国の牛力士)
│
└──────────────┐
               │
     阿公(くまきみ)──┘

          白妙(しらたい)〔中婦君の供〕

          真鶴(まなづる)〔朦雲に食われそうになった侍女〕

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃【この話の元になった曲亭馬琴作「椿説弓張月」の系図】
┃
┃               朦雲(もううん)〔旧〓山の〓塚に一万八千年埋められていた妖術者〕
┃                        (〓は虫篇+礼─示篇)
┃
┃                   禍獣〔朦雲が出現させた〕
┃
┃   ┌────□──────利勇(りゆう)〔国政を専断〕
┃  ─┤
┃   └───利射──────中婦君(ちゅうふきみ)〔王妃〕
┃                 ┃
┃               尚寧王(しょうねいわう)〔二十五世王・愚昧〕
┃                 ┃
┃        ○〔正室〕    ┠────────────────────┐
┃        ┃        ┃                    │
┃        ┠──────廉婦人(れんふじん)〔第二夫人〕       │
┃        ┃                             │
┃   ┌──司馬順徳                            │
┃   │    ┃                             │
┃  ─┤    ┠──────真鶴(まなづる)〔寧王女に仕える〕      │
┃   │    ┃        ┃                    │
┃   │   章氏      陶松寿〔毛国鼎の弟子・利勇の動静を探る〕   │
┃   │                                  │
┃   │                                  │
┃   └──毛国相──────毛国鼎(もうこくてい)〔忠臣〕        │
┃                 ┃                    │
┃   ┌──────────────────────────────────┘
┃   │             ┃
┃   └──寧王女(ねいわんにょ)┃
┃      → 白縫王女     ┃
┃         ┃       ┃
┃ 白縫…(霊)…↑┃       ┃
┃  ┃      ┃       ┃
┃  ┠───────────────────瞬天丸(すてまる)
┃  ┃      ┃       ┃    → 瞬天王〔琉球中山王〕
┃  ┃      ┃       ┃
┃ 鎮西八郎源為朝〔弓張月の主役〕 ┃
┃     :           ┃           ┌──鶴
┃     :八丁礫紀平治〔従者〕 ┠───────────┤
┃        ┃        ┃           ├──亀
┃        ┠──────新垣(にいがき)      │
┃        ┃                    └──□
┃   ┌──阿公(くまぎみ)〔巫女〕
┃  ─┤
┃   └──□────────査国吉〔忠臣〕
┃
┃
┃ (参考資料:集英社「図説・日本の古典19」記載の琉球略系図、岩波文庫版「椿説弓張月」) 
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


【鬼界ヶ島】−−犬塚信乃と運玉ノ義留(「南総里見八犬伝」にはない話)

     小笠兵衛(おがさべえ)〔元遠州のタコ名人・島流しに会い、後に島抜け〕

07 - [信濃国・近江国・京]

【信濃国】−−犬阪毛野・犬田小文吾・犬塚信乃・犬山道節(「南総里見八犬伝」にはない話)

  下河辺太郎為清(しもこうべたろうためきよ)〔諏訪高島城家老・昔、犬山道策に仕えていた〕──┐(←原作では、同名だが、結城合戦の勇将)
                                               │
  ┌────────────────────────────────────────────┘
  │
  └──麻苗(あさなえ)(←原作では、同名だが、四六城木工作の先妻)

  ↑為清に「下河辺二郎二郎為〓」(〓は不明)という弟がいたとの、鶴田正寿様からの情報あり。詳細は不明。

  谷山富十郎高遠(やつやまとみじゅうろうたかとお)〔下諏訪の眼代〕

  赤星藪平(あかぼしやぶへい)〔高島城の蔵番・麻苗をさらう〕


  衣笠源兵衛(きぬがさげんべえ)〔鎌倉の舟大工の棟梁〕

     新兵衛(あたらしべえ)〔潜水艦の発明者・源兵衛を殺して諏訪に逃げる〕

     鮒蔵(ふなぞう)〔舟大工〕──────────────鮒市(ふないち)
     偽名=花野上風(はなのかみかぜ)〔膏薬売り〕     偽名=下露(したつゆ)
     (↑原作では、百堀鮒三で偽名は萩野下露、石亀屋次団太の子分。原作での荻野上風は、石亀屋次団太の偽名)


  向水五十三太(むこうみずいさんた)〔ごろつき〕(←原作では、同名だが、両国の侠豪)

  素手吉(すてきち)〔諏訪の若い衆・相撲の一番手〕(←原作では、枝独鈷素手吉、両国の侠豪)

  権兵衛(ごんべえ)〔スリ・犬崎新の名を騙る〕
  ↑TVでは「土左衛門」だったとの、堀川様からの情報あり。

  根生(ねおい)〔犬崎新から玉を買った〕


【近江国】−−犬村角太郎・犬川額蔵(「南総里見八犬伝」にはない話)

  永山左近尚綱(ながやまさこんひさつな)〔観音寺城に仕える武士・石見太郎坊に殺される〕────源五郎(げんごろう)〔父の仇を狙う〕 

  石見太郎坊(いわみたろうぼう)〔盗賊・実はムカデ〕

     海道二(かいどうじ)〔太郎坊の手下〕

     夜叉五郎(やしゃごろう)〔太郎坊の手下〕


  海辺六助(うみべろくすけ)〔漁師の顔役〕

  小月和平(おづきわへい)〔名字帯刀を許された魚獲り〕────玉琴(たまごと)〔ナマズの恨みでヒゲが生えた娘〕

     狂平(きょうへい)〔和平の番頭〕

  かみなり
   ┃
  雲の絶間姫(くものたえまのひめ)←TV字幕では「雲絶間姫」だったとの鶴田正寿様からの情報あり。


【京】−−犬塚信乃(「南総里見八犬伝」にはない話)

  ┌──鞠小路千里麻呂(まりのこうじちりまろ)〔里見義実と知り合いの公家・飢死〕
  │     :
 ─┤     :更抜(さぬき)〔千里麻呂に仕えた老女〕
  │
  └──鞠小路百麻呂(ももまろ)

     舟虫〔百麻呂の背後で里見家からの献上金を狙う〕


  沙羅(さら)〔盗賊の女頭領・浜路そっくり〕

  玄々斎(げんげんさい)〔ヘキレキ車を造った大和の大工〕

08 - [丹後国・出雲国・伯耆国・出羽国・越後国2]

【丹後国】−−犬飼現八(「南総里見八犬伝」にはない話)

  一色左京太夫義直(いっしきさきょうだゆうよしなお)〔石川城の殿様〕

     柏原清左衛門(かしわばらせいざえもん)〔武術指南役・実は狼烟山の山賊の頭領〕

  梓(あずさ)〔実は橋立小女郎(はしだてこじょろう =天の橋立の狐)〕

  犬崎  新(いぬざきあらた)〔外国人の骨を磨いて玉として売り、祟りで死ぬ〕

  太於枚道士の幽霊(たおまいどうし)〔明国の仙人・骨の主〕


【出雲国】−−犬山道節・犬飼現八(「南総里見八犬伝」にはない話)

  鰐崎悪四郎猛虎(わにさきあくしろうたけとら)〔老杉城城主・犬山道節の父を殺した〕(←原作では、同名だが、扇谷定正の臣)
   ┃
  多兼(たかね)


  丹波太郎孝晶(たんばのたろうたかあきら)〔鰐崎に誤殺された浪人〕────お勝(おかつ)
                                      偽名=勝五郎(かつごろう)〔男装時の偽名〕 

  吐血面坊胡麻須利(とちめんぼうごますり)〔坊さん〕

  大辺羅坊昆畜(おおべらぼうこんちき)〔坊さん〕

  錦秋斎連地(きんしゅうさいれんち)〔修験者・寂莫道人肩柳のかつての仲間〕


【伯耆国】−−犬山道節・犬飼現八(「南総里見八犬伝」にはない話)

  物右衛門(ものえもん)〔米子の庄屋〕

  沼藺(ぬい)〔老婆・鷲が運んできた親兵衛を育てた〕(←原作では、親兵衛実母の名)


【出羽国】−−犬塚信乃・犬村角太郎・犬江親兵衛(「南総里見八犬伝」にはない話)

  喜多猫太夫(きたねこだゆう)〔近在をとりしきる役人・十六夜を妾に求めた〕

  鵙平(もずへい)〔百姓〕────十六夜(いざよい)〔親兵衛に助けられ、親兵衛を慕う〕
  (↑原作では、同名だが、下野国の茶店の主)

  門田造酒之烝(もんでんみきのじょう)〔眼代〕


  熊笹(くまざさ)〔人買いの女〕

  太平(たへい)〔人買いに買われた子・親兵衛に助けられる〕

  もより〔人買いに買われた子・親兵衛に助けられる〕

  おちせ〔五年前に熊笹に売られた娘〕


【越後国2】−−犬江親兵衛・犬塚信乃・犬村角太郎(「南総里見八犬伝」にはない話)

  長尾景春(ながおかげはる)〔越後の領主〕

     沼垂加地恵(ぬったりかじえい)〔春王,安王の首を切った越後の武士〕

  苧(からむし)〔沼垂の浜の漁師の娘〕

09 - [鎌倉3・管領戦]

【鎌倉3】−−七犬士(「南総里見八犬伝」にはない話)

  島高百中(しまだかひゃくちゅう)〔八卦見〕(←原作では赤嵒百中)

  ┌──山林房八(やまばやしふさはち)〔春王・安王の首を奪還して葬った結城の残党・後に花摘寺の墓守,犬江屋梅吉夫婦を助ける〕(←原作では、同名だが、犬江親兵衛の父)
 ─┤
  └──更抜(さぬき)


【管領戦】

  扇谷定正(おうぎがやつさだまさ)〔関東管領〕──┐
                          │
  ┌───────────────────────┘
  │
  └──扇谷式部少輔朝寧(おうぎがやつしきぶしょうゆうともやす)〔水軍の総大将・戦死〕

     漏右衛門(もりえもん)〔水軍の副将〕(←原作では、同名だが、越後国の牛力士)


     太田薪六郎助友(おおたしんろくろうすけとも)〔扇谷方の知恵袋・併馬三連車を考える〕(←原作では、三連車は山内顕定軍のもの)

     河鯉権佐守如(かわごいごんのすけもりゆき)〔筆頭家老・定正の影武者として小笠兵衛に討たれる〕──┐(←原作では、自害)
                                                     │
     ┌───────────────────────────────────────────────┘
     │
     └──河鯉孝嗣(かわごいたかつぐ)〔国府台先鋒の大将・生け捕りになり切腹〕(←原作では、改名して里見に味方している)


     衣笠山の風外道人(ふうがいどうじん)〔水軍の為に風をおこすが…。実は役の行者〕(←原作では、同名だが、実は丶大法師)


  北条早雲(ほうじょうそううん)────北条氏綱(ほうじょううじつな)〔重戸に一目惚れ〕

     氷垣残三(ひがきざんぞう)〔伊豆韮山の親方〕────重戸(おもと)〔犬山道節を慕う娘〕
     (↑原作では、同名だが、武蔵穂北の郷士)      (↑原作では、同名同系図だが、落鮎余之七の妻)

© 白龍亭